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山に咲く花を愛でるために山歩きをし、その花の写真を撮っています。

蒸し風呂のような中でのカゲロウラン観察 【2020/9月】

昨年の9月、花友さんにカゲロウランの自生地を案内する予定でしたが自生地を台風が襲いましたので中止としました。自分が知っているカゲロウランの自生地3ケ所のうち1か所は2月に様子を見に行きました。倒木やそれを切った木が積み上げられたりして様子が変わっていました。その時はカゲロウランの殻がたった一つしか確認できませんでした。そして今回、残り2か所の自生地のうち楽に行ける自生地に行ってきました。

もし台風の影響を受けていなければ花も見頃ではないかと期待して行きました。今回は楽コースなので登山靴ではなくハイキングシューズを履いて行ったら自生地に行く道は草が20センチくらい伸びていて濡れていました。靴は防水がされていなかったので自生地に着く前に靴下までぐちゃぐちゃに濡れてしまいました。そして暑さも厳しく汗が出てきます。

自生地はやや湿った樹林の中で細い登山道沿いの生い茂った草の中にカゲロウランがありました。個体数は以前より増えている感じでした。ところが花は見頃とはなっていませんでした。初めは蕾の株ばかり目につきましたが、目が慣れてくると、ようやく下のほうに1輪か2輪咲いている株がありました。樹林帯の中は蒸し風呂状態で、メガネがすぐに曇ってしまいます。写真を撮るにもモニターがよく見えずピントが合っているかも分からずにシャッターを押しました。下山してから見たらほぼ全部ピンボケ写真でした。

写真はひどかったですが、カゲロウランが無事にあったのがうれしく思いました。来年は花友さんを誘って見頃のころに観察にいけたらいいなと思いました。スズメバチ対策として木酢液も用意していましたが幸いスズメバチには遭いませんでした。やぶ蚊は虫除けスプレーをかけていても何か所も刺されました。


カゲロウラン
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葉は4、5枚つけるようです。表面は濃緑色で光沢があり縁は波打っている。
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2020-09-12 : 未分類 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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昨年はオオミズトンボ 今年はミズトンボ 【2020/8月】

昨年の8月にオオミズトンボを観察しました。その時に来年はミズトンボに会いたいと思いました。そして1年たった今年、ミズトンボと対面してきました。初見の花でした。

オオミズトンボもミズトンボもラン科のミズトンボ属で湿原や湿地に自生しています。オオミズトンボの名はミズトンボに似ていて花がより大きいことから付いたようです。昨年と今年の観察からの印象としては草丈もオオミズトンボの方が大きいと思いました。

オオミズトンボの花色は純白でしたが、ミズトンボは緑白色なのでちょつと地味に見えました。また唇弁はオオミズトンボもミズトンボも3裂して十字架形となっているのが特徴のようです。花をよく見るとミズトンボは十字架の横が万歳をしています。昨年見たオオミズトンボは下に垂れているようです。これは観察した自生地のことであり場所によっては縦横真っ直ぐの十字架形になっているのではないかと思います。


ミズトンボ
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《参考》  オオミズトンボ
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花は縦長で唇弁の十字架形の横が下に垂れている。距の長さは唇弁の倍以上となっている。

ミズトンボ    距の突端は膨らみがある。長さは唇弁とほぼ同じくらい。
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花は横長のような感じ。
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唇弁の十字架形の横は万歳をしているようです。
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2020-08-31 : 未分類 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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ラン科植物の自生地めぐり 【2020/8月】

8月も半ばを過ぎていますが暑い日が続いています。東京より標高の高いところで涼みがてらにランの観察をしたいなと思いましたが5カ所を回るには公共交通では無理なので花友さんにお願いして車でのランめぐりをしてきました。

ランと言っても希少種ではなく、一般的に見られるランです。まず1か所目はトンボソウの群生地です。登山道の両側数百メートルにわたりトンボソウがあります。ちょうど見ごろになったトンボソウとご対面ができました。

2か所目はハクウンランとヤクシマヒメアリドオシランの自生地に行きましたが、なんと一株もありませんでした。周りの樹木が伐採された影響なのか自生地域から周辺まで広げて探索しましたが空振りとなりました。

3か所目はアオフタバランの大群生地に行きました。このアオフタバランの中にタカネフタバランがあるという情報を得ましたので探しました。アオフタバランの葉は地面すれすれですが、タカネフタバランは地面から離れている特徴かあるので、それを目当てに探しましたが、それらしき個体もありましたが葉の模様や花弁の形からタカネフタバランだという確証は得られませんでした。この場所はミヤマウズラも結構ありましたがハクウンランはどういうわけかありませんでした。自生地から山道を戻るときに花友さんが脇道にもアオフタバランが咲いているのを見つけ、更に奥に入るとハクウンランが何株も花を咲かせていました。

4か所目はジンバイソウ、ミヤマウズラ、ハクウンランの自生地です。ジンバイソウの多さはピカ一ですが蕾の株ばかりでした。それでも咲いているのがないかと探索したら、咲いて見頃の株がありました。ミヤマウズラは咲き終わりから、これから咲くのまで色々でした。ハクウンランはいくら探してもありませんでした。

最後の5か所目は着生ランがお目当てでしたが残念ながらありませんでした。この日のために買った?1200ミリまで撮れるコンデジが使えると思っていたのに空振りでした。

東京に比べて涼しい樹林帯の中でのラン観察は愛でることができないものもありましたが満足した1日でした。高尾にもアオフタバランやミヤマウズラがありますが僅か数株。この日訪れた場所では足の踏み場もないようなアオフタバラン、少し歩けばここにも、あそこにもミヤマウズラがあるというところも。場所によってこんなに違うんだなと思い知らされました。


ハクウンラン     今年は何故か例年咲いている場所に出ていない状況でした。
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アオフタバラン      アオフタバランの群生地にあるはずのタカネフタバランは見つけられませんでした。    
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ミヤマウズラ     3か所目に咲いていたミヤマウズラは白い花です。
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こちらのミヤマウズラは4か所目のですが、ややピンクがかっています。
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トンボソウ      唇弁がT字形です。
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ジンバイソウ     このような蕾の株ばかりでした。この写真はピンボケでした。
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ようやく咲いた株を見つけました。距は下方に垂れます。
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ツルリンドウ       今シーズン御岳山に次いで2回目のご対面です。
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キバナアキギリ     まだ新しい花なのか黄色が綺麗でした。
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2020-08-20 : 未分類 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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小さな小さな花のコカモメヅル 【2020/7月】

人生いろいろ カモメヅルもいろいろ・・・ありました。最近二つのカモメヅルを知りました。それはナガエオオカモメヅルとコカモメヅルでした。ナガエオオカモメヅルは当ブログに訪問していただきました「箱根パークボランティア」様のブログ「箱根の四季」に出ていました。そしてナガエオオカモメヅルの花や自生地についてネット検索をしているときにコカモメヅルを知りました。(当初ナガエオオカモメヅルを誤ってエナガオオカモメヅルとしてましたので8/1に修正しました。)

知ったら愛でてみたくなるものです。コカモメヅルの自生地を調べていたら東京近郊では奥多摩やサクラソウで有名な田島ヶ原にあることが分かりました。田島ヶ原に自生していると分かっても広い場所のどこに咲いているのか分からないと愛でることはできません。幸いにも旧知の方が田島ヶ原でのボランティア活動に参加していましたので情報をいただくことができました。この旧知の方は埼玉県でナガバクロカモメヅルとオオアオカモメヅルを最初に発見した人で「フィールドで使える図説植物検索ハンドブック埼玉2882種」への掲載にこぎ着けている植物に詳しい方です。

田島ヶ原への訪問は曇り空から雨降りになりました。田島ヶ原に着いてリュックから長靴と合羽を出して身に着けて観察路に入りました。この時期の観察路は両脇からヨシなどが生い茂って前が見えないほどです。草は濡れていますので合羽を着なければびしょ濡れになってしまいます。観察路には水が溜まっているので長靴が最適です。

このような環境の中でコカモメヅルを探します。いただいた情報は目標物とそこから10メートル手前でした。その周辺をじっくりと覗き込むように眺めました。意外と早く見つけました。本当に小さい小さいコカモメヅルの花でした。その後も背丈より高いヨシに絡んでいる大きな株がありました。

カモメヅルは現在キョウチクトウ科の植物となっています。そしてオオカモメヅルもコバノカモメヅルもカモメヅル属となっていますが、以前のガガイモ科の時はオオカモメヅルはオオカモメヅル属に、コバノカモメヅルはカモメヅル属で属が別でした。
そしてコカモメヅルはオオカモメヅル属でしたが、コカモメヅルの花を観察したときにオオカモメヅルの花よりコバノカモメヅルの花に似ているのかなと思いました。


コカモメヅル
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この株が一番大きく花も多くつけていました。小さな小さな花でした。
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元はオオカモメヅルと同じ仲間でしたが花を愛でるとコバノカモメヅルに似ているなと思ってしまいます。
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最初に見つけたコカモメヅルでした。花がかたまり写真には適さないと思いましたが初見の記念花です。
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雨が降ってきて水滴がついてきました。
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草が生い茂る観察路   濡れた草をかき分けて進みます。
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オニユリ    旧知の方にお礼のメールを入れたときに観察路の入口にコオニユリが咲いていたと記したら、オニユリだと指摘されました。
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タジマトラノオ         地元ではタジマトラノオと呼んでいるようです。
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バアソブ       蕾と咲き終わった殻でした。開花のタイミングが合いませんでした。
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2020-07-30 : 未分類 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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サガミランオンリー 【2020/7月】

2週前に井の頭公園に行きましたがサガミランは空振りでしたと当ブログに書いたら、ブログを見た花友さんから某里山にサガミランが群生しているところがあるとメールがきました。まだ蕾だ、今この位になったと何回も里山に足を運び写真を撮って、それを添付して状況を教えて頂きました。

この花友さんも会員制観察会の仲間で先輩会員です。この花友さんにはコクランでもお世話になっていました。梅雨空でも5時に出発して湘南、箱根、富士山麓、東京西部と1日で何箇所も回って花の観察をするほどのバイタリティーのある方です。そして花友さんからサガミランの花が痛んできたのが多くなってきているので早く来ないと見頃の花も少なくなると写真が添付されたメールが来ました。

これは急がないと見れなくなる。来年まで待つのも待ちくたびれる。もう里山の自生地に行くしかないと電車を乗り継ぎバスに乗り向かいました。ピンポイントの情報をいただいていたので自生地にたどり着きました。里山の、ある一角はマヤランは無く、すべてがサガミランでした。まさにサガミランオンリーでした。このような自生地もあるのかと驚きでした。

個体数もかなりありましたが、もう花の盛期を過ぎた株、蕾のままで枯れかかっている株、黒ずんできている株などが多く目立ち、また、これから盛期になる株もちらほらありました。ちょうど見ごろの株は少な目でした。花も向きがまちまちで写真は撮りにくい状況でした。じっくり観察しようとしていたのですが、やぶ蚊対策をしてこなかったので蚊の猛襲で大変でした。今年のサガミランは井の頭公園では空振りでしたが花友さんのお陰で里山では逆転打となりました。


サガミラン     花がカメラの方に向いてくれないのが多いです。
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この花は斜めから望遠で撮りました。
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奥の花はこっちを向いていますが、手前の花はあっち向きです。
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もう少しで盛期になりそうです。
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咲き始めです。
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盛期を過ぎています。
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これから開く感じです。
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ヤマユリ         サガミランの観察の後は里山を歩き回りました。ヤマユリが咲いていました。
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マヤラン      更に歩いていたらマヤランがありました。咲き終わった株がたくさんありました。
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