梅雨空にコクラン咲く 【2022/6月】
ネットで検索していたらコクランが各地で咲いていましたので、花友さんの地元の里山のコクランも咲いたのか問い合わせたら咲いているらしいと返信がありました。
それでは愛でに行こうかと思っていたら花友さんが現地に行き確認し見頃だと連絡をくれました。更に同行していただけるとのことで2か所の自生地でコクランを愛でてきました。
1か所目の自生地のコクランは株は小さめでしたが、花は多く付けていました。2か所目の自生地には花友さんは下見に行っていませんでしたが、ここの株は大きかったですが、花はまだ少なく、これからが見頃になる感じでした。
梅雨の頃に咲くコクランはラン科の中では比較的多く見ることができます。和名は黒蘭ですが、花は黒色ではなくあずき色に近い色のようです。昨年見つけたコクランの自生地は大株ばかりでした。いよいよ来週その自生地を訪れてコクラの観察をしようと思っています。
コクラン








ピンク色の矢印のところが唇弁で中央が凹んで反り返っています。

黄色の矢印が側萼片、白色の矢印が側花弁、赤色の矢印が背萼片です。

黄色の矢印が蕊柱です。

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それでは愛でに行こうかと思っていたら花友さんが現地に行き確認し見頃だと連絡をくれました。更に同行していただけるとのことで2か所の自生地でコクランを愛でてきました。
1か所目の自生地のコクランは株は小さめでしたが、花は多く付けていました。2か所目の自生地には花友さんは下見に行っていませんでしたが、ここの株は大きかったですが、花はまだ少なく、これからが見頃になる感じでした。
梅雨の頃に咲くコクランはラン科の中では比較的多く見ることができます。和名は黒蘭ですが、花は黒色ではなくあずき色に近い色のようです。昨年見つけたコクランの自生地は大株ばかりでした。いよいよ来週その自生地を訪れてコクラの観察をしようと思っています。
コクラン








ピンク色の矢印のところが唇弁で中央が凹んで反り返っています。

黄色の矢印が側萼片、白色の矢印が側花弁、赤色の矢印が背萼片です。

黄色の矢印が蕊柱です。

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信州高原花散策 【2022/6月】
コケイランが咲く頃と思い信州の高原に出かけてきました。コケイランはこれまでにも岩手山や雄国沼などで愛でていますが信州の高原で見ることができれば久々の対面となります。そして自生地に着いてコケイラン探しをしましたが中々見つかりませんでしたが、一株見つけたら目が慣れたのか次から次へと花が咲いたコケイランに出会いました。もう大満足となりました。
そして高原を転々と移動して色々な花と会うことができました。そんなときにラン科の植物がありました。最初はノビネチドリかテガタチドリかなと思いましたが、よく見ると花も葉も違うようだし、写真を撮って帰ってから調べることにしました。しかし調べても分かりませんでした。
高原の色々な花にはレンゲツツジ、ヤマオダマキ、クリンソウ、ミヤマカラマツ、スダヤクシュなどを愛でることができました。久々の遠出の花散策を満喫してきました。
コケイラン
白い唇弁に紅紫色の斑点があります。

こちらの株の唇弁には斑点がありません。斑点のない株のほうが多い感じでした。

別名がササエビネというそうです。


花は下から咲いていきます。


同定出来なかったラン科植物
葉は5枚ついています。3枚は大きな葉で上の2枚が小さい葉です。


唇弁は2裂しているように見えます。距は前方に垂れ下がっています。

サルメンエビネ 盛期は過ぎていました。


レンゲツツジ

クリンソウ

ヤマオダマキ

スダヤクシュ

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そして高原を転々と移動して色々な花と会うことができました。そんなときにラン科の植物がありました。最初はノビネチドリかテガタチドリかなと思いましたが、よく見ると花も葉も違うようだし、写真を撮って帰ってから調べることにしました。しかし調べても分かりませんでした。
高原の色々な花にはレンゲツツジ、ヤマオダマキ、クリンソウ、ミヤマカラマツ、スダヤクシュなどを愛でることができました。久々の遠出の花散策を満喫してきました。
コケイラン
白い唇弁に紅紫色の斑点があります。

こちらの株の唇弁には斑点がありません。斑点のない株のほうが多い感じでした。

別名がササエビネというそうです。


花は下から咲いていきます。


同定出来なかったラン科植物
葉は5枚ついています。3枚は大きな葉で上の2枚が小さい葉です。


唇弁は2裂しているように見えます。距は前方に垂れ下がっています。

サルメンエビネ 盛期は過ぎていました。


レンゲツツジ

クリンソウ

ヤマオダマキ

スダヤクシュ

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五月晴れにカキラン&紫色に近いムヨウランの観察 【2022/6月】
五月晴れとは本来は梅雨の晴れ間を指すと天気予報で言っていました。梅雨に入ってから最高の晴れとなりましたのでラン活のはしごとなりました。
例年行事になっているカキランの観察に里山に行ってきました。昨年より数日遅く行きましたが綺麗に咲いていました。まだこれからが見頃になりそうです。カキランの花は個人的には今までに愛でたラン科の中で三本指に入るくらい美しいと思っています。
この自生地に行くときはぐちゃぐちゃのところがあるので毎年ゴム長靴をザックに入れて行って民家の前で履き替えていました。里山に行くのに大きなザックは恰好悪いと思っていました。何とワークマンに折り畳みの長靴が売られていることを知り先日買ってきました。今回はこの折り畳み長靴をザックに入れて普通の大きさのザックで行けました。
ラン活のはしごのあと1つは紫色に近いムヨウランでした。11日の夜に花仲間の方からメールで紫色に近いムヨウランの写真が送られてきました。この方は昨年、高尾山で咲いたムラサキムヨウランも観察していますので、そのムラサキムヨウランとは違い普通のムヨウランとの中間みたいな色味だが紫寄りとの説明がメールに書いてありました。
写真を見ると紫色というよりあずき色に近いようなムヨウランでした。そして一番の関心はどこに咲いていたのかでした。地図を書いてもらい送信していただき五月晴れの日に行きました。
残念ながら花は盛期を過ぎていて半閉じの状態でした。12日なら開いた花が見られたのかな・・・別の趣味の行事があってこられなかった残念。でも五月晴れのラン活は喜び半分でしたが充実した1日となりました。
カキラン 花は下から咲いていきます。蕾もまだ幾つも付いているので当分観察できます。



ここから3枚の写真のカキランは陽の当らない場所にありました。陽が当たらない所のほうが花の色が濃いです。



陽当たりのいい場所のカキラン 綺麗な色の花です。

花の中も幾つもの色があります。

紫色に近いムヨウラン
この写真は花仲間の方が11日に撮ったものです。使用許可をいただき掲載してます。紫色というよりあずき色をしています。

《参考》 ムラサキムヨウラン 昨年 高尾山で撮影 上の紫色に近いムヨウランとは違います。

13日は残念ながら盛期を過ぎて半閉じでした。

横から唇弁が見えます。


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例年行事になっているカキランの観察に里山に行ってきました。昨年より数日遅く行きましたが綺麗に咲いていました。まだこれからが見頃になりそうです。カキランの花は個人的には今までに愛でたラン科の中で三本指に入るくらい美しいと思っています。
この自生地に行くときはぐちゃぐちゃのところがあるので毎年ゴム長靴をザックに入れて行って民家の前で履き替えていました。里山に行くのに大きなザックは恰好悪いと思っていました。何とワークマンに折り畳みの長靴が売られていることを知り先日買ってきました。今回はこの折り畳み長靴をザックに入れて普通の大きさのザックで行けました。
ラン活のはしごのあと1つは紫色に近いムヨウランでした。11日の夜に花仲間の方からメールで紫色に近いムヨウランの写真が送られてきました。この方は昨年、高尾山で咲いたムラサキムヨウランも観察していますので、そのムラサキムヨウランとは違い普通のムヨウランとの中間みたいな色味だが紫寄りとの説明がメールに書いてありました。
写真を見ると紫色というよりあずき色に近いようなムヨウランでした。そして一番の関心はどこに咲いていたのかでした。地図を書いてもらい送信していただき五月晴れの日に行きました。
残念ながら花は盛期を過ぎていて半閉じの状態でした。12日なら開いた花が見られたのかな・・・別の趣味の行事があってこられなかった残念。でも五月晴れのラン活は喜び半分でしたが充実した1日となりました。
カキラン 花は下から咲いていきます。蕾もまだ幾つも付いているので当分観察できます。



ここから3枚の写真のカキランは陽の当らない場所にありました。陽が当たらない所のほうが花の色が濃いです。



陽当たりのいい場所のカキラン 綺麗な色の花です。

花の中も幾つもの色があります。

紫色に近いムヨウラン
この写真は花仲間の方が11日に撮ったものです。使用許可をいただき掲載してます。紫色というよりあずき色をしています。

《参考》 ムラサキムヨウラン 昨年 高尾山で撮影 上の紫色に近いムヨウランとは違います。

13日は残念ながら盛期を過ぎて半閉じでした。

横から唇弁が見えます。


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今度はアオテンマ そして次はヒメザゼンソウ 【2022/6月】
8日の夜に花友さんからメールが届きました。アオテンマが出たと。そして場所はなんと先日オニノヤガラを観察に行った東京西部の公園でした。
「本当?と」返信したら本当でした。オニノヤガラを観察に行ったときに案内していただいたボランティアの方にアオテンマについても色々お聞きしたのですが、今回のオアテンマ出現のことは知らなかったようです。
情報を頂いたら早急に行くのが私の信条ですので天気も曇り空で午後から晴れる予報でしたので9日に出かけてきました。樹木の下にアオテンマはありました。しかし曇り空のうえ樹木の下で暗い所でしたので観察するにも写真を撮るにもいい条件ではありませんでした。
アオテンマは7年前に富士山麓で愛でていましたので久々のご対面でした。オニノヤガラでもアオテンマと同じ緑色の花を付けるものがあります。よく勘違いしてアオテンマだと思う方もいますが、アオテンマは茎まで緑色をしています。
写真を撮っていたら次から次へと人が来ました。どこからかでアオテンマの情報を得て来たようです。スマホで撮っている方も多く撮ったのを覗かせていただいたら一眼カメラで撮ったよりもスマホの方が綺麗に撮れていました。
オニノヤガラは終わりになっていましたが、先日蕾だった株は咲いているだろうと山道を登って見に行きましたら綺麗に咲いていました。その後は場所を移動して咲き始めた頃と思われるヒメザゼンソウの自生地に行きました。
ヒメザゼンソウは何年か前に埼玉県の狭山丘陵にある緑の森博物館の近くで愛でています。ザゼンソウに比べるとヒメザゼンソウは本当に小さな花でした。東京には自生地は2か所あるそうですが、今回は昔か知られているヒメザゼンソウの自生地を訪れました。
自生地は私有地にあります。ところがどこにヒメザゼンソウがあるのか分からずにうろうろと歩き回っているときに私有地の方が車で帰宅しましたのでお聞きしました。親切に案内していただき観察できました。狭山丘陵で愛でたより小さく感じました。観察した後にはNHKで放映されたときの写真などを見せていただきました。前日は留守にしていたとのことでしたので今回運よく私有地の方と会えて助かりました。
アオテンマ
ラン科オニノヤガラ属のオニノヤガラの品種だそうです。花の形や大きさもオニノヤガラと変わりません。樹木の下に2株出ていました。

位置を換えて撮りました。暗かったのでストロボを使用しました。


近づいて撮って見ました。ストロボを使用しないほうが自然の色に見えます。

アオテンマは茎まで緑色です。


《参考》 オニノヤガラでも緑色の花を付けるものがあります。茎は緑色ではないのでアオテンマではなくオニノヤガラです。

オニノヤガラ 4日に訪れたときは蕾の株でしたが、今回は咲いていました。




ヒメザゼンソウ
春に葉が出て、その葉が枯れると花が咲くそうです。外側の茶色の部分は苞で仏炎苞と呼ばれています。仏炎苞の中に同じ色した楕円形にぶつぶつしたものが付いてます。このぶつぶつしたものが花で、肉穂状花序と呼ばれています。

大きさは3センチ前後で小さいです。

草むらの中に生えています。ヒメザゼンソウの枯れた葉の根元に出ていました。


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情報を頂いたら早急に行くのが私の信条ですので天気も曇り空で午後から晴れる予報でしたので9日に出かけてきました。樹木の下にアオテンマはありました。しかし曇り空のうえ樹木の下で暗い所でしたので観察するにも写真を撮るにもいい条件ではありませんでした。
アオテンマは7年前に富士山麓で愛でていましたので久々のご対面でした。オニノヤガラでもアオテンマと同じ緑色の花を付けるものがあります。よく勘違いしてアオテンマだと思う方もいますが、アオテンマは茎まで緑色をしています。
写真を撮っていたら次から次へと人が来ました。どこからかでアオテンマの情報を得て来たようです。スマホで撮っている方も多く撮ったのを覗かせていただいたら一眼カメラで撮ったよりもスマホの方が綺麗に撮れていました。
オニノヤガラは終わりになっていましたが、先日蕾だった株は咲いているだろうと山道を登って見に行きましたら綺麗に咲いていました。その後は場所を移動して咲き始めた頃と思われるヒメザゼンソウの自生地に行きました。
ヒメザゼンソウは何年か前に埼玉県の狭山丘陵にある緑の森博物館の近くで愛でています。ザゼンソウに比べるとヒメザゼンソウは本当に小さな花でした。東京には自生地は2か所あるそうですが、今回は昔か知られているヒメザゼンソウの自生地を訪れました。
自生地は私有地にあります。ところがどこにヒメザゼンソウがあるのか分からずにうろうろと歩き回っているときに私有地の方が車で帰宅しましたのでお聞きしました。親切に案内していただき観察できました。狭山丘陵で愛でたより小さく感じました。観察した後にはNHKで放映されたときの写真などを見せていただきました。前日は留守にしていたとのことでしたので今回運よく私有地の方と会えて助かりました。
アオテンマ
ラン科オニノヤガラ属のオニノヤガラの品種だそうです。花の形や大きさもオニノヤガラと変わりません。樹木の下に2株出ていました。

位置を換えて撮りました。暗かったのでストロボを使用しました。


近づいて撮って見ました。ストロボを使用しないほうが自然の色に見えます。

アオテンマは茎まで緑色です。


《参考》 オニノヤガラでも緑色の花を付けるものがあります。茎は緑色ではないのでアオテンマではなくオニノヤガラです。

オニノヤガラ 4日に訪れたときは蕾の株でしたが、今回は咲いていました。




ヒメザゼンソウ
春に葉が出て、その葉が枯れると花が咲くそうです。外側の茶色の部分は苞で仏炎苞と呼ばれています。仏炎苞の中に同じ色した楕円形にぶつぶつしたものが付いてます。このぶつぶつしたものが花で、肉穂状花序と呼ばれています。

大きさは3センチ前後で小さいです。

草むらの中に生えています。ヒメザゼンソウの枯れた葉の根元に出ていました。


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久々にオニノヤガラとご対面 【2022/6月】
今回もラン活です。ラン科の植物も多くありますので綺麗な花を咲かせるものから地味な花を咲かせるものまで色々です。今回は地味な花のオニノヤガラの観察でした。
ネットで検索していたら東京西部の公園にオニノヤガラが出たと掲載されていましたので出かけてきました。この公園にはオニノヤガラがよく出現するようで、7年前と2年前にも訪れています。2年前の時は訪れるのが遅すぎて花は終っていました。
今回も訪れるのがやや遅いかなと思いましたが、まだ蕾の株、咲き終わった株、まあなんとか咲いている株とがありましたので久々にオニノヤガラとご対面となり観察も楽しめました。
今回、公園を訪れて管理事務所でオニノヤガラの自生場所をお聞きしました。今年は数か所に分散して出ていることでした。地図に印を付けて歩き出しましたが、事務所に一番近い所から探してみましたが見つかりませんでした。たまたま腕章を着けた女性が登って来たのでオニノヤガラのことをお聞きしたら全然違う道を歩いていました。
なんとその女性の方が分散しているオニノヤガラの自生地を案内してくれるという有難いこととなりました。この女性の方はこの公園で保護活動をしているポランティア団体どんぐり会の方でした。オニノヤガラのほかにイチヤクソウやクチナシグサも案内していただきました。
またアオテンマが以前出た場所がここですと教えてくれました。草刈りや積もった枯草を除去したらイチヤクソウやワダソウが増えたこと、ツクバトリカブトの花芽を食べる虫を除去したら昨年から花が咲いたとの話などもお聞きしました。ボランティア団体の保護活動によって公園を訪れる人々を楽しませてくれることに感謝、感謝でした。
オニノヤガラ
ラン科のオニノヤガラ属で、光合成を行わず、共生する菌から炭素を得る菌従属栄養植物です。菌根菌は種子発芽のころはクヌギタケ属などで成長とともにナラタケ属に変わる特異な性質があるそうです。花色は変異があり褐色や緑色など様々あるようです。
ここには4株ありました。

一番大きな株に寄ってみました。花が咲いています。

別の場所には3株ありました。1つは花茎が曲がっていました。

ここは2年前に大量のオニノヤガラが出た近くのところでした。

上の写真の小さいほうのオニノヤガラを寄せて撮ってみました。

《参考》 2020,年 6月20日 遅すぎたので花は終っていました。

今年のオニノヤガラです。上から4枚目の写真の木の右側に出ていたものです。

上の写真の右側のオニノヤガラです。

この株は登山道のすぐ脇にありましたが、まだ蕾でした。

この株は咲き終わっていました。

《参考》 2015年6月6日 この時は花も見頃でした。

ウメガサソウ


イチヤクソウ


クチナシグサ 半寄生の植物だそうで初見の花でした。都道府県によっては絶滅危惧種に指定されているそうです。

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今回も訪れるのがやや遅いかなと思いましたが、まだ蕾の株、咲き終わった株、まあなんとか咲いている株とがありましたので久々にオニノヤガラとご対面となり観察も楽しめました。
今回、公園を訪れて管理事務所でオニノヤガラの自生場所をお聞きしました。今年は数か所に分散して出ていることでした。地図に印を付けて歩き出しましたが、事務所に一番近い所から探してみましたが見つかりませんでした。たまたま腕章を着けた女性が登って来たのでオニノヤガラのことをお聞きしたら全然違う道を歩いていました。
なんとその女性の方が分散しているオニノヤガラの自生地を案内してくれるという有難いこととなりました。この女性の方はこの公園で保護活動をしているポランティア団体どんぐり会の方でした。オニノヤガラのほかにイチヤクソウやクチナシグサも案内していただきました。
またアオテンマが以前出た場所がここですと教えてくれました。草刈りや積もった枯草を除去したらイチヤクソウやワダソウが増えたこと、ツクバトリカブトの花芽を食べる虫を除去したら昨年から花が咲いたとの話などもお聞きしました。ボランティア団体の保護活動によって公園を訪れる人々を楽しませてくれることに感謝、感謝でした。
オニノヤガラ
ラン科のオニノヤガラ属で、光合成を行わず、共生する菌から炭素を得る菌従属栄養植物です。菌根菌は種子発芽のころはクヌギタケ属などで成長とともにナラタケ属に変わる特異な性質があるそうです。花色は変異があり褐色や緑色など様々あるようです。
ここには4株ありました。

一番大きな株に寄ってみました。花が咲いています。

別の場所には3株ありました。1つは花茎が曲がっていました。

ここは2年前に大量のオニノヤガラが出た近くのところでした。

上の写真の小さいほうのオニノヤガラを寄せて撮ってみました。

《参考》 2020,年 6月20日 遅すぎたので花は終っていました。

今年のオニノヤガラです。上から4枚目の写真の木の右側に出ていたものです。

上の写真の右側のオニノヤガラです。

この株は登山道のすぐ脇にありましたが、まだ蕾でした。

この株は咲き終わっていました。

《参考》 2015年6月6日 この時は花も見頃でした。

ウメガサソウ


イチヤクソウ


クチナシグサ 半寄生の植物だそうで初見の花でした。都道府県によっては絶滅危惧種に指定されているそうです。

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