伊吹山 【H26/8月】
昨年の7月に伊吹山に行きましたが、今年もイブキフウロの花が見たくて行ってきました。この時期は山の花もほとんど終わりの状況でした。
登山道を登って行くと柵で囲まれたところがありました。防鹿柵かと思いましたら、写真と説明が表示されていました。そこはシモツケソウの群生地だったそうですが、テンニンソウがはびこりシモツケソウがなくなってしまったそうです。そこでテンニンソウを除去してシモツケソウの回復をしているとのことでした。テンニンソウは群生すると他の植物の成長を阻害するアレロバシーを出すなど排他的な性質があると言われています。
山頂の売店で缶ビールを買いましたが、その店には花の写真が貼ってありました。ニッコウキスゲの群生している写真もありました。店の方にどの辺に咲くのかお聞きしたところ、日本鹿が増えてから伊吹山のニッコウキスゲはすべてなくなったと言われました。
日本鹿も猪も増えてお花畑を荒らしているそうです。そういえば登山道を歩いているときに土をひっくり返したようなところがありました。
イブキフウロ 花弁が3尖裂しているのがイブキフウロの特徴です。



ハクサンフウロ


ミツバフウロ

クガイソウ ルリトラノオと似ていますが、クガイソウは葉が輪生していて階段状についています。

ルリトラノオ 伊吹山の特産種です。葉が対生となっています。

メタカラコウ

ツリガネニンジン

カワラナデシコ

コイブキアザミ 伊吹山の特産種です。


キリンソウ

山頂標識

山頂

三角点は少し離れたところにあります。

山頂で憩う登山者たち

イブキジャコウソウ ご本家のイブキジャコウソウです。この夏に至仏山や八方尾根でも見ました。

シシウド

シオガマギク

シモツケ

シモツケソウ

クルマバナ

テンニンソウ

伊吹山と麓

防鹿柵が設置されているところもありました。

サラシナショウマ 最盛期を過ぎていました。

イブキトリカブト これから最盛期を迎える花の一つです。

マルバダケブキ

登山道を登って行くと柵で囲まれたところがありました。防鹿柵かと思いましたら、写真と説明が表示されていました。そこはシモツケソウの群生地だったそうですが、テンニンソウがはびこりシモツケソウがなくなってしまったそうです。そこでテンニンソウを除去してシモツケソウの回復をしているとのことでした。テンニンソウは群生すると他の植物の成長を阻害するアレロバシーを出すなど排他的な性質があると言われています。
山頂の売店で缶ビールを買いましたが、その店には花の写真が貼ってありました。ニッコウキスゲの群生している写真もありました。店の方にどの辺に咲くのかお聞きしたところ、日本鹿が増えてから伊吹山のニッコウキスゲはすべてなくなったと言われました。
日本鹿も猪も増えてお花畑を荒らしているそうです。そういえば登山道を歩いているときに土をひっくり返したようなところがありました。
イブキフウロ 花弁が3尖裂しているのがイブキフウロの特徴です。



ハクサンフウロ


ミツバフウロ

クガイソウ ルリトラノオと似ていますが、クガイソウは葉が輪生していて階段状についています。

ルリトラノオ 伊吹山の特産種です。葉が対生となっています。

メタカラコウ

ツリガネニンジン

カワラナデシコ

コイブキアザミ 伊吹山の特産種です。


キリンソウ

山頂標識

山頂

三角点は少し離れたところにあります。

山頂で憩う登山者たち

イブキジャコウソウ ご本家のイブキジャコウソウです。この夏に至仏山や八方尾根でも見ました。

シシウド

シオガマギク

シモツケ

シモツケソウ

クルマバナ

テンニンソウ

伊吹山と麓

防鹿柵が設置されているところもありました。

サラシナショウマ 最盛期を過ぎていました。

イブキトリカブト これから最盛期を迎える花の一つです。

マルバダケブキ

京都 愛宕山 【11月】
京都市の愛宕山に行ってきました。愛宕山は京都市内の最高峰で標高が924Mあります。山頂には火難除けの信仰が厚い愛宕神社が鎮座しています。
京都駅前から京都バスに乗り、登山口のある清滝に向かいました。バスには登山者が自分も含め5人いました。花や草木の実は登山口から登り始めだけでしたが、途中、紅葉の素晴らしいところが随所にありました。
下山は山の中にある月輪寺を通って、林道に出て清滝バス停まで歩きました。
清滝バス停の横にある登山道の看板。

愛宕山の登山口

登山口に立っていた看板

ヘクソカズラの実

アキノキリンソウ

ノコンギク

フユイチゴの実

ナンテンの実

登山道の最初から階段状の登りがしばらく続きます。

最初の休憩小屋です。

休憩小屋には温度計が架けてありました。ここは10度でした。

休憩小屋の付近は紅葉が見事でした。きつい登りも綺麗な紅葉を見ると頑張って登ろうという気持ちになります。


階段状のきつい登りが終わると、なだらかな登りとなります。開けたところに出ました。

展望が良いところですが、初めての山なもので、どの辺が見えているのか全然分からずでした。

三つ目の休憩小屋です。

この休憩小屋の気温は6度でした。最初の小屋より4度も低くなっていました。

山門が見えてきました。ここを過ぎると神社の施設が見えてきます。

神社の近くにあった看板です。登山者にマナーを説いてます。

山頂に鎮座する愛宕神社の本殿です。

本殿に架かっていた温度計は3度でした。寒くて手がかじかみピンボケの写真となってしまいました。

月輪寺方面に下山して、まもなくに展望の開けたとこがありました。池が見えます。広沢池か?大沢池か?

登山道が分かれるところには標識がでていました。

月輪寺近くの紅葉です。

京都駅前から京都バスに乗り、登山口のある清滝に向かいました。バスには登山者が自分も含め5人いました。花や草木の実は登山口から登り始めだけでしたが、途中、紅葉の素晴らしいところが随所にありました。
下山は山の中にある月輪寺を通って、林道に出て清滝バス停まで歩きました。
清滝バス停の横にある登山道の看板。

愛宕山の登山口

登山口に立っていた看板

ヘクソカズラの実

アキノキリンソウ

ノコンギク

フユイチゴの実

ナンテンの実

登山道の最初から階段状の登りがしばらく続きます。

最初の休憩小屋です。

休憩小屋には温度計が架けてありました。ここは10度でした。

休憩小屋の付近は紅葉が見事でした。きつい登りも綺麗な紅葉を見ると頑張って登ろうという気持ちになります。


階段状のきつい登りが終わると、なだらかな登りとなります。開けたところに出ました。

展望が良いところですが、初めての山なもので、どの辺が見えているのか全然分からずでした。

三つ目の休憩小屋です。

この休憩小屋の気温は6度でした。最初の小屋より4度も低くなっていました。

山門が見えてきました。ここを過ぎると神社の施設が見えてきます。

神社の近くにあった看板です。登山者にマナーを説いてます。

山頂に鎮座する愛宕神社の本殿です。

本殿に架かっていた温度計は3度でした。寒くて手がかじかみピンボケの写真となってしまいました。

月輪寺方面に下山して、まもなくに展望の開けたとこがありました。池が見えます。広沢池か?大沢池か?

登山道が分かれるところには標識がでていました。

月輪寺近くの紅葉です。

奈良 若草山 【11月】
奈良の山焼きで有名な若草山に登りました。若草山は、三つの笠を重ねたような形をしていることから三笠山とも呼ぶようです。山頂には鶯塚古墳があります。
若草山に登るには入山料150円徴収されます。北ゲートから入山し、山頂まで行き、春日山原生林を通る春日山遊歩道を下山しました。春日大社の横に出ました。
若草山は芝とススキの山でした。それでも一重目までの登山道脇には花の終わったマツカゼソウがたくさんありました。芝はノシバと呼ばれる日本固有の芝で、近畿地方では唯一の自生地だそうです。春日山原生林は常緑樹が主体で、天然記念物だけあって手つかずの森という感じでした。
東大寺の境内から望む若草山

北ゲートから入山しました。

最初は階段が続きます。

花の終わったマツカゼソウがたくさんありました。このマツカゼソウには花がついていました。

階段が終わるとなだらかな道となります。

紅葉した木も見られました。

三つの笠のうち一つ目の笠が一重目 東大寺の境内から見えたところです。

一重目から二重目を見たところです。左手の丸い丘のところが二重目です。

二重目から奈良市内を望んだところです。大仏殿も左側に見えます。

三重目に向かうときに紅葉した木がありました。

三重目です。ここを山頂と思う人が多いそうです。山頂はもう少し登ります。

鶯塚古墳が山頂です。鶯陵の石碑が立っていました。

山頂から隣の山を望んだところです。

道標に導かれて春日山遊歩道を下りました。

林道のような道です。歩行者専用のためのんびり歩けます。

常緑樹が多いためか下草はシダ類が目立ちました。

苔むしたところから黒い茎が伸び花が咲いた後のようなものがありました。クロムヨウランもこのような形で残るようですが、これは何でしょうか??

遊歩道も下のほうに来ると落葉樹も交じってきました。紅葉のもみじもありました。

もみじをアップして撮ってみました。

☆春日大社の萬葉植物園がありましたので、入園料を払って見学しました。いろいろな木や草の実がありました。
山で見られるものをいくつか載せました。☆
テイカカズラの実

センリョウの実

ヤブコウジの実

ビナンカズラの実

若草山に登るには入山料150円徴収されます。北ゲートから入山し、山頂まで行き、春日山原生林を通る春日山遊歩道を下山しました。春日大社の横に出ました。
若草山は芝とススキの山でした。それでも一重目までの登山道脇には花の終わったマツカゼソウがたくさんありました。芝はノシバと呼ばれる日本固有の芝で、近畿地方では唯一の自生地だそうです。春日山原生林は常緑樹が主体で、天然記念物だけあって手つかずの森という感じでした。
東大寺の境内から望む若草山

北ゲートから入山しました。

最初は階段が続きます。

花の終わったマツカゼソウがたくさんありました。このマツカゼソウには花がついていました。

階段が終わるとなだらかな道となります。

紅葉した木も見られました。

三つの笠のうち一つ目の笠が一重目 東大寺の境内から見えたところです。

一重目から二重目を見たところです。左手の丸い丘のところが二重目です。

二重目から奈良市内を望んだところです。大仏殿も左側に見えます。

三重目に向かうときに紅葉した木がありました。

三重目です。ここを山頂と思う人が多いそうです。山頂はもう少し登ります。

鶯塚古墳が山頂です。鶯陵の石碑が立っていました。

山頂から隣の山を望んだところです。

道標に導かれて春日山遊歩道を下りました。

林道のような道です。歩行者専用のためのんびり歩けます。

常緑樹が多いためか下草はシダ類が目立ちました。

苔むしたところから黒い茎が伸び花が咲いた後のようなものがありました。クロムヨウランもこのような形で残るようですが、これは何でしょうか??

遊歩道も下のほうに来ると落葉樹も交じってきました。紅葉のもみじもありました。

もみじをアップして撮ってみました。

☆春日大社の萬葉植物園がありましたので、入園料を払って見学しました。いろいろな木や草の実がありました。
山で見られるものをいくつか載せました。☆
テイカカズラの実

センリョウの実

ヤブコウジの実

ビナンカズラの実

伊吹山 【7月】
夏山のアルプス行きに備えて泊りがけで中級クラスの山を歩かなければと思っていましたが、2週前から腰痛で長時間の歩きや、立ち上がる時に痛みが走り山どころではない状態でした。楽に行けて花が沢山咲いているところを探したところ日本百名山の一つの伊吹山がありました。
新宿から名古屋まで夜行高速バス(椅子はかなり倒せるので楽です)に乗り、JRで大垣駅へ。駅前から伊吹山への登山バスで9合目へ。バスを降りれば登山道脇はお花畑が広がります。
伊吹山には15年前に滋賀県側の山麓から山頂まで歩いて登ったことがあります。そのとき、登っている途中から腹の調子がおかしくなり、ただひたすら山頂のトイレを目指したせいか、お花畑の記憶がありませんでした。
伊吹山はイブキトラノオ、イブキジャコウソウなどイブキと名のつく植物が30種ほどあるようです。標高は1377mですが、豪雪地帯のためか、高山植物、亜高山植物なとが山頂付近に咲いています。
今回は楽な登山で、バスを降りてから西遊歩道を登って山頂に向かいました。登山者と観光客で大勢の人でした。山頂から下りは東遊歩道コースを歩きました。こちらは登山靴を履いてない人は歩けないので、人はずっと少なくなりました。
今回、見てみたかった花がイブキフウロでした。
イブキフウロ 花弁の先が三尖裂しています。エゾフウロの亜種といわれています。


エゾフウロ 茎葉や萼片に毛が多いのが特徴となっています。

ハクサンフウロ エゾフウロのように毛は多くないそうです。

グンナイフウロ 花はフウロの仲間では一番大きいそうです。最盛期はすぎていました。

ヒメフウロ 葉は細かい切れ込みがあり、花が小さいのでヒメフウロと名がついたとか。

イブキトラノオ 伊吹山で最初に発見された花です。南アルプス北岳の草すべりなどで見たことがありました。

イブキジャコウソウ これも伊吹山で最初に発見された花です。草ではなく小低木です。

キバナノレンリソウ 伊吹山の固有種ですが帰化植物で、織田信長が薬草園を開いたときからだそうです。

コバノミミナグサ 伊吹山の固有種です。小さな花で花弁の先が割れています。最盛期を過ぎていました。

ルリトラノオ 伊吹山の固有種でクガイソウと似ていますが、葉の付き方が違うそうです。

クガイソウ

クサフジ この花が一番多くありました。

ヤマホタルブクロ ホタルブクロは萼片の間に、反り返った付属物があるので、区別ができます。

コオニユリ

シモツケ 草ではなく落葉低木です。

シモツケソウ 咲き始めたばかりでした。一週後くらいに見ごろになるのでは。

キンバイソウ

ヒヨクソウ

オオバギボウシ

シュロソウ

タカトウダイ

シシウド

クモキリソウ ラン科の花もありましたが、最盛期を過ぎてました。

山頂付近

山頂 三角点はちょつと離れた場所にありました。

カワラナデシコ

東遊歩道 下り専用のコースです。登山靴を履いてないと入ってはいけないと看板が立っていました。

東遊歩道 メタカラコウの群生

ウバユリ

ヨツバヒヨドリ

キバナノカワラマツバ 伊吹山には白花,淡黄色の三種類あるそうです。

キリンソウ

新宿から名古屋まで夜行高速バス(椅子はかなり倒せるので楽です)に乗り、JRで大垣駅へ。駅前から伊吹山への登山バスで9合目へ。バスを降りれば登山道脇はお花畑が広がります。
伊吹山には15年前に滋賀県側の山麓から山頂まで歩いて登ったことがあります。そのとき、登っている途中から腹の調子がおかしくなり、ただひたすら山頂のトイレを目指したせいか、お花畑の記憶がありませんでした。
伊吹山はイブキトラノオ、イブキジャコウソウなどイブキと名のつく植物が30種ほどあるようです。標高は1377mですが、豪雪地帯のためか、高山植物、亜高山植物なとが山頂付近に咲いています。
今回は楽な登山で、バスを降りてから西遊歩道を登って山頂に向かいました。登山者と観光客で大勢の人でした。山頂から下りは東遊歩道コースを歩きました。こちらは登山靴を履いてない人は歩けないので、人はずっと少なくなりました。
今回、見てみたかった花がイブキフウロでした。
イブキフウロ 花弁の先が三尖裂しています。エゾフウロの亜種といわれています。


エゾフウロ 茎葉や萼片に毛が多いのが特徴となっています。

ハクサンフウロ エゾフウロのように毛は多くないそうです。

グンナイフウロ 花はフウロの仲間では一番大きいそうです。最盛期はすぎていました。

ヒメフウロ 葉は細かい切れ込みがあり、花が小さいのでヒメフウロと名がついたとか。

イブキトラノオ 伊吹山で最初に発見された花です。南アルプス北岳の草すべりなどで見たことがありました。

イブキジャコウソウ これも伊吹山で最初に発見された花です。草ではなく小低木です。

キバナノレンリソウ 伊吹山の固有種ですが帰化植物で、織田信長が薬草園を開いたときからだそうです。

コバノミミナグサ 伊吹山の固有種です。小さな花で花弁の先が割れています。最盛期を過ぎていました。

ルリトラノオ 伊吹山の固有種でクガイソウと似ていますが、葉の付き方が違うそうです。

クガイソウ

クサフジ この花が一番多くありました。

ヤマホタルブクロ ホタルブクロは萼片の間に、反り返った付属物があるので、区別ができます。

コオニユリ

シモツケ 草ではなく落葉低木です。

シモツケソウ 咲き始めたばかりでした。一週後くらいに見ごろになるのでは。

キンバイソウ

ヒヨクソウ

オオバギボウシ

シュロソウ

タカトウダイ

シシウド

クモキリソウ ラン科の花もありましたが、最盛期を過ぎてました。

山頂付近

山頂 三角点はちょつと離れた場所にありました。

カワラナデシコ

東遊歩道 下り専用のコースです。登山靴を履いてないと入ってはいけないと看板が立っていました。

東遊歩道 メタカラコウの群生

ウバユリ

ヨツバヒヨドリ

キバナノカワラマツバ 伊吹山には白花,淡黄色の三種類あるそうです。

キリンソウ
