長野 高峰高原~湯の丸高原 その② 【H29/7月】
この高原は花が多くあり、歩いていても楽しくなります。日差しもありましたが、暑いとはそれほど感じませんでした。ラン科の花も何種類か愛でることができました。池の平湿原付近では、随所でテガタチドリが登山道脇に咲いていました。今回、テガタチドリとお会いできましたので、今シーズンはチドリ三姉妹(ノビネチドリ、ハクサンチドリ、テガタチドリ)を愛でることができました。
樹林帯の中ではシテンクモキリが咲いていました。昨年は富士山方面で愛でましたが、今回、この高原に自生しているとは思わなかったので見つけたときは嬉しく思いました。
亜高山帯なのに高山帯の花もあり、低山帯の花もあり、山の花好きには最高の高原でした。高峰温泉で一風呂浴びて生ビールを飲み、新宿行きのバスに乗りました。高峰高原から新宿行きのバスが出ているとは驚きでした。途中でU氏が乗車し、本日の花観察の話をしながら乗車時間を過ごしました。U氏は小諸駅で下車し長野経由で松本に行き、翌日は美ケ原に行くとか。こちらは佐久平駅で下車し新幹線で帰りました。
テガタチドリ 見ごろの時期でした。


ハクサンチドリ 最盛期を過ぎていましたが、まだ咲いていました。

シテンクモキリ 同じラン科でもテガタチドリやハクサンチドリに比べると地味な花です。


エゾスズラン 何か所かで見かけましたが花はまだです。U氏が林道歩きの際、山の中腹より下では咲いていたとか。

ホソバノキソチドリなど





イブキジャコウソウ 群生していました。



グンバイヅル 長野県、群馬県、岐阜県に自生しているそうです。環境省及び長野県の絶滅危惧種となっているようです。いたるところに咲いていました。

ハクサンオミナエシ

シュロソウ シュロソウなのかタカネシュロソウなのかは?

アオヤギソウ アオヤギソウなのかタカネアオヤギソウなのかは?

ヤマブキショウマ

ハクサンシャクナゲ

池の平湿原鏡池

池の平湿原

ウツボグサ

オトギリソウ シナノオトギリかな? 葉の縁取の色とか、葉の斑点などで区別がつくそうですが写真からでは見当つきません。

マルバダケブキ

カワラナデシコ ネットではタカネ、エゾなど色々なナデシコが出てましたが、東御市発行の「池の平湿原 花ごよみ」ではカワラナデシコと掲載されていました。

ウスユキソウ

クルマユリ 亜高山帯なのでコオニユリかと思いましたが、高山性のクルマユリでした。

高峰温泉で餌付けされたリス ガラス窓越しに撮っているので鮮明ではありません。

当ブログに訪問していただきましてありがとうございました。
樹林帯の中ではシテンクモキリが咲いていました。昨年は富士山方面で愛でましたが、今回、この高原に自生しているとは思わなかったので見つけたときは嬉しく思いました。
亜高山帯なのに高山帯の花もあり、低山帯の花もあり、山の花好きには最高の高原でした。高峰温泉で一風呂浴びて生ビールを飲み、新宿行きのバスに乗りました。高峰高原から新宿行きのバスが出ているとは驚きでした。途中でU氏が乗車し、本日の花観察の話をしながら乗車時間を過ごしました。U氏は小諸駅で下車し長野経由で松本に行き、翌日は美ケ原に行くとか。こちらは佐久平駅で下車し新幹線で帰りました。
テガタチドリ 見ごろの時期でした。


ハクサンチドリ 最盛期を過ぎていましたが、まだ咲いていました。

シテンクモキリ 同じラン科でもテガタチドリやハクサンチドリに比べると地味な花です。


エゾスズラン 何か所かで見かけましたが花はまだです。U氏が林道歩きの際、山の中腹より下では咲いていたとか。

ホソバノキソチドリなど





イブキジャコウソウ 群生していました。



グンバイヅル 長野県、群馬県、岐阜県に自生しているそうです。環境省及び長野県の絶滅危惧種となっているようです。いたるところに咲いていました。

ハクサンオミナエシ

シュロソウ シュロソウなのかタカネシュロソウなのかは?

アオヤギソウ アオヤギソウなのかタカネアオヤギソウなのかは?

ヤマブキショウマ

ハクサンシャクナゲ

池の平湿原鏡池

池の平湿原

ウツボグサ

オトギリソウ シナノオトギリかな? 葉の縁取の色とか、葉の斑点などで区別がつくそうですが写真からでは見当つきません。

マルバダケブキ

カワラナデシコ ネットではタカネ、エゾなど色々なナデシコが出てましたが、東御市発行の「池の平湿原 花ごよみ」ではカワラナデシコと掲載されていました。

ウスユキソウ

クルマユリ 亜高山帯なのでコオニユリかと思いましたが、高山性のクルマユリでした。

高峰温泉で餌付けされたリス ガラス窓越しに撮っているので鮮明ではありません。

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長野 高峰高原~湯の丸高原 その① 【H29/7月】
梅雨明け2日目は天気も安定し雷もない天気予報なので、高山植物、亜高山植物の花々が咲く高原に行ってきました。北陸新幹線の「あさま601号」に乗り、佐久平駅で下車し、高峰高原行のJRバスのバス停で待っていたら、なんと山梨方面の観察会メンバーのU氏が一足遅れでバス停に来たので、まさかこんなところで会うとは、お互いにビックリでした。高峰高原まで1時間の乗車時間も花談義をしていたら、あっという間に着いてしまいました。バスの車窓からは山の中腹ではヤナギランが満開に近い咲き方でした。ニッコウキスゲもチラホラ咲いていました。
U氏は黒斑山方面に、ある花を見に行くとのこと。こちらは湯の丸方面と別方向に向かいました。帰りのバスはU氏は途中から乗るとのこと。高峰高原から湯の丸高原には水ノ塔山・篭ノ登山を登って行くコースがありますが、以前にツアー登山で歩いているので、今回は林道コースを歩きました。この林道コースも色々な花が咲いていました。特に目立って多かったのはヤマオダマキでした。湯の丸高原の池の平湿原周辺のコースは、雷の丘、雲上の丘広場(2110m)を通る見晴歩道を歩き、コマクサ自生地のある三方ヶ峰(2040m)から池の平湿原に下り、湿原の中の木道を歩きました。
三方ヶ峰のコマクサは満開の状況でした。このコマクサを初めて見たのは33年前の同じ7月20日でした。その時のメモを見ると森林限界も超えない山にコマクサが何故あるのだろうかと書いてました。当時ロッジで買った「湯の丸 自然ガイドノート」(銀河書房)を今頃になって見たらコマクサのページには「柳沢さんは高山植物の女王といわれるコマクサと三方のアカザレに何年もかけて、群落をつくりあげられました。」と書かれていました。やはり元々は植栽のコマクサだったようです。
山の中腹では咲いていたヤナギランも池の平周辺では、まだ蕾の状態でした。それでも数本は咲いていました。ヤナギランの群生地は各地にありましたが日本鹿の食害で消えてしまったところもあります。ここ池の平は鹿の被害に遭わずに毎年の夏にヤナギランが咲いていてほしいなと思いました。ニッコウキスゲも所々で咲いていました。
コマクサ 高山植物の女王と呼ばれています。


ヤマオダマキ 至る所に咲いていました。

ほとんどのヤマオダマキは萼片まで黄色のものでした。

萼片まで黄色のオダマキがほとんどでしたが、萼片が赤褐色のものもたまにありました。

ヤナギラン 咲いているのは僅かでした。群生していますので花が満開になったら素晴らしい風景になると思います。

ニッコウキスゲ 咲いているのはチラホラでした。車坂峠付近には群生して咲いていました。

ニガナ

ニガナ(白花)

ハクサンフウロ 監視員の方にアサマフウロがあるかお聞きしましたが浅間連山なのにハクサンフウロしかないそうです。


グンナイフウロ やや盛りは過ぎていました。

クガイソウ まだ咲き始めでした。

シシウド

レンゲツツジ 池の平湿原のレンゲツツジの色は赤系です。

池の平湿原

アヤメ

ノハナショウブ

カラマツソウ

ヨツバヒヨドリ

シャジクソウ 初見の花でした。

シモツケ


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U氏は黒斑山方面に、ある花を見に行くとのこと。こちらは湯の丸方面と別方向に向かいました。帰りのバスはU氏は途中から乗るとのこと。高峰高原から湯の丸高原には水ノ塔山・篭ノ登山を登って行くコースがありますが、以前にツアー登山で歩いているので、今回は林道コースを歩きました。この林道コースも色々な花が咲いていました。特に目立って多かったのはヤマオダマキでした。湯の丸高原の池の平湿原周辺のコースは、雷の丘、雲上の丘広場(2110m)を通る見晴歩道を歩き、コマクサ自生地のある三方ヶ峰(2040m)から池の平湿原に下り、湿原の中の木道を歩きました。
三方ヶ峰のコマクサは満開の状況でした。このコマクサを初めて見たのは33年前の同じ7月20日でした。その時のメモを見ると森林限界も超えない山にコマクサが何故あるのだろうかと書いてました。当時ロッジで買った「湯の丸 自然ガイドノート」(銀河書房)を今頃になって見たらコマクサのページには「柳沢さんは高山植物の女王といわれるコマクサと三方のアカザレに何年もかけて、群落をつくりあげられました。」と書かれていました。やはり元々は植栽のコマクサだったようです。
山の中腹では咲いていたヤナギランも池の平周辺では、まだ蕾の状態でした。それでも数本は咲いていました。ヤナギランの群生地は各地にありましたが日本鹿の食害で消えてしまったところもあります。ここ池の平は鹿の被害に遭わずに毎年の夏にヤナギランが咲いていてほしいなと思いました。ニッコウキスゲも所々で咲いていました。
コマクサ 高山植物の女王と呼ばれています。


ヤマオダマキ 至る所に咲いていました。

ほとんどのヤマオダマキは萼片まで黄色のものでした。

萼片まで黄色のオダマキがほとんどでしたが、萼片が赤褐色のものもたまにありました。

ヤナギラン 咲いているのは僅かでした。群生していますので花が満開になったら素晴らしい風景になると思います。

ニッコウキスゲ 咲いているのはチラホラでした。車坂峠付近には群生して咲いていました。

ニガナ

ニガナ(白花)

ハクサンフウロ 監視員の方にアサマフウロがあるかお聞きしましたが浅間連山なのにハクサンフウロしかないそうです。


グンナイフウロ やや盛りは過ぎていました。

クガイソウ まだ咲き始めでした。

シシウド

レンゲツツジ 池の平湿原のレンゲツツジの色は赤系です。

池の平湿原

アヤメ

ノハナショウブ

カラマツソウ

ヨツバヒヨドリ

シャジクソウ 初見の花でした。

シモツケ


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長野鬼無里 奥裾花自然園 【5月】
日本一の群生地と言われる鬼無里のミズバショウを愛でに出かけてきました。新宿から夜行高速バスで長野へ。奥裾花自然園行きのバスの時間まで善光寺をお参りしました。
奥裾花自然園は尾瀬ヶ原のような大きな湿原ではなく、山の中に「今池湿原」と「こうみ平湿原」の二つの湿原がありました。また、「ひょうたん池」と「吉池」の二つの池がありました。これらの湿原や池、さらにはブナ原生林を結んだ登山道があり変化に富んだところでした。
今池湿原は、湿原のそばに道がありますが、こうみ平湿原は山道から眺めるという感じでした。ミズバショウは盛りを過ぎていて葉が大きくなっていました。ブナの新緑がとてもきれいでした。
ミズバショウ





オオイワカガミ



ブナの原生林の中に登山道が続きます。

ところどころに、熊除けの鍋やフライパンがありました。棒で鍋を叩いて大きな音を出します。前後に人がいないときには鈴をつけて歩きました。

オオカメノキ

ニリンソウ

エンレイソウ

タムシバ

キクザイチゲ

ヤマエンゴサク

ニョイスミレ

オオバキスミレ
_convert_20130525100006.jpg)
スミレサイシン

今池湿原にはイワナが泳いでいました。

タチツボスミレかオオタチツボスミレか ??



自然園の山道から雪を抱く山 山の名前は?

林道歩きの途中から見た戸隠西岳連峰

奥裾花自然園は尾瀬ヶ原のような大きな湿原ではなく、山の中に「今池湿原」と「こうみ平湿原」の二つの湿原がありました。また、「ひょうたん池」と「吉池」の二つの池がありました。これらの湿原や池、さらにはブナ原生林を結んだ登山道があり変化に富んだところでした。
今池湿原は、湿原のそばに道がありますが、こうみ平湿原は山道から眺めるという感じでした。ミズバショウは盛りを過ぎていて葉が大きくなっていました。ブナの新緑がとてもきれいでした。
ミズバショウ





オオイワカガミ



ブナの原生林の中に登山道が続きます。

ところどころに、熊除けの鍋やフライパンがありました。棒で鍋を叩いて大きな音を出します。前後に人がいないときには鈴をつけて歩きました。

オオカメノキ

ニリンソウ

エンレイソウ

タムシバ

キクザイチゲ

ヤマエンゴサク

ニョイスミレ

オオバキスミレ
_convert_20130525100006.jpg)
スミレサイシン

今池湿原にはイワナが泳いでいました。

タチツボスミレかオオタチツボスミレか ??



自然園の山道から雪を抱く山 山の名前は?

林道歩きの途中から見た戸隠西岳連峰
