赤城山麓 沼の窪 【2019/3月】
早春の花の追いかけの第1弾がセリバオウレン、第2弾がセツブンソウ、そして第3弾がザゼンソウでした。2月の下旬にNHKのニュースで赤城山の山麓の沼の窪のザゼンソウが咲きだしたと報じていました。3月に入れば見頃になるかなと思い快晴の土曜日に沼の窪に行ってきました。
前橋駅からバスに乗り小原目で下車し、道路を40分ほど歩いて沼の窪に着きました。市有林全体で2000~3000株、木道の周囲に1000株ほど自生しているそうですが、どう見てもそんなにないような気がしました。これまでにザゼンソウは山梨玉宮や奥武蔵で見ていますが、玉宮に比べても株数は少ないような、大きさも玉宮や奥武蔵のザゼンソウと比べて小振りの感じでした。
ザゼンソウの観察の後は小原目まで戻り、富士見温泉を目指して歩きだしました。珊瑚寺のところにバス停があり時刻表を見たら二分後に富士見温泉行きのバスがありましたので、バスに乗り温泉へ。土曜日でしたが温泉は空いていました。温泉にどっぷりと浸かり、あとは生ビールに天ぷらざるそばと腹ごしらえ。のんびりできた一日でした。
沼の窪に向かって歩いて行くと赤城山の峰が見えました。

橋の名もざぜんそうはし(沼の窪からかなり離れたところです)

沼の窪のザゼンソウ自生地

木道から観察します

ザゼンソウ













ザゼンソウの看板

道路わきに咲いていました

当ブログに訪問していただきましてありがとうございました。
前橋駅からバスに乗り小原目で下車し、道路を40分ほど歩いて沼の窪に着きました。市有林全体で2000~3000株、木道の周囲に1000株ほど自生しているそうですが、どう見てもそんなにないような気がしました。これまでにザゼンソウは山梨玉宮や奥武蔵で見ていますが、玉宮に比べても株数は少ないような、大きさも玉宮や奥武蔵のザゼンソウと比べて小振りの感じでした。
ザゼンソウの観察の後は小原目まで戻り、富士見温泉を目指して歩きだしました。珊瑚寺のところにバス停があり時刻表を見たら二分後に富士見温泉行きのバスがありましたので、バスに乗り温泉へ。土曜日でしたが温泉は空いていました。温泉にどっぷりと浸かり、あとは生ビールに天ぷらざるそばと腹ごしらえ。のんびりできた一日でした。
沼の窪に向かって歩いて行くと赤城山の峰が見えました。

橋の名もざぜんそうはし(沼の窪からかなり離れたところです)

沼の窪のザゼンソウ自生地

木道から観察します

ザゼンソウ













ザゼンソウの看板

道路わきに咲いていました

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谷川岳天神平 【H29/6月】
谷川岳の天神平に行ってきました。新幹線、バス、ロープウェーと乗り継げば天神平に到着します。お目当ての花はナエバキスミレでした。天神平に着いたとき、ロープウェー乗り場の職員の方にナエバキスミレの自生地をお聞きしました。今年は花が遅れているので咲いているかどうか分かりませんと言われました。
咲いていることを期待して谷川岳への登山道を進み、天神山に登り、天神平の中央に下り、次に高倉山を往復しました。歩き始めてすぐにシラネアオイが咲いていました。その後はイワカガミ、イワウチワ、ミツバオウレンなどが咲いていました。
そしてナエバキスミレの自生地付近に来たとき、斜面に黄色い花が見えました。何しろ天神平はエチゴキジムシロの黄色い花が多くありますのでナエバキスミレかどうか分からないので望遠レンズを付けて黄色い花を撮り、それを拡大して確認しました。黄色い花はお目当てのナエバキスミレでした。咲いていました。
ところが咲いている斜面は急なところで、他の植物も生えていますので踏み込んで登ることはできません。辺りを見回すと小さなガレ場の上にも黄色い花が見えましたので、植物も生えていないガレ場を登り、足場が悪い中、ようやく目の前にナエバキスミレが現れてご対面でき写真に収めました。
高倉山に登るとヒメシャガが登山道脇にたくさん咲いていました。以前、新潟の山に行ったときに愛でたことがありますが、こんなにたくさん咲いていると見事というしかありませんでした。
そして今回もしかしたらと思っていた花がノビネチドリでした。天神平の花をネット検索するとノビネチドリがよく出てきます。それも複数株が固まって咲いている写真が掲載されています。歩きながら探しました。そして見つけました。ただし1株でしたが花が咲き始めたばかりのノビネチドリでした。上高地で愛でたノビネチドリに比べると小柄でした。
帰りの新幹線は「たにがわ号」でしたのでガラ空きでした。ナエバキスミレとノビネチドリ、そして多くの花々を愛でることができ、大満足の一日でしたので列車で飲む缶ビールも一段と美味さを感じました。
ナエバキスミレ オオバキスミレの変種だそうです。茎は紅紫色になっています。



ミヤマスミレと一緒に咲いていました。


ミヤマスミレ 本州中部では標高千メートル以上に見られる深山のスミレのようです。北に行くほど低いところにも咲くそうです。

ニョイスミレ

谷川岳

雪の上を歩く登山者が見えます。

シラネアオイ


イワナシ ピンクの色が綺麗でした。

イワカガミ 淡いピンクの色した花は清楚に感じます。


イワウチワ ここではイワカガミと同時期に咲いています。東京近郊だとイワウチワのほうが早く咲きます。

ショウジョウバカマ

オオカメノキ 木の花です。

エンレイソウ

朝日岳

サンカヨウ

ツマトリソウ

ミツバオウレン

エチゴキジムシロ

クモイイカリソウ

至仏山と笠ヶ岳

ハクサンコザクラ 柵の中で遠かったので、よく撮れていません。

コミヤマカタバミ

ヒメシャガ


シロバナヒメシャガ

ノビネチドリ ラン科の花です。


当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
咲いていることを期待して谷川岳への登山道を進み、天神山に登り、天神平の中央に下り、次に高倉山を往復しました。歩き始めてすぐにシラネアオイが咲いていました。その後はイワカガミ、イワウチワ、ミツバオウレンなどが咲いていました。
そしてナエバキスミレの自生地付近に来たとき、斜面に黄色い花が見えました。何しろ天神平はエチゴキジムシロの黄色い花が多くありますのでナエバキスミレかどうか分からないので望遠レンズを付けて黄色い花を撮り、それを拡大して確認しました。黄色い花はお目当てのナエバキスミレでした。咲いていました。
ところが咲いている斜面は急なところで、他の植物も生えていますので踏み込んで登ることはできません。辺りを見回すと小さなガレ場の上にも黄色い花が見えましたので、植物も生えていないガレ場を登り、足場が悪い中、ようやく目の前にナエバキスミレが現れてご対面でき写真に収めました。
高倉山に登るとヒメシャガが登山道脇にたくさん咲いていました。以前、新潟の山に行ったときに愛でたことがありますが、こんなにたくさん咲いていると見事というしかありませんでした。
そして今回もしかしたらと思っていた花がノビネチドリでした。天神平の花をネット検索するとノビネチドリがよく出てきます。それも複数株が固まって咲いている写真が掲載されています。歩きながら探しました。そして見つけました。ただし1株でしたが花が咲き始めたばかりのノビネチドリでした。上高地で愛でたノビネチドリに比べると小柄でした。
帰りの新幹線は「たにがわ号」でしたのでガラ空きでした。ナエバキスミレとノビネチドリ、そして多くの花々を愛でることができ、大満足の一日でしたので列車で飲む缶ビールも一段と美味さを感じました。
ナエバキスミレ オオバキスミレの変種だそうです。茎は紅紫色になっています。



ミヤマスミレと一緒に咲いていました。


ミヤマスミレ 本州中部では標高千メートル以上に見られる深山のスミレのようです。北に行くほど低いところにも咲くそうです。

ニョイスミレ

谷川岳

雪の上を歩く登山者が見えます。

シラネアオイ


イワナシ ピンクの色が綺麗でした。

イワカガミ 淡いピンクの色した花は清楚に感じます。


イワウチワ ここではイワカガミと同時期に咲いています。東京近郊だとイワウチワのほうが早く咲きます。

ショウジョウバカマ

オオカメノキ 木の花です。

エンレイソウ

朝日岳

サンカヨウ

ツマトリソウ

ミツバオウレン

エチゴキジムシロ

クモイイカリソウ

至仏山と笠ヶ岳

ハクサンコザクラ 柵の中で遠かったので、よく撮れていません。

コミヤマカタバミ

ヒメシャガ


シロバナヒメシャガ

ノビネチドリ ラン科の花です。


当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
群馬渋川 伊香保森林公園~榛名湖 【H27/5月】
5月8日に観察会メンバーのYさんとYさんの友達と3人で伊香保方面に行きました。お目当ての花はサクラスミレとサクラスミレの葉の主脈に沿って濃紅紫の斑が入るチシオスミレでした。
伊香保森林公園も初めはピクニック気分で歩けましたが、二ッ岳に向かうと本格的な山登りとなってきました。雌岳と雄岳の間が8合目、ここからオンマ谷風穴に下り、林道を少し歩いてから榛名方面への山道へと進みました。
お目当てのサクラスミレもチシオスミレも愛でることができ、ほかのスミレもいろいろ咲いていました。ヒナスミレとヒゴスミレは花はありませんでしたが葉は確認しました。
花は枯れかかっていましたが、交雑種のオクタマスミレ?らしきものにも出会いました。まさにスミレ三昧の一日でした。
サクラスミレ



チシオスミレ


スミレ

ニオイタチツボスミレ

ナガバノスミレサイシン

フモトスミレ

フイリフモトスミレ

エイザンスミレ

オトメスミレ

ニョイスミレ

アケボノスミレ

オクタマスミレ ??

ツクバキンモンソウ

ツクバネウツギ

ワチガイソウ

ミヤマエンレイソウ

ホソバノアマナ

ミツバツツジ

ヤマツツジ

榛名富士

伊香保森林公園も初めはピクニック気分で歩けましたが、二ッ岳に向かうと本格的な山登りとなってきました。雌岳と雄岳の間が8合目、ここからオンマ谷風穴に下り、林道を少し歩いてから榛名方面への山道へと進みました。
お目当てのサクラスミレもチシオスミレも愛でることができ、ほかのスミレもいろいろ咲いていました。ヒナスミレとヒゴスミレは花はありませんでしたが葉は確認しました。
花は枯れかかっていましたが、交雑種のオクタマスミレ?らしきものにも出会いました。まさにスミレ三昧の一日でした。
サクラスミレ



チシオスミレ


スミレ

ニオイタチツボスミレ

ナガバノスミレサイシン

フモトスミレ

フイリフモトスミレ

エイザンスミレ

オトメスミレ

ニョイスミレ

アケボノスミレ

オクタマスミレ ??

ツクバキンモンソウ

ツクバネウツギ

ワチガイソウ

ミヤマエンレイソウ

ホソバノアマナ

ミツバツツジ

ヤマツツジ

榛名富士

尾瀬 尾瀬ヶ原 【H26/7月】
至仏山から鳩待峠に下りてから尾瀬ヶ原に向かいました。この時期は中学生の団体さんが大勢いました。尾瀬ヶ原は上田代から中田代の真ん中あたりまで行き戻ってきました。研究見本園をぐるりと回って鳩待峠に向かい、戸倉の温泉で汗を流して関越交通の尾瀬号に乗り一路新宿へ。
昔の尾瀬ヶ原にはニッコウキスゲが沢山咲いていました。二年前に訪れたときところどころにポツリと咲いているのには驚きました。これも日本鹿の食害のせいなのでしょうか。昔の光景を覚えていると今の状況はとても尾瀬とは思えない光景でした。
鳩待峠から山ノ鼻までに咲いていた花
モミジカラマツ

オオレイジンソウ この周りは日本鹿の食害が見られました。

コオニユリ

ショウキラン うすいピンクの色をして何とも言えぬ美しさでした。

オオバミゾホオズキ

尾瀬ヶ原に咲いていた花
キンコウカ

ヒツジグサ


クルマユリ

オニシモツケ

尾瀬ヶ原に着いたときには快晴の夏空となっていました。遠くに見えるのは燧ケ岳です。

クガイソウ

後ろを振り向けば、さっき登った至仏山の優しい山容が見えました。

コバギボウシ

ミズチドリ

トキソウ

オトギリソウ

池塘

燧ケ岳につづく木道

オオマルバノホロシ

ニッコウキスゲ

ウバユリ

モウセンゴケにも白い可愛い花をつけます。

距が跳ね上がっているのでコバノトンボソウ ?

昔の尾瀬ヶ原にはニッコウキスゲが沢山咲いていました。二年前に訪れたときところどころにポツリと咲いているのには驚きました。これも日本鹿の食害のせいなのでしょうか。昔の光景を覚えていると今の状況はとても尾瀬とは思えない光景でした。
鳩待峠から山ノ鼻までに咲いていた花
モミジカラマツ

オオレイジンソウ この周りは日本鹿の食害が見られました。

コオニユリ

ショウキラン うすいピンクの色をして何とも言えぬ美しさでした。

オオバミゾホオズキ

尾瀬ヶ原に咲いていた花
キンコウカ

ヒツジグサ


クルマユリ

オニシモツケ

尾瀬ヶ原に着いたときには快晴の夏空となっていました。遠くに見えるのは燧ケ岳です。

クガイソウ

後ろを振り向けば、さっき登った至仏山の優しい山容が見えました。

コバギボウシ

ミズチドリ

トキソウ

オトギリソウ

池塘

燧ケ岳につづく木道

オオマルバノホロシ

ニッコウキスゲ

ウバユリ

モウセンゴケにも白い可愛い花をつけます。

距が跳ね上がっているのでコバノトンボソウ ?

尾瀬 至仏山 【H26/7月】
鳩待峠から至仏山を往復してきました。至仏山は花の種類も多く好きな山の一つです。今回で4回目となり2年ぶりの至仏山でした。2年前とほぼ同じ時期でしたが、花の種類や咲き具合は異なっていました。
登り始めは雲の切れ間から陽もさしていましたが、雲は切れず稜線ではガスでメガネはくもるし、風景は全く見えず、半袖Tシャツでは寒かったですが、花がいっぱい見られて満足でした。
樹林帯に咲く花
ミツバオウレン

スダヤクシュ

モミジカラマツ

イワオトギリ

湿原に咲く花
ビジターセンターでお聞きしましたが特定できませんでした。ホソバノキソチドリかマイサギソウか?


距が下向きになっているのでホソバノキソチドリと思われます。

イワイチョウ

モウセンゴケ 食虫植物です。

ワタスゲ

草原に咲く花
ヨツバシオガマ

ハクサンコザクラ

ニッコウキスゲ 二年前は群生していましたが、今年は一本しか咲いていませんでした。

シナノキンバイ

ハクサンイチゲ

オゼソウ 蛇紋岩の至仏山、谷川岳、北海道天塩山地しか自生していないそうです。

イワカガミ 高山帯に咲くのははコイワカガミと呼ぶそうですが、最近は区別しないでイワカガミとするようです。

チングルマ チングルマは草本ではなく落葉低木です。

ハクサンチドリ

ウラジロヨウラク ツツジ科の植物です。

エゾウサギギク

ハクサンイチゲとオゼソウ

ジョウシュウアズマギク

高山帯の花
ミヤマダイモンジソウ

タカネシオガマ

タカネシュロソウ

タカネバラ 最盛期を過ぎていました。

ハクサンシャクナゲ

ジョウエツキバナノコマノツメ

ホソバヒナウスユキソウ ちょつと遅かったようで最盛期は過ぎていました。至仏山と谷川岳に自生しています。

ミネウスユキソウ

イブキジャコウソウ

タカネナデシコ

鳩待峠へ下山途中、至仏山は雲の中

燧ケ岳と尾瀬ヶ原

登り始めは雲の切れ間から陽もさしていましたが、雲は切れず稜線ではガスでメガネはくもるし、風景は全く見えず、半袖Tシャツでは寒かったですが、花がいっぱい見られて満足でした。
樹林帯に咲く花
ミツバオウレン

スダヤクシュ

モミジカラマツ

イワオトギリ

湿原に咲く花
ビジターセンターでお聞きしましたが特定できませんでした。ホソバノキソチドリかマイサギソウか?


距が下向きになっているのでホソバノキソチドリと思われます。

イワイチョウ

モウセンゴケ 食虫植物です。

ワタスゲ

草原に咲く花
ヨツバシオガマ

ハクサンコザクラ

ニッコウキスゲ 二年前は群生していましたが、今年は一本しか咲いていませんでした。

シナノキンバイ

ハクサンイチゲ

オゼソウ 蛇紋岩の至仏山、谷川岳、北海道天塩山地しか自生していないそうです。

イワカガミ 高山帯に咲くのははコイワカガミと呼ぶそうですが、最近は区別しないでイワカガミとするようです。

チングルマ チングルマは草本ではなく落葉低木です。

ハクサンチドリ

ウラジロヨウラク ツツジ科の植物です。

エゾウサギギク

ハクサンイチゲとオゼソウ

ジョウシュウアズマギク

高山帯の花
ミヤマダイモンジソウ

タカネシオガマ

タカネシュロソウ

タカネバラ 最盛期を過ぎていました。

ハクサンシャクナゲ

ジョウエツキバナノコマノツメ

ホソバヒナウスユキソウ ちょつと遅かったようで最盛期は過ぎていました。至仏山と谷川岳に自生しています。

ミネウスユキソウ

イブキジャコウソウ

タカネナデシコ

鳩待峠へ下山途中、至仏山は雲の中

燧ケ岳と尾瀬ヶ原
