山梨方面 【H27/3月】
今年最初の山梨方面で開催された植物観察会に参加してきました。快晴の天気で富士山も一日雲がかからずに綺麗に見えました。今回の参加者は少数だったため先生の説明もよく聞けました。観察会が終わり解散場所でも先生を囲んで花談義が続き、ラン科のある花の開花時期に緊急観察会を開催することまで決まり話が盛り上がりました。
昨年は大雪のため開花が遅れ空振りに終わったコシノコバイモですが、今年はちょうど見ごろでした。コシノコバイモは北陸~新潟地方に分布していますが、山梨県や静岡県にも隔離分布しているそうです。
沢の源流部にあるフクジュソウの自生地へは沢を高巻しながら行きましたが、葉がかなり出てやや遅かったようです。
当初予定のセツブンソウとミスミソウは開花時期が過ぎていることから観察を取り止めて、アズマイチゲの群生地に行きました。
富士山が一日雲がつかずに見えました。

ダンコウバイ

イワボタン

ミヤマウグイスカグラ

エゾアオイスミレ

コシノコバイモ 花被片の周囲に鋸歯かあり釣鐘型の花形が特徴となっています。




フクジュソウ


アズマイチゲ


昨年は大雪のため開花が遅れ空振りに終わったコシノコバイモですが、今年はちょうど見ごろでした。コシノコバイモは北陸~新潟地方に分布していますが、山梨県や静岡県にも隔離分布しているそうです。
沢の源流部にあるフクジュソウの自生地へは沢を高巻しながら行きましたが、葉がかなり出てやや遅かったようです。
当初予定のセツブンソウとミスミソウは開花時期が過ぎていることから観察を取り止めて、アズマイチゲの群生地に行きました。
富士山が一日雲がつかずに見えました。

ダンコウバイ

イワボタン

ミヤマウグイスカグラ

エゾアオイスミレ

コシノコバイモ 花被片の周囲に鋸歯かあり釣鐘型の花形が特徴となっています。




フクジュソウ


アズマイチゲ


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高尾山 & 片倉城址公園 【H27/3月】
平日の金曜日に高尾山に出かけてきました。6号路から入山し、稲荷山コースに出て高尾山山頂に。下山は蛇滝に降りて小仏川沿いに高尾駅まで歩きました。
高尾山の山頂は土日並みの混雑でした。6号路、蛇滝付近のハナネコノメは赤い葯は落ちていました。スミレ類はこれからが本番になりますが、ヒナスミレが目立つほどに咲いていました。キバナノアマナの咲く場所は地元の方が保護活動のために監視をしていました。
高尾駅で京王線に乗り、京王片倉駅で下車し、片倉城址公園で見ごろになったカタクリを見てきました。
ユリワサビ

アオイスミレ

ニリンソウ 花びらに見える萼片はややピンク色になっています。

ニリンソウ 6号路のニリンソウ、花びらに見える萼片は通常(5枚)より多くありました。

ヒナスミレ

アブラチャン

高尾山山頂からの富士山

ナガバノスミレサイシン

エイザンスミレ

ヤマルリソウ

タチツボスミレ

ヤマエンゴサク

ニリンソウ 花びらに似た萼片は通常5枚です。

キバナノアマナ


ヒメニラ

キクザキイチゲ

アズマイチゲ

片倉城址公園のカタクリ群生

カタクリ


高尾山の山頂は土日並みの混雑でした。6号路、蛇滝付近のハナネコノメは赤い葯は落ちていました。スミレ類はこれからが本番になりますが、ヒナスミレが目立つほどに咲いていました。キバナノアマナの咲く場所は地元の方が保護活動のために監視をしていました。
高尾駅で京王線に乗り、京王片倉駅で下車し、片倉城址公園で見ごろになったカタクリを見てきました。
ユリワサビ

アオイスミレ

ニリンソウ 花びらに見える萼片はややピンク色になっています。

ニリンソウ 6号路のニリンソウ、花びらに見える萼片は通常(5枚)より多くありました。

ヒナスミレ

アブラチャン

高尾山山頂からの富士山

ナガバノスミレサイシン

エイザンスミレ

ヤマルリソウ

タチツボスミレ

ヤマエンゴサク

ニリンソウ 花びらに似た萼片は通常5枚です。

キバナノアマナ


ヒメニラ

キクザキイチゲ

アズマイチゲ

片倉城址公園のカタクリ群生

カタクリ


沖縄 竹富島の野の花 【H27/3月】
沖縄 西表島の野の花・山の花 【H27/3月】
真夏を思わせるような太陽が輝き青い空が広がる西表島に行ってきました。西表島は野生ランの宝庫と言われておりますが、残念ながらこの時期は端境期でした。
今回はガイドさんをお願いして山、里、海岸と幅広いフィールドでの植物観察をしてきました。亜熱帯の地に咲く花々は色も鮮やかなものが多くありました。
今回、ガイドしていただいたのは西表島白浜の金城旅館の女将である島袋ときわさんです。山梨方面の観察会メンバーのFさんからランの撮影に度々訪れてガイドしていただいているという話を伺っていたので、依頼しました。
コウトウシラン ピンクの花で何とも言えぬ美しさでした。

ヤエヤマスミレ 山道を登ってから沢に降り、沢の奥の岩に咲いていました。残念ながらこの沢には葉が心形のイリオモテスミレはありませんでした。

コウトウウシュウカイドウ

オジギソウ

イリオモテアザミ

フトモモ

コロマンソウ

カショウクズマメ

クロバナツルアズキ

コンロンカ

シマツユクサ

ツルハグマ

チリメンナガボウソウ

センダン

リュウゼツラン 里の花です。

センリョウ 実がついていました。

ハママンネングサ 海岸の花です。

テッポウユリ これも海岸の花です。群生地に案内していただいたのですが今年は開花が遅れているそうでポツリポツリとしか咲いていませんでした。

モンパノキ 海岸の花です。

アダン パインのような形をした実がついていました。

ハマウド 海岸の砂地に生えていました。

セイシカ 山の中で遠くに咲いていましたので望遠で撮りました。西表では川沿いに多くあります。

コバノツルアズキ

ノアサガオ

クワズイモ

テン二ンギク

キキョウラン

テリミノイヌホウズキ

ルリハコベ

ソコベニヒルガオ

キランソウ

キンギンソウ

今回はガイドさんをお願いして山、里、海岸と幅広いフィールドでの植物観察をしてきました。亜熱帯の地に咲く花々は色も鮮やかなものが多くありました。
今回、ガイドしていただいたのは西表島白浜の金城旅館の女将である島袋ときわさんです。山梨方面の観察会メンバーのFさんからランの撮影に度々訪れてガイドしていただいているという話を伺っていたので、依頼しました。
コウトウシラン ピンクの花で何とも言えぬ美しさでした。

ヤエヤマスミレ 山道を登ってから沢に降り、沢の奥の岩に咲いていました。残念ながらこの沢には葉が心形のイリオモテスミレはありませんでした。

コウトウウシュウカイドウ

オジギソウ

イリオモテアザミ

フトモモ

コロマンソウ

カショウクズマメ

クロバナツルアズキ

コンロンカ

シマツユクサ

ツルハグマ

チリメンナガボウソウ

センダン

リュウゼツラン 里の花です。

センリョウ 実がついていました。

ハママンネングサ 海岸の花です。

テッポウユリ これも海岸の花です。群生地に案内していただいたのですが今年は開花が遅れているそうでポツリポツリとしか咲いていませんでした。

モンパノキ 海岸の花です。

アダン パインのような形をした実がついていました。

ハマウド 海岸の砂地に生えていました。

セイシカ 山の中で遠くに咲いていましたので望遠で撮りました。西表では川沿いに多くあります。

コバノツルアズキ

ノアサガオ

クワズイモ

テン二ンギク

キキョウラン

テリミノイヌホウズキ

ルリハコベ

ソコベニヒルガオ

キランソウ

キンギンソウ

高尾山系 景信山 【H27/3月】
奥多摩の清掃ボランティアは、今月も奥多摩を離れ高尾山系の景信山での清掃登山を行ってきました。高尾山と同様に登山道にはゴミはありませんが登山道脇の樹林帯にはペットボトルや缶、瓶などが沢山投げ捨てられていました。
小仏バス停から景信山に登り、小仏峠、小仏城山を経て尾根を日影まで下りました。先週の6号路とは違い、日影ではハナネコノメが満開でした。アオイスミレ、キクザキイチゲなども咲いており日影は花盛りでした。4時を過ぎて曇り空でしたのでアズマイチゲの花は閉じていました。
アブラチャン 黄色の花は目立ちます。

シュンラン 春の訪れを感じます。

ウグイスカグラ

コチャメルソウ 尾根から下って日影の沢を渡るところにありましたが花の向きがいまいちでした。

キクザキイチゲ

アオイスミレ

ハナネコノメ






小仏バス停から景信山に登り、小仏峠、小仏城山を経て尾根を日影まで下りました。先週の6号路とは違い、日影ではハナネコノメが満開でした。アオイスミレ、キクザキイチゲなども咲いており日影は花盛りでした。4時を過ぎて曇り空でしたのでアズマイチゲの花は閉じていました。
アブラチャン 黄色の花は目立ちます。

シュンラン 春の訪れを感じます。

ウグイスカグラ

コチャメルソウ 尾根から下って日影の沢を渡るところにありましたが花の向きがいまいちでした。

キクザキイチゲ

アオイスミレ

ハナネコノメ






山梨甲州 小倉山 & 塩の山 【H27/3月】
甲州市(旧・塩山市)の小倉山の麓に流れる竹森川の沢沿いにザゼンソウの群生地があります。ここのザゼンソウは日本の南限に咲くそうです。今回はザゼンソウを愛でてから小倉山に登ってきました。久々に訪れましたが、入口付近は王宮ざぜん草公園として整備され随分と様変わりしていました。
ザゼンソウはその姿が座禅僧の姿に似るので、この名前がついたそうです。別名ダルマソウともいうそうで、達磨大師の姿に見立てたものだそうです。
小倉山の山頂から眼下に塩の山が見えました。平地にこの山だけがぼこっと出ています。中央線に乗るたびに気になっていた山でしたので、小倉山の帰りに塩の山を登ってみました。
塩の山は「塩山」の地名に由来になった山だそうです。古今和歌集の中で「志ほの山」と詠まれており、「四方から見える山」の意で「しほうのやま」から「しおのやま」と呼ばれるようになったと言われています。
ザゼンソウ













小倉山への登山道

小倉山の山頂展望台からの富士山

小倉山の山頂展望台から南アルプス甲斐駒ケ岳、鳳凰三山方面

小倉山の山頂展望台から塩の山

塩の山 山頂 霞んでて富士山は見えませんでした。


シュンランが咲いていました。

ザゼンソウはその姿が座禅僧の姿に似るので、この名前がついたそうです。別名ダルマソウともいうそうで、達磨大師の姿に見立てたものだそうです。
小倉山の山頂から眼下に塩の山が見えました。平地にこの山だけがぼこっと出ています。中央線に乗るたびに気になっていた山でしたので、小倉山の帰りに塩の山を登ってみました。
塩の山は「塩山」の地名に由来になった山だそうです。古今和歌集の中で「志ほの山」と詠まれており、「四方から見える山」の意で「しほうのやま」から「しおのやま」と呼ばれるようになったと言われています。
ザゼンソウ













小倉山への登山道

小倉山の山頂展望台からの富士山

小倉山の山頂展望台から南アルプス甲斐駒ケ岳、鳳凰三山方面

小倉山の山頂展望台から塩の山

塩の山 山頂 霞んでて富士山は見えませんでした。


シュンランが咲いていました。

高尾山 【H27/3月】
秩父方面 【H27/3月】
秩父方面のセツブンソウの自生地を3ヵ所回ってきました。東京は曇り空でしたが、秩父は青空が広がっていました。その分、花粉も多く飛散していたようで帰るころにはくしゃみの連発でした。
一つ目の自生地は以前は足の踏み場もないくらいにセツブンソウがありましたが、年々減っていき今回はたったの30株くらいしかありませんでした。なぜなら鹿と猪の運動場のようになり踏み荒らしに掘り返しで荒れ放題になっていました。鹿の糞もいたるところにありました。
あと二つの自生地は鹿や猪は出ていないようなので例年通りに咲いていました。今年はすでに昭和記念公園と殿ケ谷戸庭園でセツブンソウを愛でていますが、元々は植栽されたものだと思います。やはり自然の中で咲いているセツブンソウのほうが一味違うかなと思いました。
セツブンソウ












このセツブンソウは秩父鉄道のある駅の敷地内に咲いていました。

オモト 3ヵ所目の自生地に行くときに登山道の横に赤い実をつけたオモトがありました。

一つ目の自生地は以前は足の踏み場もないくらいにセツブンソウがありましたが、年々減っていき今回はたったの30株くらいしかありませんでした。なぜなら鹿と猪の運動場のようになり踏み荒らしに掘り返しで荒れ放題になっていました。鹿の糞もいたるところにありました。
あと二つの自生地は鹿や猪は出ていないようなので例年通りに咲いていました。今年はすでに昭和記念公園と殿ケ谷戸庭園でセツブンソウを愛でていますが、元々は植栽されたものだと思います。やはり自然の中で咲いているセツブンソウのほうが一味違うかなと思いました。
セツブンソウ












このセツブンソウは秩父鉄道のある駅の敷地内に咲いていました。

オモト 3ヵ所目の自生地に行くときに登山道の横に赤い実をつけたオモトがありました。

千葉君津 高宕山 【H27/2月】
2月の最終日も青空が広がり登山日和となりました。房総の高宕山に行ってきました。自宅を7時30分に出て東京駅から快速電車で君津駅へ、バスを乗り継ぎ植畑上郷バス停に下車したのが11時30分。4時間の行程でした。そこから車道を30分ほど歩いて、ようやく登山口でした。本当に遠い遠い山でした。
それでもお目当てのスハマソウの花を愛でることができたときは遠い山でも来てよかったなと思いました。頂上からは見る風景は山ばかり。千葉県にこんなに山があったのかと思うくらいでした。
スハマソウはキンポウゲ科のミスミソウ属で、三つに裂けた葉の角が丸くなっています。日本に自生するミスミソウはオオミスミソウ、ミスミソウ、スハマソウ、ケスハマソウの4種類があるそうです。ケスハマソウは近畿以西と四国に分布しているので、東日本で見られるのは3種類だそうです。オオミスミソウは角田山と佐渡で、ミスミソウは山梨方面の観察会で愛でていますので、機会があればケスハマソウも愛でてみたいと思っています。
スハマソウ








ネコノメソウ

シュンラン この山ではシュンランは花盛りでした。

石射太郎山近くのベンチ付近からの風景


タチツボスミレ

ヒメウズ 横を向いていたので正面から撮れませんでした。

カンアオイ カンアオイは多く見られました。

ヤブツバキ

コウヤボウキの綿毛

岩のへこんだ下に大きな石塔がありました。山の中までどうやって運んだり積み上げたりしたのでしょうか。

高宕観音のお堂 お堂の半分くらいは岩の中にあります。源頼朝が戦勝祈願をしたと伝えられているそうです。このお堂の先に岩をくりぬいたトンネルかあり、抜けて進み、最後は梯子を上がると狭い高宕山の山頂に着きます。

山頂からの展望 山また山の風景です。

祠がありました。

山頂になぜかお釜もありました。

それでもお目当てのスハマソウの花を愛でることができたときは遠い山でも来てよかったなと思いました。頂上からは見る風景は山ばかり。千葉県にこんなに山があったのかと思うくらいでした。
スハマソウはキンポウゲ科のミスミソウ属で、三つに裂けた葉の角が丸くなっています。日本に自生するミスミソウはオオミスミソウ、ミスミソウ、スハマソウ、ケスハマソウの4種類があるそうです。ケスハマソウは近畿以西と四国に分布しているので、東日本で見られるのは3種類だそうです。オオミスミソウは角田山と佐渡で、ミスミソウは山梨方面の観察会で愛でていますので、機会があればケスハマソウも愛でてみたいと思っています。
スハマソウ








ネコノメソウ

シュンラン この山ではシュンランは花盛りでした。

石射太郎山近くのベンチ付近からの風景


タチツボスミレ

ヒメウズ 横を向いていたので正面から撮れませんでした。

カンアオイ カンアオイは多く見られました。

ヤブツバキ

コウヤボウキの綿毛

岩のへこんだ下に大きな石塔がありました。山の中までどうやって運んだり積み上げたりしたのでしょうか。

高宕観音のお堂 お堂の半分くらいは岩の中にあります。源頼朝が戦勝祈願をしたと伝えられているそうです。このお堂の先に岩をくりぬいたトンネルかあり、抜けて進み、最後は梯子を上がると狭い高宕山の山頂に着きます。

山頂からの展望 山また山の風景です。

祠がありました。

山頂になぜかお釜もありました。
