山に咲く花を愛でるために山歩きをし、その花の写真を撮っています。

茨城つくば 筑波実験植物園 【H29/11月】

先月に引き続き今月も筑波実験植物園に行ってきました。南硫黄島で発見された幻のラン「シマクモキリソウ」が79年ぶりに開花し、11月19日から11月26日まで開催される「つくば蘭展」で限定公開されるということで、幻のランを愛でにいきました。

シマクモキリソウは小笠原諸島の固有種で、1938年に父島で採種されたのを最後に絶滅したと考えられていたそうです。今年の6月に南硫黄島自然環境調査により採集され、その時点では花がなかったため種類の同定ができなかったそうです。筑波実験植物園で栽培を試みたところ世界で初めて栽培条件下での開花に成功し、花の形や遺伝的な特徴からシマクモキリソウと確認されたとのことです。

このシマクモキリソウのことを知ったのは、当ブログに訪問していただいている aoikesi 様のブログ「蔵王のふもとから」の11月19日の「ご近所の紅葉」の最後に「今朝の新聞に幻のラン、「シマクモキリソウ」が開花したと載っていました。小笠原諸島で採種され筑波実験植物園で栽培していたそうです」と書かれていましたので、すぐに筑波実験植物園のHPを見ました。期間限定で公開されると出てましたので、最近テレビで放映された西丹沢のユーシンブルーを見に行くか、金時山のまさカリーうどんを食べに行くか迷っていたのを取り止めて筑波実験植物園に行くことにしました。aoikesi 様、情報ありがとうございました。


シマクモキリソウ
名前からクモキリソウに似ているのかと思っていましたが、ラン科のクモキリソウ属のスズムシソウに似ていると思いました。
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展示したシマクモキリソウから1メートルくらい前で規制され近づけません。
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«参考»
クモキリソウ
名前はシマクモキリソウと似ていますが花は異なります。
撮影地 山梨県
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シテンクモキリ
こちらの花はシマクモキリソウと似ていますが色が異なります。
撮影地 静岡県
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撮影地 長野県
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スズムシソウ
こちらの花がシマクモキリソウに一番似ているのかと思いました。
撮影地 山梨県
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カンラン
ラン科のシュンラン属だそうです。自生のカンランは絶滅に近いそうです。
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蘭展なので洋ランも展示されていました。
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日本で初めて見るランの花 筑波実験植物園でしか見れないようです。
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花だけを撮ってみました。
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コクランに似た花です。
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2017-11-22 : その他の地域等 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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神奈川三浦 黒崎の鼻 【H29/11月】

三浦半島の黒崎の鼻に行ってきました。今回は山ではなく海岸です。三戸海岸と長浜海岸の堺で崎(海に向かって突き出している陸の突端)のようになっており、そこからの風景は三浦半島随一と言われている場所のようです。

この黒崎の鼻は植物も多いところとも言われています。今回は三戸海岸から黒崎の鼻へと歩き、植物観察をしました。山や高原に咲いているワレモコウやヤマラッキョウが海の近くで咲いていたり、ツリガネニンジンとほとんど変わらないハマシャジンなどを愛でることができました。

植物観察を終えてから海を見ながら保冷剤で冷やしてきた缶ビールを飲むのは格別の美味さでした。昼食後は快晴の無風でしたので芝生に寝転んでひと眠りしてから三浦大根の畑が広がる中の道を三崎口駅まで歩いて行きました。


イソギク
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イソギク群生地
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ツワブキ     山に咲くマルバダケブキとよく似ています。
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ハマシャジン    ツリガネニンジンの海岸型といわれているようです。
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ハマコンギク    ノコンギクの海岸型といわれているようです。 
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カラスウリの実    岩場に垂れ下がっていました。
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ハマアザミ   海岸で生育するため強風や潮風に対応するため草丈が低く、葉肉は厚くなっているそうです。
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タイアザミ    野山に咲くアザミも咲いていました。
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ワレモコウ    こんな海に近い所で生育して花を咲かせていました。
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ハマラッキョウ(ヤマラッキョウと記載していましたが11/10修正)    ヤマラッキョウの海岸型だそうです。
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スカシユリ ? の実    この辺りの岩場に夏になるとスカシユリが咲くので、スカシユリの実だと思いますが・・・?
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ガマズミの実 ?   ネットで調べましたがガマズミとしている方が複数いましたのでガマズミとしました。
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ハマアキノキリンソウ     イソギクかと思ったのですが葉も花の形も違っていました。
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ヒロハクサフジ   海岸の植物だそうです。花はクサフジ、ツルフジバカマと似ていますが小葉と托葉が違うそうです。
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2017-11-03 : その他の地域等 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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茨城つくば 筑波実験植物園 【H29/10月】

先月、丹沢にサガミジョウロウホトトギスを愛でに行きましたが、ちょつと早すぎて蕾でした。花が咲く頃に、また丹沢に行けば愛でることができたのですが、丹沢は体力的にしんどくて行く気がおきませんでした。しかし、サガミジョウロウホトトギスの花を愛でてみたいという願望はありました。

絶滅危惧種なので、どこかの植物園で保護育成されているのではないかとネットで検索しましたら、筑波実験植物園にあることが分かりました。筑波実験植物園は国立科学博物館の施設で、植物の研究を推進するために設置した植物園だそうです。植物の多様性を知り、守り、伝えることを使命に、研究、保全、展示、学習支援活動を行っているところです。

数日前に咲いているか問い合わせたところ、咲き始めましたとの回答を得ました。咲いているうちに行くしかないと晴天の日曜日に行ってきました。筑波実験植物園の山の花に関しては山野草から高山植物までありました。花の季節にじっくりと花を見て回りたいと思いました。


サガミジョウロウホトトギス
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2017-10-09 : その他の地域等 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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東京瑞穂 耕心館 【H29/10月】

新聞に「絶滅危惧の花 黄色く鮮やか」との見出しで、瑞穂町の社会教育施設「耕心館」で環境省のレッドリストで絶滅危惧2類に指定されているキイジョウロウホトトギスが、鮮やかな黄色い花を咲かせているとの記事が掲載されていました。

キイジョウロウホトトギスは紀伊半島が自生地なので、当然植栽物だと思いましたが、本物の花を見てみたいと耕心館を訪れました。耕心館の庭は山野草園になっていてボランティアの方々が植物の管理をしていました。

色々な山野草があり四季折々の花が楽しめるそうです。隣に郷土資料館があり、資料館の2階で四季に咲く花の写真展が開催されていました。図鑑だと花の大きさなどがイメージできませんが、植栽であっても本物なので花のイメージが作れました。いつになるか分かりませんが、紀伊半島に出かけて自生のキイジョウロウホトトギスを愛でてみたいと思いました。

なお、瑞穂町には都内最大級のカタクリ群生地「さやま花多来里の里」があるそうです。約3000平方メートルの広さに20万本のカタクリが咲くそうです。春に訪れてみたいと思いました。


キイジョウロウホトトギス
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イワシャジン
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ナツエビネ    高知産のナツエビネだそうです。
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タヌキマメ
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サワギキョウ
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ウメバチソウ
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ベニバナヤマシャクヤクの実
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ハナツリフネソウ    外国のツリフネソウだそうです。距はキツリフネと同じ巻かずに垂れています。
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タカクマホトトギス    鹿児島県の大隅半島にある高隈山に自生しているホトトギスだそうです。
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キレンゲショウマ     この花が見たくて9年前くらいに四国の剣山に行きました。
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ヤマトリカブト
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キバナアキギリ
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クロバナヒキオコシ    この花を愛でに昨年、妙高高原に行きました。小さな花です。
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センジュガンピ
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ノジスミレ? の種子    耕心館から箱根ヶ崎駅に向かって歩いていたら歩道にありました。
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2017-10-04 : その他の地域等 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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東京近郊の里山 【H29/9月】

昨年の10月と11月に東京近郊の里山に花が終わり小花柄が30センチを超え紡錘形果実をつけた植物を探しました。その植物が花を咲かせる頃になりましたので、里山に向かいました。

この紡錘形果実をつけた植物はクロヤツシロランとアキザキヤツシロランでした。このランは小さく見つけにくいので果実の時期に自生している場所を特定して、花の時期にその近辺を探すことでした。一年がかりの花探索でした。

昨年見つけた紡錘形果実
(H28/10/26撮影)  クロヤツシロランという情報を得て探しました。
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(H28/11/10撮影)   アキザキヤツシロランという情報を得て探しました。
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まず最初にアキザキヤツシロランの自生地に行きました。そこには既に人がいました。なんと花友さんでした。この花友さんは「花探の天才」と仲間内で言われているので心強い味方です。小花柄が30センチを超え紡錘形果実をつけたときの自生地の手書き地図を見ながら二人で探索しました。小さい花とは知っていましたが、果実の大きさからして一円玉くらいはあるのかなと思っていました。なかなか見つけることはできませんでしたが、やはり「花探の天才」が本領発揮しました。花を見つけました。花を見て、もうビックリでした。思っていた以上に小さな花でした。とても一人だったら見つけられなかったと思いました。その後も花友さんは、咲き終わった株や咲いている株を見つけました。

次にクロヤツシロランの自生地に移動しました。ここでも花友さんはすぐに見つけましたが、残念ながらロープが張られた遊歩道からは後ろ姿しか見れませんでした。したがって写真も撮れませんでした。その後も二人で探しましたが林の中が比較的暗く、今回はあきらめて探索を終了しました。

帰宅してからSDカードから写真をパソコンに入れて拡大して見ながら「日本のラン ハンドブック①低地・低山編」(文一総合出版)と照らし合わせると、アキザキヤツシロランと思っていた花は、なんとクロヤツシロランでした。この自生地のランはアキザキヤツシロランとの情報だったので、ちょつと驚きでした。


クロヤツシロラン
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咲き終わったクロヤツシロラン
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カシワバハグマ
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