東京近郊の里山 【H29/9月】
昨年の10月と11月に東京近郊の里山に花が終わり小花柄が30センチを超え紡錘形果実をつけた植物を探しました。その植物が花を咲かせる頃になりましたので、里山に向かいました。
この紡錘形果実をつけた植物はクロヤツシロランとアキザキヤツシロランでした。このランは小さく見つけにくいので果実の時期に自生している場所を特定して、花の時期にその近辺を探すことでした。一年がかりの花探索でした。
昨年見つけた紡錘形果実
(H28/10/26撮影) クロヤツシロランという情報を得て探しました。

(H28/11/10撮影) アキザキヤツシロランという情報を得て探しました。


まず最初にアキザキヤツシロランの自生地に行きました。そこには既に人がいました。なんと花友さんでした。この花友さんは「花探の天才」と仲間内で言われているので心強い味方です。小花柄が30センチを超え紡錘形果実をつけたときの自生地の手書き地図を見ながら二人で探索しました。小さい花とは知っていましたが、果実の大きさからして一円玉くらいはあるのかなと思っていました。なかなか見つけることはできませんでしたが、やはり「花探の天才」が本領発揮しました。花を見つけました。花を見て、もうビックリでした。思っていた以上に小さな花でした。とても一人だったら見つけられなかったと思いました。その後も花友さんは、咲き終わった株や咲いている株を見つけました。
次にクロヤツシロランの自生地に移動しました。ここでも花友さんはすぐに見つけましたが、残念ながらロープが張られた遊歩道からは後ろ姿しか見れませんでした。したがって写真も撮れませんでした。その後も二人で探しましたが林の中が比較的暗く、今回はあきらめて探索を終了しました。
帰宅してからSDカードから写真をパソコンに入れて拡大して見ながら「日本のラン ハンドブック①低地・低山編」(文一総合出版)と照らし合わせると、アキザキヤツシロランと思っていた花は、なんとクロヤツシロランでした。この自生地のランはアキザキヤツシロランとの情報だったので、ちょつと驚きでした。
クロヤツシロラン





咲き終わったクロヤツシロラン

カシワバハグマ


当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
この紡錘形果実をつけた植物はクロヤツシロランとアキザキヤツシロランでした。このランは小さく見つけにくいので果実の時期に自生している場所を特定して、花の時期にその近辺を探すことでした。一年がかりの花探索でした。
昨年見つけた紡錘形果実
(H28/10/26撮影) クロヤツシロランという情報を得て探しました。

(H28/11/10撮影) アキザキヤツシロランという情報を得て探しました。


まず最初にアキザキヤツシロランの自生地に行きました。そこには既に人がいました。なんと花友さんでした。この花友さんは「花探の天才」と仲間内で言われているので心強い味方です。小花柄が30センチを超え紡錘形果実をつけたときの自生地の手書き地図を見ながら二人で探索しました。小さい花とは知っていましたが、果実の大きさからして一円玉くらいはあるのかなと思っていました。なかなか見つけることはできませんでしたが、やはり「花探の天才」が本領発揮しました。花を見つけました。花を見て、もうビックリでした。思っていた以上に小さな花でした。とても一人だったら見つけられなかったと思いました。その後も花友さんは、咲き終わった株や咲いている株を見つけました。
次にクロヤツシロランの自生地に移動しました。ここでも花友さんはすぐに見つけましたが、残念ながらロープが張られた遊歩道からは後ろ姿しか見れませんでした。したがって写真も撮れませんでした。その後も二人で探しましたが林の中が比較的暗く、今回はあきらめて探索を終了しました。
帰宅してからSDカードから写真をパソコンに入れて拡大して見ながら「日本のラン ハンドブック①低地・低山編」(文一総合出版)と照らし合わせると、アキザキヤツシロランと思っていた花は、なんとクロヤツシロランでした。この自生地のランはアキザキヤツシロランとの情報だったので、ちょつと驚きでした。
クロヤツシロラン





咲き終わったクロヤツシロラン

カシワバハグマ


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高尾山 【H29/9月】
先週に引き続き、今週も高尾山に行ってきました。今回は最近歩いていないコースを久々に歩こうとしましたので、お目当ての花はありませんでした。
歩いていないコースを歩いてみると花が少なかったです。やはり意識的にこのようなコースを避けていたのかなと思いました。花が少ないコースにもツルギキョウが咲いていました。この数年、高尾山一帯にツルギキョウが出て花を咲かせています。誰かが種を蒔いているのかなと疑ってしまいます。
高尾山に行っても山頂を踏むことは滅多にありません。山頂下のトイレのところまでは行きますが、山頂を巻いてしまいます。花探訪が目的なので山頂に行っても人混みだけなので敬遠しています。今回は電車の中から富士山が見えたので、久々に山頂に行き富士山を眺めようとしました。やはり秋になってきたなと感じました。昼前でも富士山が見えました。しかし、山頂は小学生の遠足の方々で満員でした。
秋を感じたのは富士山だけではなく、ツルリンドウも咲き終わったところに赤い実がありました。これからリンドウやセンブリの花が咲くと高尾にも本格的な秋が訪れるのだと思います。
ツルギキョウ



オクモミジハグマ

シモバシラ

キバナアキギリ

イヌショウマ

アキノキリンソウ

ツルリンドウの実 これからもっと色づいてきます。

ビナンカズラの実 秋から冬にかけて赤く色づきます。

高尾山の山頂からの富士山

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歩いていないコースを歩いてみると花が少なかったです。やはり意識的にこのようなコースを避けていたのかなと思いました。花が少ないコースにもツルギキョウが咲いていました。この数年、高尾山一帯にツルギキョウが出て花を咲かせています。誰かが種を蒔いているのかなと疑ってしまいます。
高尾山に行っても山頂を踏むことは滅多にありません。山頂下のトイレのところまでは行きますが、山頂を巻いてしまいます。花探訪が目的なので山頂に行っても人混みだけなので敬遠しています。今回は電車の中から富士山が見えたので、久々に山頂に行き富士山を眺めようとしました。やはり秋になってきたなと感じました。昼前でも富士山が見えました。しかし、山頂は小学生の遠足の方々で満員でした。
秋を感じたのは富士山だけではなく、ツルリンドウも咲き終わったところに赤い実がありました。これからリンドウやセンブリの花が咲くと高尾にも本格的な秋が訪れるのだと思います。
ツルギキョウ



オクモミジハグマ

シモバシラ

キバナアキギリ

イヌショウマ

アキノキリンソウ

ツルリンドウの実 これからもっと色づいてきます。

ビナンカズラの実 秋から冬にかけて赤く色づきます。

高尾山の山頂からの富士山

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高尾山 【H29/9月】
週の中日は30度を超す残暑でしたが高尾山に行ってきました。汗はいっぱいかきましたが蒸し暑さはそれほど感じませんでした。今回は高尾山の本山だけでしたので朝ドラのひよっこを見てから出かけました。平日でも中高年など多くのハイカーで賑わっていました。
今回のお目当ての花はツル3兄弟でした。ツル3兄弟とは、ツルニンジン、ツルギキョウ、ツルリンドウです。自分で勝手に呼んでいるだけですが。毎年愛でている花ですが、この時期になると会いたくなってくる花たちです。
ツルニンジンは登る途中で会うことができましたので、毎年見ていた場所には今回行きませんでした。今年はバアソブを2回愛でているのでツルニンジンはバアソブよりちょつと大きいかなと感じました。
ツルギキョウはかつては高尾山の幻の花とも言われた花のようですが、近年はいたるところにあります。ツルギキョウ通りと呼ばれるコースを歩きましたが、今年は生育が遅れていました。例年、この時期には花をたくさん付けている大きな株は蕾もありませんでした。ツルギキョウ通りの株を一株ごとじっくり見ていきました。ようやく蕾のある株がありましたので花がないか葉の下を覗いたたら一輪だけ咲いていました。ここで写真を撮っていましたら、ご夫婦らしき二人連れの方が来て、〇〇コースの分岐の近くに大きなツルギキョウの株があり、たくさん花を付けていたと写真を見せてくれました。〇〇コースのツルギキョウは私の花メモ帳には載っていないところでした。
ツルリンドウは予定の場所と登山道脇で木などに絡みつき花を咲かせているのを幾つか見つけました。お目当てのツル3兄弟を愛でることができ満足して下山しました。なお、6号路は落石防止の工事のため通行止めになっていました。
ツルニンジン(ジイソブ)



ツルギキョウ


ツルリンドウ



ノササゲ

オオカモメヅルの実(袋果)

ゲンノショウコ

ミツバフウロ

ヤブミョウガ 実がついてきました。

ヤマホトトギス

カシワバハグマ

ミズタマソウ

シモバシラ

イヌショウマ

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今回のお目当ての花はツル3兄弟でした。ツル3兄弟とは、ツルニンジン、ツルギキョウ、ツルリンドウです。自分で勝手に呼んでいるだけですが。毎年愛でている花ですが、この時期になると会いたくなってくる花たちです。
ツルニンジンは登る途中で会うことができましたので、毎年見ていた場所には今回行きませんでした。今年はバアソブを2回愛でているのでツルニンジンはバアソブよりちょつと大きいかなと感じました。
ツルギキョウはかつては高尾山の幻の花とも言われた花のようですが、近年はいたるところにあります。ツルギキョウ通りと呼ばれるコースを歩きましたが、今年は生育が遅れていました。例年、この時期には花をたくさん付けている大きな株は蕾もありませんでした。ツルギキョウ通りの株を一株ごとじっくり見ていきました。ようやく蕾のある株がありましたので花がないか葉の下を覗いたたら一輪だけ咲いていました。ここで写真を撮っていましたら、ご夫婦らしき二人連れの方が来て、〇〇コースの分岐の近くに大きなツルギキョウの株があり、たくさん花を付けていたと写真を見せてくれました。〇〇コースのツルギキョウは私の花メモ帳には載っていないところでした。
ツルリンドウは予定の場所と登山道脇で木などに絡みつき花を咲かせているのを幾つか見つけました。お目当てのツル3兄弟を愛でることができ満足して下山しました。なお、6号路は落石防止の工事のため通行止めになっていました。
ツルニンジン(ジイソブ)



ツルギキョウ


ツルリンドウ



ノササゲ

オオカモメヅルの実(袋果)

ゲンノショウコ

ミツバフウロ

ヤブミョウガ 実がついてきました。

ヤマホトトギス

カシワバハグマ

ミズタマソウ

シモバシラ

イヌショウマ

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奥多摩 鹿倉山~大寺山 【H29/9月】
第2週の土曜日でしたので奥多摩の清掃登山のボランティア活動に参加しました。春以降は第2土曜日が用事と重なりましたので久々の参加となりました。今回は鹿倉山~大寺山に行きました。
丹波山村役場前でバスを下車し、マリコ橋、大丹波峠を経て鹿倉山へ。その後、大寺山へ向かい深山橋に下山しました。17時台は鴨沢方面からのバスがないため峰谷橋まで移動して奥多摩駅行きのバスに乗りました。
登山者の少ないコースで逆方面から来た登山者に1人だけ会っただけでした。出始めの沢沿いのコースは登山道が崩れかかったりしてやや荒れていました。登山者の少ないコースでしたがゴミは大量にありました。林業作業者のゴミと思われるドリンク剤の空き瓶が登山道、登山道脇などに捨てられていました。登山者が投げ捨てたと思われる空缶、ペットボトルなどもありました。
歩き始めにはツリフネソウ、キツリフネ、クサボタンなどが咲いていました。高度を上げるとヤマジノホトトギス、キバナアキギリなどが咲き、その後はシャクジョウソウ、ママコナ、ハナイカリなどと出会えました。
ヤブマメ

ゲンノショウコ

シュウカイドウ 高尾では咲いていましたが、奥多摩ではまだ蕾でした。

ナンバンハコベが咲き終わり実がついてきたところかと思いましたが ?

クサボタン

フシグロセンノウ

キバナアキギリ

ママコナ 3年前に本仁田山で見たママコナより色が鮮やかでした。

シャクジョウソウ

ハナイカリ

ヤマジノホトトギス

ムラサキホウキタケ

鹿倉山山頂標識

捨てられていたドリンク剤の空き瓶の一部。多すぎるため、まとめて林道脇に置いてきました。車が入れるので役場に連絡して回収してもらうようにリーダーが依頼します。

山で拾ったゴミは奥多摩ビジターセンターで分別します。
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丹波山村役場前でバスを下車し、マリコ橋、大丹波峠を経て鹿倉山へ。その後、大寺山へ向かい深山橋に下山しました。17時台は鴨沢方面からのバスがないため峰谷橋まで移動して奥多摩駅行きのバスに乗りました。
登山者の少ないコースで逆方面から来た登山者に1人だけ会っただけでした。出始めの沢沿いのコースは登山道が崩れかかったりしてやや荒れていました。登山者の少ないコースでしたがゴミは大量にありました。林業作業者のゴミと思われるドリンク剤の空き瓶が登山道、登山道脇などに捨てられていました。登山者が投げ捨てたと思われる空缶、ペットボトルなどもありました。
歩き始めにはツリフネソウ、キツリフネ、クサボタンなどが咲いていました。高度を上げるとヤマジノホトトギス、キバナアキギリなどが咲き、その後はシャクジョウソウ、ママコナ、ハナイカリなどと出会えました。
ヤブマメ

ゲンノショウコ

シュウカイドウ 高尾では咲いていましたが、奥多摩ではまだ蕾でした。

ナンバンハコベが咲き終わり実がついてきたところかと思いましたが ?

クサボタン

フシグロセンノウ

キバナアキギリ

ママコナ 3年前に本仁田山で見たママコナより色が鮮やかでした。

シャクジョウソウ

ハナイカリ

ヤマジノホトトギス

ムラサキホウキタケ

鹿倉山山頂標識

捨てられていたドリンク剤の空き瓶の一部。多すぎるため、まとめて林道脇に置いてきました。車が入れるので役場に連絡して回収してもらうようにリーダーが依頼します。

山で拾ったゴミは奥多摩ビジターセンターで分別します。
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丹沢 【H29/9月】
9月最初の日曜日は天気も良くなったので丹沢に行ってきました。お目当ての花はサガミジョウロウホトトギスでした。そしてあと一つがビランジです。サガミジョウロウホトトギスは開花を期待して向かったのですが、残念ながら蕾でした。開花にはあと数日かかりそうです。
ビランジはちょうど見ごろでした。大きな株は登山道より下のほうで、ガスが吹きつけて観察にはちょつと難でした。登山道脇に咲いていたのは盛りが過ぎて花弁が欠けていました。
この夏はロープウェーや標高の高いところまでバスだったり楽な山歩きをしていたので、今回は歩き始めてすぐに太ももが張って足が重くなりました。これではお目当ての花まで辿りつかないのではと思いましたが、幸いなことに徐々に回復して、なんとか歩いてきました。下山では膝ががくがくになり、腰も重くなり超スローで歩き、後からくる人に次々に抜かれました。
お目当ての花以外にも、色々な花を愛でることができました。サガミジョウロウホトトギスの開花を予想するのは難しいと感じた一日でした。
サガミジョウロウホトトギス 岩場に垂れ下がるように自生しています。



ピンボケです。岩場の下は足元が悪く、滑り落ちれば危険が伴うので片手で撮ったらこのありさまでした。咲いていたら真下から見れたのに・・・・。

ホトトギス

ヤマジノホトトギス 花被片は反り返っていません。

ヤマホトトギス 花被片が反り返っています。

ビランジ 登山道脇の下の岩場に咲いていました。

登山道沿いに咲いていたビランジ。盛りを過ぎたのか花弁が欠けています。

バアソブ 盛りを過ぎた花でした。

アキノキリンソウ

コウリンカ

マルバダケブキ 鹿が食べないので、すくすく育っています。

アザミ(何アザミか同定できませんでした。)

フジアザミ

ツルボ

ウスユキソウ

アキノタムラソウ

ヤブマメ

ヤハズハハコ

ゲンノショウコ

キツネノカミソリ

コオニユリ

雲に覆われる尾根

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ビランジはちょうど見ごろでした。大きな株は登山道より下のほうで、ガスが吹きつけて観察にはちょつと難でした。登山道脇に咲いていたのは盛りが過ぎて花弁が欠けていました。
この夏はロープウェーや標高の高いところまでバスだったり楽な山歩きをしていたので、今回は歩き始めてすぐに太ももが張って足が重くなりました。これではお目当ての花まで辿りつかないのではと思いましたが、幸いなことに徐々に回復して、なんとか歩いてきました。下山では膝ががくがくになり、腰も重くなり超スローで歩き、後からくる人に次々に抜かれました。
お目当ての花以外にも、色々な花を愛でることができました。サガミジョウロウホトトギスの開花を予想するのは難しいと感じた一日でした。
サガミジョウロウホトトギス 岩場に垂れ下がるように自生しています。



ピンボケです。岩場の下は足元が悪く、滑り落ちれば危険が伴うので片手で撮ったらこのありさまでした。咲いていたら真下から見れたのに・・・・。

ホトトギス

ヤマジノホトトギス 花被片は反り返っていません。

ヤマホトトギス 花被片が反り返っています。

ビランジ 登山道脇の下の岩場に咲いていました。

登山道沿いに咲いていたビランジ。盛りを過ぎたのか花弁が欠けています。

バアソブ 盛りを過ぎた花でした。

アキノキリンソウ

コウリンカ

マルバダケブキ 鹿が食べないので、すくすく育っています。

アザミ(何アザミか同定できませんでした。)

フジアザミ

ツルボ

ウスユキソウ

アキノタムラソウ

ヤブマメ

ヤハズハハコ

ゲンノショウコ

キツネノカミソリ

コオニユリ

雲に覆われる尾根

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