東京近郊の里山 【H29/11月】
このところ里山歩きが続いています。来年の観察のための準備として殻を探しています。今回は普通のムヨウランではないムヨウランの探索でした。主に東海地方に自生しているムヨウランが、近年は関東地方の各地でも発見されているということで、そのムヨウランが自生しているのではないかと思われる里山に行きました。
この里山には人が立ち入っていないのか入山口は草がぼうぼうで、すぐには分かりませんでした。登山道も藪だらけで、なんとなく道だろうという感じの中を進みました。尾根に出ると山道らしくなっていました。この里山のどこにムヨウランがあるのかと山道の両側を見ながら歩いていたら、山道から外れるような踏み跡がありました。踏み跡をたどり雑木林の中に入り、丹念に周りを見回しながらゆっくりと歩きました。
ムヨウランの殻が一株ありました。丈は20センチくらいでした。更に周辺を探索しましたが見つかりませんでした。日当たりのよいところで昼食を摂ってから探索を再開しましたが見つけられませんでした。クモの巣だらけの雑木林の中を標高を下げながら探索を続けると殻を発見しました。ここにもある、あそこにもあると10数株見つけました。この殻は先ほど見つけた殻より丈は髙くクロムヨウランでした。
来年の5月にムヨウランが咲いたら普通のムヨウランなのか東海方面のムヨウランなのか分かりますので、今から楽しみです。クロムヨウランが咲くのは8月、やぶ蚊の猛攻に耐えて観察します。
ムヨウランのあった落葉樹の雑木林

来年すぐに場所が分かるように枯枝で囲いました。
_convert_20171129103431.jpg)
ムヨウランの殻

ムヨウランの果実

クロムヨウランの果実




当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
この里山には人が立ち入っていないのか入山口は草がぼうぼうで、すぐには分かりませんでした。登山道も藪だらけで、なんとなく道だろうという感じの中を進みました。尾根に出ると山道らしくなっていました。この里山のどこにムヨウランがあるのかと山道の両側を見ながら歩いていたら、山道から外れるような踏み跡がありました。踏み跡をたどり雑木林の中に入り、丹念に周りを見回しながらゆっくりと歩きました。
ムヨウランの殻が一株ありました。丈は20センチくらいでした。更に周辺を探索しましたが見つかりませんでした。日当たりのよいところで昼食を摂ってから探索を再開しましたが見つけられませんでした。クモの巣だらけの雑木林の中を標高を下げながら探索を続けると殻を発見しました。ここにもある、あそこにもあると10数株見つけました。この殻は先ほど見つけた殻より丈は髙くクロムヨウランでした。
来年の5月にムヨウランが咲いたら普通のムヨウランなのか東海方面のムヨウランなのか分かりますので、今から楽しみです。クロムヨウランが咲くのは8月、やぶ蚊の猛攻に耐えて観察します。
ムヨウランのあった落葉樹の雑木林

来年すぐに場所が分かるように枯枝で囲いました。
_convert_20171129103431.jpg)
ムヨウランの殻

ムヨウランの果実

クロムヨウランの果実




当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
スポンサーサイト
東京近郊の里山 【H29/11月】
前日、花友さんからアキザキヤツシロランの果実と思われるのを見つけたと写真添付のメールがきました。写真を見ると果実は薄茶色でクロヤツシロランとは違っていたのでアキザキヤツシロランだろうと返信しました。実物を見て見たいと思い、見つけた場所を花友さんからお聞きして、善は急げとばかりに自生地に行ってきました。
自生地に着いて果実のあるところをピンポイントでお聞きしていたので、すぐに見つけることができました。22日のクロヤツシロランの果実探しは歩き回りましたが、今回は楽でした。そして一目見て22日に見たクロヤツシロランの果実に比べて色白だと思いました。ネットや本で調べたアキザキヤツシロランの特徴と一致しているのでアキザキヤツシロランの果実だと確信しました。
最初は手持ちで写真を撮りましたが、自生地は暗いせいか手振れのボケ写真ばかりでしたので三脚をザックから出して撮り直しをしました。その後、少し場所を変えて辺りを見まわしていたら果実の黒いのがありました。22日に見たクロヤツシロランと同じ黒さの色でした。この自生地はアキザキヤツシロランとクロヤツシロランとがあるようですが、混在はしておらず住み分けしているようです。
花友さんもあちらこちらの里山で探索していたようで、すごい自生地の場所を見つけたものです。感謝、感謝です。来年の花の時期が楽しみになりました。
アキザキヤツシロランの果実






クロヤツシロランの果実 色が濃いです。


種子が飛んで空になっていました。

木々も色づいていました。

当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
自生地に着いて果実のあるところをピンポイントでお聞きしていたので、すぐに見つけることができました。22日のクロヤツシロランの果実探しは歩き回りましたが、今回は楽でした。そして一目見て22日に見たクロヤツシロランの果実に比べて色白だと思いました。ネットや本で調べたアキザキヤツシロランの特徴と一致しているのでアキザキヤツシロランの果実だと確信しました。
最初は手持ちで写真を撮りましたが、自生地は暗いせいか手振れのボケ写真ばかりでしたので三脚をザックから出して撮り直しをしました。その後、少し場所を変えて辺りを見まわしていたら果実の黒いのがありました。22日に見たクロヤツシロランと同じ黒さの色でした。この自生地はアキザキヤツシロランとクロヤツシロランとがあるようですが、混在はしておらず住み分けしているようです。
花友さんもあちらこちらの里山で探索していたようで、すごい自生地の場所を見つけたものです。感謝、感謝です。来年の花の時期が楽しみになりました。
アキザキヤツシロランの果実






クロヤツシロランの果実 色が濃いです。


種子が飛んで空になっていました。

木々も色づいていました。

当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
東京近郊の里山 【H29/11月】
薄曇りの寒い日でしたが、来年の観察の準備のために里山に出かけクロヤツシロランとアキザキヤツシロランの果実探しをしてきました。花の時期に探すのは花が小さすぎて見つけることは難しいために、花が終わり結実し小花柄が30~40cmくらいに伸びている時期に探すのがベターだと思っています。
この里山にクロヤツシロランかアキザキヤツシロランがあるらしいことを耳にしていましたので出かけました。この里山には何回か訪れていたので自生していそうな場所を3か所と目星をつけて探し歩き回りました。1か所目は空振りでした。そして2ヵ所目で隅から隅までじっくりと探していたらありました。1メートル四方に8株、その近辺に4株、少し離れて1株と計13株を見つけました。3か所目は空振りでした。
今年の花の時期に、別の里山でしたが昨年自生場所を見つけたところに行っても長く伸びた小花柄がないので、この辺だったかなと花を探すのは大変でした。ご一緒していただいた花友さんが花探しの天才でしたので見つけましたが、一人だったら見つけられませんでした。今年の反省から、今回は伸びた小花柄の5センチ脇に枯枝をさしておきました。来年も同じところに出るかは分かりませんが、そのさした枯枝の附近を探せば花とご対面できるのではないかと期待しています。
クロヤツシロランの実
アキザキヤツシロランの実より黒っぽいのでクロヤツシロランではないかと思いました。
この果実はまだ裂けていませんでした。

この果実は裂けて中の種子が見えます。

この果実は裂けて種子がこぼれているところのようです。

この果実は種子もこぼれ終わったようです。

当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
この里山にクロヤツシロランかアキザキヤツシロランがあるらしいことを耳にしていましたので出かけました。この里山には何回か訪れていたので自生していそうな場所を3か所と目星をつけて探し歩き回りました。1か所目は空振りでした。そして2ヵ所目で隅から隅までじっくりと探していたらありました。1メートル四方に8株、その近辺に4株、少し離れて1株と計13株を見つけました。3か所目は空振りでした。
今年の花の時期に、別の里山でしたが昨年自生場所を見つけたところに行っても長く伸びた小花柄がないので、この辺だったかなと花を探すのは大変でした。ご一緒していただいた花友さんが花探しの天才でしたので見つけましたが、一人だったら見つけられませんでした。今年の反省から、今回は伸びた小花柄の5センチ脇に枯枝をさしておきました。来年も同じところに出るかは分かりませんが、そのさした枯枝の附近を探せば花とご対面できるのではないかと期待しています。
クロヤツシロランの実
アキザキヤツシロランの実より黒っぽいのでクロヤツシロランではないかと思いました。
この果実はまだ裂けていませんでした。

この果実は裂けて中の種子が見えます。

この果実は裂けて種子がこぼれているところのようです。

この果実は種子もこぼれ終わったようです。

当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
茨城つくば 筑波実験植物園 【H29/11月】
先月に引き続き今月も筑波実験植物園に行ってきました。南硫黄島で発見された幻のラン「シマクモキリソウ」が79年ぶりに開花し、11月19日から11月26日まで開催される「つくば蘭展」で限定公開されるということで、幻のランを愛でにいきました。
シマクモキリソウは小笠原諸島の固有種で、1938年に父島で採種されたのを最後に絶滅したと考えられていたそうです。今年の6月に南硫黄島自然環境調査により採集され、その時点では花がなかったため種類の同定ができなかったそうです。筑波実験植物園で栽培を試みたところ世界で初めて栽培条件下での開花に成功し、花の形や遺伝的な特徴からシマクモキリソウと確認されたとのことです。
このシマクモキリソウのことを知ったのは、当ブログに訪問していただいている aoikesi 様のブログ「蔵王のふもとから」の11月19日の「ご近所の紅葉」の最後に「今朝の新聞に幻のラン、「シマクモキリソウ」が開花したと載っていました。小笠原諸島で採種され筑波実験植物園で栽培していたそうです」と書かれていましたので、すぐに筑波実験植物園のHPを見ました。期間限定で公開されると出てましたので、最近テレビで放映された西丹沢のユーシンブルーを見に行くか、金時山のまさカリーうどんを食べに行くか迷っていたのを取り止めて筑波実験植物園に行くことにしました。aoikesi 様、情報ありがとうございました。
シマクモキリソウ
名前からクモキリソウに似ているのかと思っていましたが、ラン科のクモキリソウ属のスズムシソウに似ていると思いました。

展示したシマクモキリソウから1メートルくらい前で規制され近づけません。







……………………………………………………………………………………………………………………
«参考»
クモキリソウ
名前はシマクモキリソウと似ていますが花は異なります。
撮影地 山梨県

シテンクモキリ
こちらの花はシマクモキリソウと似ていますが色が異なります。
撮影地 静岡県

撮影地 長野県

スズムシソウ
こちらの花がシマクモキリソウに一番似ているのかと思いました。
撮影地 山梨県


……………………………………………………………………………………………………………………
カンラン
ラン科のシュンラン属だそうです。自生のカンランは絶滅に近いそうです。

蘭展なので洋ランも展示されていました。






日本で初めて見るランの花 筑波実験植物園でしか見れないようです。

花だけを撮ってみました。

コクランに似た花です。


当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
シマクモキリソウは小笠原諸島の固有種で、1938年に父島で採種されたのを最後に絶滅したと考えられていたそうです。今年の6月に南硫黄島自然環境調査により採集され、その時点では花がなかったため種類の同定ができなかったそうです。筑波実験植物園で栽培を試みたところ世界で初めて栽培条件下での開花に成功し、花の形や遺伝的な特徴からシマクモキリソウと確認されたとのことです。
このシマクモキリソウのことを知ったのは、当ブログに訪問していただいている aoikesi 様のブログ「蔵王のふもとから」の11月19日の「ご近所の紅葉」の最後に「今朝の新聞に幻のラン、「シマクモキリソウ」が開花したと載っていました。小笠原諸島で採種され筑波実験植物園で栽培していたそうです」と書かれていましたので、すぐに筑波実験植物園のHPを見ました。期間限定で公開されると出てましたので、最近テレビで放映された西丹沢のユーシンブルーを見に行くか、金時山のまさカリーうどんを食べに行くか迷っていたのを取り止めて筑波実験植物園に行くことにしました。aoikesi 様、情報ありがとうございました。
シマクモキリソウ
名前からクモキリソウに似ているのかと思っていましたが、ラン科のクモキリソウ属のスズムシソウに似ていると思いました。

展示したシマクモキリソウから1メートルくらい前で規制され近づけません。







……………………………………………………………………………………………………………………
«参考»
クモキリソウ
名前はシマクモキリソウと似ていますが花は異なります。
撮影地 山梨県

シテンクモキリ
こちらの花はシマクモキリソウと似ていますが色が異なります。
撮影地 静岡県

撮影地 長野県

スズムシソウ
こちらの花がシマクモキリソウに一番似ているのかと思いました。
撮影地 山梨県


……………………………………………………………………………………………………………………
カンラン
ラン科のシュンラン属だそうです。自生のカンランは絶滅に近いそうです。

蘭展なので洋ランも展示されていました。






日本で初めて見るランの花 筑波実験植物園でしか見れないようです。

花だけを撮ってみました。

コクランに似た花です。


当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
奥武蔵 天覧山~多峯主山 【H29/11月】
奥武蔵の天覧山から多峯主山、そして吾妻峡と歩いてきました。今回はサブカメラのコンデジを買い替えたので試し撮りに行ってきました。
野山に花を愛でに行くときのカメラは一眼とサブ、またはレス一眼とサブという組み合わせでした。サブカメラのコンデジはオリンパスのTG-2を使ってきました。観察会に行くと多くの方がTGを使っていて観察会では人気のあるカメラのようです。TG-2は4年半使っていますが一度も故障しないのでTGが新機種となっても買い替えないできましたが、機能もアップ?してきたらしいので、このへんで替えるかという気になりTG-5にしました。
駅から駅へ帰れる山を探していましたら、奥武蔵の玄関口の飯能駅から歩いて行ける天覧山から多峯主山がありましたので、そこに決め行ってきました。標高はなく、低山ですが、人気があるようで多くの方が来ていました。下山後は吾妻峡を歩いて飯能駅に戻りました。
花はキッコウハグマ、ヤクシソウ、コウヤボウキなどを愛でることができました。草木の実もあり、紅葉も進んでいました。
天覧山 正面の山が天覧山です。右端に能仁寺が見えます。

能仁寺の紅葉 天覧山に登る人が寄るようで山の格好した方が多くいました。





登山道の紅葉



天覧山の山頂

キッコウハグマ 閉鎖花は多くありましたが、花の咲いていたのはこの花だけでした。

顕微鏡モードの深度合成で撮りました。上の写真が通常、この写真が合成写真で花の後ろもある程度写っています。

ヤクシソウ この時期はどこへ行っても見かける花です。

コウヤボウキ ほとんどが咲き終わっていました。花がついているのは僅かでした。

アキノタムラソウ

色づいた葉


多峯主山への山道 勾配もない気持ちのいい道が続きます。急なのは山頂直下だけでした。

トキリマメの実


ヤブムラサキの実


ヤブコウジの実

マンリョウの実

オトコヨウゾメの実

オトコヨウゾメ ? カマツカ ? それとも? 分かりませんでした。

フユイチゴ ? 葉を観察しなかったので、もしかしたらミヤマフユイチゴかも。

ゲンノショウコの種を飛ばした後は神輿の形に見えます。

吾妻峡 整備された遊歩道はなく、砂利や砂の上を歩いたり、岩場を超えたりと意外と歩きでがありました。


当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
野山に花を愛でに行くときのカメラは一眼とサブ、またはレス一眼とサブという組み合わせでした。サブカメラのコンデジはオリンパスのTG-2を使ってきました。観察会に行くと多くの方がTGを使っていて観察会では人気のあるカメラのようです。TG-2は4年半使っていますが一度も故障しないのでTGが新機種となっても買い替えないできましたが、機能もアップ?してきたらしいので、このへんで替えるかという気になりTG-5にしました。
駅から駅へ帰れる山を探していましたら、奥武蔵の玄関口の飯能駅から歩いて行ける天覧山から多峯主山がありましたので、そこに決め行ってきました。標高はなく、低山ですが、人気があるようで多くの方が来ていました。下山後は吾妻峡を歩いて飯能駅に戻りました。
花はキッコウハグマ、ヤクシソウ、コウヤボウキなどを愛でることができました。草木の実もあり、紅葉も進んでいました。
天覧山 正面の山が天覧山です。右端に能仁寺が見えます。

能仁寺の紅葉 天覧山に登る人が寄るようで山の格好した方が多くいました。





登山道の紅葉



天覧山の山頂

キッコウハグマ 閉鎖花は多くありましたが、花の咲いていたのはこの花だけでした。

顕微鏡モードの深度合成で撮りました。上の写真が通常、この写真が合成写真で花の後ろもある程度写っています。

ヤクシソウ この時期はどこへ行っても見かける花です。

コウヤボウキ ほとんどが咲き終わっていました。花がついているのは僅かでした。

アキノタムラソウ

色づいた葉


多峯主山への山道 勾配もない気持ちのいい道が続きます。急なのは山頂直下だけでした。

トキリマメの実


ヤブムラサキの実


ヤブコウジの実

マンリョウの実

オトコヨウゾメの実

オトコヨウゾメ ? カマツカ ? それとも? 分かりませんでした。

フユイチゴ ? 葉を観察しなかったので、もしかしたらミヤマフユイチゴかも。

ゲンノショウコの種を飛ばした後は神輿の形に見えます。

吾妻峡 整備された遊歩道はなく、砂利や砂の上を歩いたり、岩場を超えたりと意外と歩きでがありました。


当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
高尾山系 景信山 【H29/11月】
天気もよいので少し歩いてくるかという気分になり景信山に出かけてきました。出発も遅かったので、高尾駅から小仏行の10時12分発のバスに乗りました。この時間でも登山者が多くバスは2台の運行となりました。
のんびり花や草木の実を探しながら歩き、景信山の山頂にはちょうどお昼に着きました。平日でしたが茶店も開いていたのでなめこ汁を買い、丹沢の山並みを眺めながら昼食を摂りました。高尾山だと登山者と観光客が入り混じっていますが、景信山だと登山者ばかりなので山に来たなと感じます。
花も少なくなってきました。今回はアワコガネギクとリンドウなどを愛でることができました。草木の実もこれからのものと、もう終わりにかかってきたのととがありました。木々の葉もだいぶ色づいてきました。帰りは小仏城山を経由して下山しました。
アワコガネギク かつては高尾山の本山にもありましたが盗掘に遭ってなくなりましたので久々にお目にかかった花でした。

リンドウ 陽当たりのよい斜面に咲いていました。


イヌホオズキ

ツルリンドウの実 大きな株です。こんなに大きい株を見るのは2回目でした。1回目もやはり景信山に登っている時の別のコースでした。


センボンヤリの閉鎖花からの実 この姿から名がついそうです。

ススキと小仏城山 景信山山頂付近から

マルバノホロシの実

センニンソウの綿毛と種子

シオデの実 干しブドウのような感じになってきました。

サルトリイバラの実

色づく葉


当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
のんびり花や草木の実を探しながら歩き、景信山の山頂にはちょうどお昼に着きました。平日でしたが茶店も開いていたのでなめこ汁を買い、丹沢の山並みを眺めながら昼食を摂りました。高尾山だと登山者と観光客が入り混じっていますが、景信山だと登山者ばかりなので山に来たなと感じます。
花も少なくなってきました。今回はアワコガネギクとリンドウなどを愛でることができました。草木の実もこれからのものと、もう終わりにかかってきたのととがありました。木々の葉もだいぶ色づいてきました。帰りは小仏城山を経由して下山しました。
アワコガネギク かつては高尾山の本山にもありましたが盗掘に遭ってなくなりましたので久々にお目にかかった花でした。

リンドウ 陽当たりのよい斜面に咲いていました。


イヌホオズキ

ツルリンドウの実 大きな株です。こんなに大きい株を見るのは2回目でした。1回目もやはり景信山に登っている時の別のコースでした。


センボンヤリの閉鎖花からの実 この姿から名がついそうです。

ススキと小仏城山 景信山山頂付近から

マルバノホロシの実

センニンソウの綿毛と種子

シオデの実 干しブドウのような感じになってきました。

サルトリイバラの実

色づく葉


当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
高尾山 【H29/11月】
あまりにもいい天気でしたので高尾山へ行ってきました。高尾山口駅の前は休日なみの人混みでした。今回はキジョランの袋果(実)を探すこと、オオカモメヅルの袋果(実)の状況確認すること、あるランの自生地を確認すること、を目的に歩いてきました。
キジョランの袋果(実)はなかなか見つけることができず、午前中は空振りになりました。午後は場所を換えて探し、ようやく2つ見つけましたが登山道から少し離れ、さらに登山道からでは背中側しか見れないものでした。これでは袋果(実)が割れても冠毛が見えないものです。写真も撮りませんでした。昨年は豊作で登山道の上にも幾つもあったのだけど……。今年は不作です-。
オオカモメヅルの袋果(実)は花の咲いた場所が分かるので、そこに行き確認しました。まだ緑色していたので袋果(実)が割れるまでには時間がかかりそうでした。
あるランが何年かぶりに出て花を咲かせたということを9月にツルギキョウの花を撮っているときに会った方からお聞きしました。場所もお聞きしていましたが、行く機会がなくようやく自生地の確認をしてきました。観察会仲間の方の話によれば、昨年から出たようです。花を見るには数回通わないと開花のチャンスに恵まれないそうです。来年も咲いてほしいと願っています。
オオカモメヅルの袋果(実)


«参考»
オオカモメヅルの花 花は4~5ミリの小さな花ですが袋果(実)は大きいです。

袋果(実)が割れると冠毛のついた種が飛び出します。

…… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… ……
イヌホオズキ 実は緑色から黒色になります。

ヤマホオズキの実

ノササゲの実 紫色がきれいです。

コウヤボウキ

カシワバハグマ

リンドウ

ヤブムラサキの実 ムラサキシキブより実は大きく、毛のある萼が目立ちます。

ツルリンドウの実


紅葉

当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
キジョランの袋果(実)はなかなか見つけることができず、午前中は空振りになりました。午後は場所を換えて探し、ようやく2つ見つけましたが登山道から少し離れ、さらに登山道からでは背中側しか見れないものでした。これでは袋果(実)が割れても冠毛が見えないものです。写真も撮りませんでした。昨年は豊作で登山道の上にも幾つもあったのだけど……。今年は不作です-。
オオカモメヅルの袋果(実)は花の咲いた場所が分かるので、そこに行き確認しました。まだ緑色していたので袋果(実)が割れるまでには時間がかかりそうでした。
あるランが何年かぶりに出て花を咲かせたということを9月にツルギキョウの花を撮っているときに会った方からお聞きしました。場所もお聞きしていましたが、行く機会がなくようやく自生地の確認をしてきました。観察会仲間の方の話によれば、昨年から出たようです。花を見るには数回通わないと開花のチャンスに恵まれないそうです。来年も咲いてほしいと願っています。
オオカモメヅルの袋果(実)


«参考»
オオカモメヅルの花 花は4~5ミリの小さな花ですが袋果(実)は大きいです。

袋果(実)が割れると冠毛のついた種が飛び出します。

…… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… ……
イヌホオズキ 実は緑色から黒色になります。

ヤマホオズキの実

ノササゲの実 紫色がきれいです。

コウヤボウキ

カシワバハグマ

リンドウ

ヤブムラサキの実 ムラサキシキブより実は大きく、毛のある萼が目立ちます。

ツルリンドウの実


紅葉

当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
山梨方面 【H29/11月】
三連休の最終日も秋晴れの天気となりましたので山梨方面の山に行ってきました。お目当ての花はツメレンゲでした。ツメレンゲという植物を知ったのはちょうど一年前の11月半ばに花友さんからお聞きしました。お聞きした時点では花も終わりということでしたので、今年は是非愛でてみたいと思っていました。
目星をつけた場所に行きましたがツメレンゲはありませんでした。場所を替えて探しましたら岩の上で花を咲かせていたツメレンゲを見つけました。周辺には花をつけていない株が幾つもあり、紅葉したように赤くなっていました。ツメレンゲは多肉植物で乾燥した岩場を好むそうです。種子から発芽して開花まで3年かかるそうです。
ツメレンゲのほかには野菊やトキリマメやヒヨドリジョウゴの実などの観察ができました。
ツメレンゲ



花をつけていない株 赤く色づいていました。


人が近づけない岩場にもツメレンゲの株がありました。望遠で撮り、さらにトリミングしています。

ヤマハッカ

ヤクシソウ

サイハイランの葉

リュウノギク

ノコンギク

紅葉

ヒヨドリジョウゴの実

トキリマメの実

当ブログに訪問していただきましてありがとうございました。
目星をつけた場所に行きましたがツメレンゲはありませんでした。場所を替えて探しましたら岩の上で花を咲かせていたツメレンゲを見つけました。周辺には花をつけていない株が幾つもあり、紅葉したように赤くなっていました。ツメレンゲは多肉植物で乾燥した岩場を好むそうです。種子から発芽して開花まで3年かかるそうです。
ツメレンゲのほかには野菊やトキリマメやヒヨドリジョウゴの実などの観察ができました。
ツメレンゲ



花をつけていない株 赤く色づいていました。


人が近づけない岩場にもツメレンゲの株がありました。望遠で撮り、さらにトリミングしています。

ヤマハッカ

ヤクシソウ

サイハイランの葉

リュウノギク

ノコンギク

紅葉

ヒヨドリジョウゴの実

トキリマメの実

当ブログに訪問していただきましてありがとうございました。
神奈川三浦 黒崎の鼻 【H29/11月】
三浦半島の黒崎の鼻に行ってきました。今回は山ではなく海岸です。三戸海岸と長浜海岸の堺で崎(海に向かって突き出している陸の突端)のようになっており、そこからの風景は三浦半島随一と言われている場所のようです。
この黒崎の鼻は植物も多いところとも言われています。今回は三戸海岸から黒崎の鼻へと歩き、植物観察をしました。山や高原に咲いているワレモコウやヤマラッキョウが海の近くで咲いていたり、ツリガネニンジンとほとんど変わらないハマシャジンなどを愛でることができました。
植物観察を終えてから海を見ながら保冷剤で冷やしてきた缶ビールを飲むのは格別の美味さでした。昼食後は快晴の無風でしたので芝生に寝転んでひと眠りしてから三浦大根の畑が広がる中の道を三崎口駅まで歩いて行きました。
イソギク

イソギク群生地


ツワブキ 山に咲くマルバダケブキとよく似ています。


ハマシャジン ツリガネニンジンの海岸型といわれているようです。

ハマコンギク ノコンギクの海岸型といわれているようです。

カラスウリの実 岩場に垂れ下がっていました。

ハマアザミ 海岸で生育するため強風や潮風に対応するため草丈が低く、葉肉は厚くなっているそうです。

タイアザミ 野山に咲くアザミも咲いていました。

ワレモコウ こんな海に近い所で生育して花を咲かせていました。

ハマラッキョウ(ヤマラッキョウと記載していましたが11/10修正) ヤマラッキョウの海岸型だそうです。


スカシユリ ? の実 この辺りの岩場に夏になるとスカシユリが咲くので、スカシユリの実だと思いますが・・・?

ガマズミの実 ? ネットで調べましたがガマズミとしている方が複数いましたのでガマズミとしました。

ハマアキノキリンソウ イソギクかと思ったのですが葉も花の形も違っていました。

ヒロハクサフジ 海岸の植物だそうです。花はクサフジ、ツルフジバカマと似ていますが小葉と托葉が違うそうです。

当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
この黒崎の鼻は植物も多いところとも言われています。今回は三戸海岸から黒崎の鼻へと歩き、植物観察をしました。山や高原に咲いているワレモコウやヤマラッキョウが海の近くで咲いていたり、ツリガネニンジンとほとんど変わらないハマシャジンなどを愛でることができました。
植物観察を終えてから海を見ながら保冷剤で冷やしてきた缶ビールを飲むのは格別の美味さでした。昼食後は快晴の無風でしたので芝生に寝転んでひと眠りしてから三浦大根の畑が広がる中の道を三崎口駅まで歩いて行きました。
イソギク

イソギク群生地


ツワブキ 山に咲くマルバダケブキとよく似ています。


ハマシャジン ツリガネニンジンの海岸型といわれているようです。

ハマコンギク ノコンギクの海岸型といわれているようです。

カラスウリの実 岩場に垂れ下がっていました。

ハマアザミ 海岸で生育するため強風や潮風に対応するため草丈が低く、葉肉は厚くなっているそうです。

タイアザミ 野山に咲くアザミも咲いていました。

ワレモコウ こんな海に近い所で生育して花を咲かせていました。

ハマラッキョウ(ヤマラッキョウと記載していましたが11/10修正) ヤマラッキョウの海岸型だそうです。


スカシユリ ? の実 この辺りの岩場に夏になるとスカシユリが咲くので、スカシユリの実だと思いますが・・・?

ガマズミの実 ? ネットで調べましたがガマズミとしている方が複数いましたのでガマズミとしました。

ハマアキノキリンソウ イソギクかと思ったのですが葉も花の形も違っていました。

ヒロハクサフジ 海岸の植物だそうです。花はクサフジ、ツルフジバカマと似ていますが小葉と托葉が違うそうです。

当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
高尾山 【H29/10月】
木枯らし1号の翌日、10月末日は風はありませんでしたが曇り空で時々陽が射す天気でした。高尾山に出かけてきました。お目当ての花は、白い小さな花が咲くキッコウハグマでした。高尾の花のラストを飾る花かと思います。
時々陽が射しこみますが曇り空のためセンブリやリンドウの花は閉じかかっているのが多くありました。それでも全開しているものもありましたので愛でることができました。
草木の実も色々とありました。赤い色の実は目立つので、すぐに見つけられました。ツルギキョウの実も色づいてきましたが、これまでツルギキョウがなかったコースで新たな株を見つけました。花が一輪咲いていました。
下山してケーブル駅付近で、高尾の花を巡っている顔見知りの方とお会いしました。「今日のお目当ては」と聞いたら、一緒にいた花仲間の方が「咲き残っている花を見てきた。ツルギキョウも咲いていたよ」と言いました。「私も見ましたよ」と言ったら、「あのコースには元々ツルギキョウがなかったのに」とのこと。高尾山ではあまりにも不自然にツルギキョウが増えています。
高尾山に限らず、盗掘は絶対にいけないことですが、苗の持ち込みや種を蒔いたりすることもしてはいけないことだと思います。
キッコウハグマ 花は一般的に3個の小花が合体しています。


このキッコウウハグマは小花が2個でした。



リンドウ 高尾山の山頂近くは開いていませんでしたので群生している所まで行きましたが、ほとんどが閉じかかっていました。一番見ごたえのある株は綺麗に咲いていました。

センブリ 陣場山でブーケのような大株のセンブリを愛でているので、一丁平のセンブリは小さいのであまりにも可愛い感じでした。一丁平のセンブリは有名なので多くの方が写真を撮っていました。足元を注意して撮らない方もいるようで、踏まれたセンブリが幾つもありました。混み合う一丁平を離れて違う場所のセンブリをのんびりと愛でました。



ヤクシソウ

コウヤボウキ 随所で花盛りでした。

ヒヨドリバナ

シラネセンキュウ ?

ツルギキョウ これまで、この場所にはツルギキョウがなかったのに数株あり、花も一輪咲いていました。


タツナミソウ ?

葉の先が丸みをおびているのでタツナミソウと思いましたが・・・。

サラシナショウマ

ツルギキョウの実 色づいてきました。

ノササゲの実

アオツヅラフジの実

ツルニンジン(ジイソブ)の実

サルトリイバラの実

ガマズミの実

ヤブコウジの実

ビナンカズラ(サネカズラ)の実

ミヤマシキミの実

マルバノホロシの実

ハダカホオズキの実

ツルリンドウの実

ムラサキシキブの実

クサギの実

紅葉

当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
時々陽が射しこみますが曇り空のためセンブリやリンドウの花は閉じかかっているのが多くありました。それでも全開しているものもありましたので愛でることができました。
草木の実も色々とありました。赤い色の実は目立つので、すぐに見つけられました。ツルギキョウの実も色づいてきましたが、これまでツルギキョウがなかったコースで新たな株を見つけました。花が一輪咲いていました。
下山してケーブル駅付近で、高尾の花を巡っている顔見知りの方とお会いしました。「今日のお目当ては」と聞いたら、一緒にいた花仲間の方が「咲き残っている花を見てきた。ツルギキョウも咲いていたよ」と言いました。「私も見ましたよ」と言ったら、「あのコースには元々ツルギキョウがなかったのに」とのこと。高尾山ではあまりにも不自然にツルギキョウが増えています。
高尾山に限らず、盗掘は絶対にいけないことですが、苗の持ち込みや種を蒔いたりすることもしてはいけないことだと思います。
キッコウハグマ 花は一般的に3個の小花が合体しています。


このキッコウウハグマは小花が2個でした。



リンドウ 高尾山の山頂近くは開いていませんでしたので群生している所まで行きましたが、ほとんどが閉じかかっていました。一番見ごたえのある株は綺麗に咲いていました。

センブリ 陣場山でブーケのような大株のセンブリを愛でているので、一丁平のセンブリは小さいのであまりにも可愛い感じでした。一丁平のセンブリは有名なので多くの方が写真を撮っていました。足元を注意して撮らない方もいるようで、踏まれたセンブリが幾つもありました。混み合う一丁平を離れて違う場所のセンブリをのんびりと愛でました。



ヤクシソウ

コウヤボウキ 随所で花盛りでした。

ヒヨドリバナ

シラネセンキュウ ?

ツルギキョウ これまで、この場所にはツルギキョウがなかったのに数株あり、花も一輪咲いていました。


タツナミソウ ?

葉の先が丸みをおびているのでタツナミソウと思いましたが・・・。

サラシナショウマ

ツルギキョウの実 色づいてきました。

ノササゲの実

アオツヅラフジの実

ツルニンジン(ジイソブ)の実

サルトリイバラの実

ガマズミの実

ヤブコウジの実

ビナンカズラ(サネカズラ)の実

ミヤマシキミの実

マルバノホロシの実

ハダカホオズキの実

ツルリンドウの実

ムラサキシキブの実

クサギの実

紅葉

当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。