山に咲く花を愛でるために山歩きをし、その花の写真を撮っています。

伊吹山 【7月】

夏山のアルプス行きに備えて泊りがけで中級クラスの山を歩かなければと思っていましたが、2週前から腰痛で長時間の歩きや、立ち上がる時に痛みが走り山どころではない状態でした。楽に行けて花が沢山咲いているところを探したところ日本百名山の一つの伊吹山がありました。

新宿から名古屋まで夜行高速バス(椅子はかなり倒せるので楽です)に乗り、JRで大垣駅へ。駅前から伊吹山への登山バスで9合目へ。バスを降りれば登山道脇はお花畑が広がります。

伊吹山には15年前に滋賀県側の山麓から山頂まで歩いて登ったことがあります。そのとき、登っている途中から腹の調子がおかしくなり、ただひたすら山頂のトイレを目指したせいか、お花畑の記憶がありませんでした。

伊吹山はイブキトラノオ、イブキジャコウソウなどイブキと名のつく植物が30種ほどあるようです。標高は1377mですが、豪雪地帯のためか、高山植物、亜高山植物なとが山頂付近に咲いています。

今回は楽な登山で、バスを降りてから西遊歩道を登って山頂に向かいました。登山者と観光客で大勢の人でした。山頂から下りは東遊歩道コースを歩きました。こちらは登山靴を履いてない人は歩けないので、人はずっと少なくなりました。

今回、見てみたかった花がイブキフウロでした。

イブキフウロ  花弁の先が三尖裂しています。エゾフウロの亜種といわれています。
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エゾフウロ  茎葉や萼片に毛が多いのが特徴となっています。
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ハクサンフウロ  エゾフウロのように毛は多くないそうです。
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グンナイフウロ 花はフウロの仲間では一番大きいそうです。最盛期はすぎていました。
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ヒメフウロ  葉は細かい切れ込みがあり、花が小さいのでヒメフウロと名がついたとか。  
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イブキトラノオ  伊吹山で最初に発見された花です。南アルプス北岳の草すべりなどで見たことがありました。
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イブキジャコウソウ  これも伊吹山で最初に発見された花です。草ではなく小低木です。
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キバナノレンリソウ  伊吹山の固有種ですが帰化植物で、織田信長が薬草園を開いたときからだそうです。
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コバノミミナグサ  伊吹山の固有種です。小さな花で花弁の先が割れています。最盛期を過ぎていました。
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ルリトラノオ  伊吹山の固有種でクガイソウと似ていますが、葉の付き方が違うそうです。
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クガイソウ
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クサフジ  この花が一番多くありました。
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ヤマホタルブクロ  ホタルブクロは萼片の間に、反り返った付属物があるので、区別ができます。
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コオニユリ
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シモツケ  草ではなく落葉低木です。
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シモツケソウ  咲き始めたばかりでした。一週後くらいに見ごろになるのでは。
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キンバイソウ  
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ヒヨクソウ
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オオバギボウシ
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シュロソウ
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タカトウダイ
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シシウド  
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クモキリソウ  ラン科の花もありましたが、最盛期を過ぎてました。
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山頂付近
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山頂  三角点はちょつと離れた場所にありました。
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カワラナデシコ
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東遊歩道 下り専用のコースです。登山靴を履いてないと入ってはいけないと看板が立っていました。
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東遊歩道  メタカラコウの群生
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ウバユリ
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ヨツバヒヨドリ
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キバナノカワラマツバ  伊吹山には白花,淡黄色の三種類あるそうです。
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キリンソウ
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2013-07-28 : 西日本の山 : コメント : 1 : トラックバック : 0
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番外編  新井和也氏を悼む

今日の朝刊を読んでいたら、北アルプス剣岳で落石事故があり写真家が亡くなるという見出しがありました。記事を読んでみたら町田市在住の写真家、新井和也氏でした。驚きました。

新井氏は主に山の花を撮る写真家で「高山植物ハンディ図鑑」、「日本の高山植物400」、「原寸大見分ける低山の花100」などの本を出しています。また、山の花の保護活動、シカの食害の問題なども取り上げてよく山渓や岳人などに記事を出していました。

新井氏とは植物保護団体の観察山行、ある山の植物保護活動でご一緒になったり、また、ある山にラン科の花を撮りに行ったときにばったり会ったりしたこともありました。昨年の6月にお会いしたときに、「○○山のラン科の場所を教えてほしいと言われました。」原則、希少植物の自生場所は教えないのですが、保護活動を行っている方なので教えました。その時に「もう今年は咲いてしまいましたので、来年見に行ってください。」とつけ加えました。

マクロレンズを買おうと思っていたときに、ネットで新井氏の装備をみたら新井氏のマクロレンズはレンズメーカーのでした。プロでもレンズメーカーのを使っているんならと同じマクロレンズを買ってみました。そういうところでも新井氏の影響を多少受けていました。新井氏が行った山のブログなども随分参考にさせていただきました。

まだ42歳で、これからというときに非常に残念です。心よりご冥福をお祈りいたします。
2013-07-22 : その他の地域等 : コメント : 1 : トラックバック : 0
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富士山麓 梨ヶ原 【7月】

富士山麓の梨ヶ原に行ってきました。ここは自衛隊の北富士演習場で、原則、日曜日だけが入ることのできる場所です。この梨ヶ原は標高、1000メートル前後だと思いますが、この広大な草原は山の花の宝庫でした。

ヤナギランが見ごろだという情報がありましたので、梨ヶ原に精通している方の案内で花探訪をしてきました。しかし、この花の宝庫にも日本鹿がいました。2頭見かけましたが、富士山の写真を撮りにきた方の話によれば20頭くらいの群れを見たことがあると言っていました。この花の宝庫も数年後には壊滅的な被害が起こるのではないかと心配しました。

ヤナギラン  ヤナギランのバックには富士山がそびえています。
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ユウスゲ  夕方から翌日の10時くらいまで咲いています。
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コオニユリ
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ノハナショウブ  外花披片の基部に黄色斑紋があります。カキツバタは白色、アヤメは黄色地に紫色の網目模様があります。花は似ていますので、それぞれの特徴で見分けることができます。
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トモエソウ
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クサレダマ  一般的には湿原や湿地に咲く花ですが、火山礫の草原にも咲いていました。
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キキョウ  秋の七草の一つですが、七月でも咲いていました。
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オオバギボウシ
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オカトラノオ
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ツリガネニンジン
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クサフジ
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スズサイコ  蕾です。天気の良い日は咲きません。雨に咲く花です。
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カワラナデシコ
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タチフウロ  ハクサンフウロに比べると、淡紅紫色で、花弁に濃色の脈があります。
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シモツケ
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ヤマオダマキ
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2013-07-22 : 箱根・富士山周辺の山 : コメント : 1 : トラックバック : 0
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秩父多摩甲斐国立公園 【7月】

秩父多摩甲斐国立公園の中にある山に行ってきました。お目当ての花はニョホウチドリです。この花だけを愛でに登り山頂には行きませんでした。

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2013-07-21 : その他の地域等 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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群馬沼田 玉原湿原 【7月】

群馬県の玉原湿原に行ってきました。こじんまりとした湿原でした。今回のお目当てはカキランでした。カキランはこの時期、各地で見られますが、まだ行ったことのない場所で見てみたかったので玉原湿原に向かいました。小さな湿原でしたが、カキランは多く見られました。

上越新幹線で上毛高原駅まで行き、駅前からラベンダー号という小型バスに乗り、終点のセンターハウスで下車して林道を少し歩くと湿原の入り口に着きます。

カキラン
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エゾアジサイ 林道脇にたくさん咲いていました。
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キツリフネ この花も林道に咲いていました。
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ヒヨドリバナ
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湿原の標識
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湿原の風景
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キンコウカ 湿原一帯に咲いていました。
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ミズチドリ
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コオニユリ
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コバノギボウシ
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オオヤマサギソウ
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2013-07-20 : 群馬の山 : コメント : 1 : トラックバック : 0
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関東 自然公園 【7月】

関東地方のある自然公園に行ってきました。お目当ての花はタシロランでしたが、残念ながら、枯れているか、枯れかかっているのしかありませんでした。訪れるのが遅かったようです。

広大な自然公園で、金曜日のせいか山の中では植物観察をしていた4人グループの人たちとしか会いませんでした。

タシロラン
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花を見るとランの形をしています。
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ウバユリ
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ムラサキニガナ
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ヤブミョウガ
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ベニバナボロギク
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ホタルブクロ
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2013-07-13 : その他の地域等 : コメント : 1 : トラックバック : 0
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番外編 沖縄 サガリバナ 【7月】

沖縄の野の花ではないですが、珍しい花なので掲載しました。

真夏となっている沖縄で、夏に咲く、見たいと思っていた花が那覇市で見られるという情報をキャッチしましたので沖縄まで行ってきました。

見たかった花はサガリバナです。沖縄や奄美のマングローブ地帯や川沿いに自生し、夜に花が咲き朝には落花します。フジのように下向きに下がる花を咲かせることから、別名はサワフジといいます。

サガリバナの名前を知ったのは6年くらい前に、沖縄出身の歌手のライブに行ったときに「サガリバナ」という題名の歌をきいたのが初めてでした。沖縄との関わりは長い年数がありましたが、サガリバナについては知りませんでした。そして花の写真を見たのが今年の2月でした。沖縄では西表島で咲くのが有名だそうです。朝、川一面に落花が浮かぶそうです。

西表島まで行かないと見れないと思っていたサガリバナが街路樹として那覇市をはじめ本島に何か所もあることを最近知りました。そして咲いたとの情報を得て真夏の沖縄に飛びました。

サガリバナ
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2013-07-07 : 沖縄の野の花・山の花 : コメント : 1 : トラックバック : 0
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