梅雨の晴間 ツチアケビ、キバナノショウキランに会いに 【2020/6月】
そろそろツチアケビやキバナノショウキランが咲く頃になってきましたが、今年は咲いたという情報が入ってきませんでした。梅雨空が続く昨今、久々に一日晴れるという日が来ました。こんなにいい天気の日には野山に出かけなければとツチアケビ、キバナノショウキランも咲いているだろうとの見込みで自生地を訪れました。
この時期は同じお目当ての方々が何人も歩いていました。先行で歩いていると道の端にツチアケビが咲いていました。写真を撮り始めたら、あっという間に5、6人が集まってきましたので3密を回避して先に進みました。そして次はキバナノショウキランが咲いていました。キバナノショウキランは毎年どこに出るか分からない神出鬼没の植物です。
更に進むとツチアケビが2か所で、キバナノショウキランは群生で出ていました。この日見たツチアケビはみな1本株でした。昨年咲いた大株はどこも出ていませんでした。キバナノショウキランの群生には驚きました。15、6株くらいありました。こんなに多くあるのを見るのは初めてでした。
山の中のベンチで昼食。ここも混んでいました。マスクを外しての食事なので離れたベンチを選びました。昼食後、下山しましたが途中で旧知の方と7か月振りにお会いしました。この方はこの山域の植物を知り尽くしています。しばらく立ち話をしました。群生しているキバナノショウキランの話をしたら、あの場所は昔も群生したことがあるところだと言ってました。せっかくお会いしたので自生している場所が分らず空振りが続いている春に咲く花についてお聞きし情報を頂きました。来年の春が楽しみになりました。
梅雨の晴間、お目当ての花とも出会えて気分爽快な一日でした。次の晴間にはどこへ行こうかな。サガミランも咲くころかな・・・。
ツチアケビ 最初に愛でた株です。これからが盛期になるようです。

二番目に愛でたツチアケビ この株は陽当たりがよいためか一番多く花が咲いていました。

三番目に愛でたツチアケビ

腐生ランの中では鮮やかな花を咲かせます。


萼片、側花弁が黄褐色、唇弁は広卵形で黄色(日本のラン ハンドブックより)

キバナノショウキラン 富士山方面で見るキバナノショウキランに比べるとやや汚れている感じがします。時期によるものなのか?







これは汚れもなく綺麗な感じです。

黒い斑点のある花に寄ってみます。

こんなに開いた花を見るのは久しぶりです。

黒い斑点のような模様のところが唇弁で袋状になっているそうです。 袋の下が距のようです。

アカショウマ

キツリフネ 先週、里山で見かけ早く咲いているなと思いましたが、この山域でも咲いていました。

この時期は同じお目当ての方々が何人も歩いていました。先行で歩いていると道の端にツチアケビが咲いていました。写真を撮り始めたら、あっという間に5、6人が集まってきましたので3密を回避して先に進みました。そして次はキバナノショウキランが咲いていました。キバナノショウキランは毎年どこに出るか分からない神出鬼没の植物です。
更に進むとツチアケビが2か所で、キバナノショウキランは群生で出ていました。この日見たツチアケビはみな1本株でした。昨年咲いた大株はどこも出ていませんでした。キバナノショウキランの群生には驚きました。15、6株くらいありました。こんなに多くあるのを見るのは初めてでした。
山の中のベンチで昼食。ここも混んでいました。マスクを外しての食事なので離れたベンチを選びました。昼食後、下山しましたが途中で旧知の方と7か月振りにお会いしました。この方はこの山域の植物を知り尽くしています。しばらく立ち話をしました。群生しているキバナノショウキランの話をしたら、あの場所は昔も群生したことがあるところだと言ってました。せっかくお会いしたので自生している場所が分らず空振りが続いている春に咲く花についてお聞きし情報を頂きました。来年の春が楽しみになりました。
梅雨の晴間、お目当ての花とも出会えて気分爽快な一日でした。次の晴間にはどこへ行こうかな。サガミランも咲くころかな・・・。
ツチアケビ 最初に愛でた株です。これからが盛期になるようです。

二番目に愛でたツチアケビ この株は陽当たりがよいためか一番多く花が咲いていました。

三番目に愛でたツチアケビ

腐生ランの中では鮮やかな花を咲かせます。


萼片、側花弁が黄褐色、唇弁は広卵形で黄色(日本のラン ハンドブックより)

キバナノショウキラン 富士山方面で見るキバナノショウキランに比べるとやや汚れている感じがします。時期によるものなのか?







これは汚れもなく綺麗な感じです。

黒い斑点のある花に寄ってみます。

こんなに開いた花を見るのは久しぶりです。

黒い斑点のような模様のところが唇弁で袋状になっているそうです。 袋の下が距のようです。

アカショウマ

キツリフネ 先週、里山で見かけ早く咲いているなと思いましたが、この山域でも咲いていました。

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マヤラン、オオバノトンボソウ里山に咲く 【2020/6月】
例年、この時期に利用していたJRの大人の休日倶楽部バスが発売中止になりましたので遠方の山や高原にも行けなくなりました。また、昨年から計画していた花友さんの車に載せていただき遠出しての希少種の観察もコロナの影響で中止になりましたので、公共交通で行ける里山中心の観察が続いております。
まだ行ったことのなかった里山に出かけてきました。この里山は広大なところでした。登り始めていきなりオオバノトンボソウがあちらこちらにありました。今年はこれまでに何回もオオバノトンボソウとご対面していますが蕾のままで咲いたのには会えませんでした。ようやく花が咲いたオオバノトンボソウを愛でることができました。
広い里山を歩き回っていたら登山道の脇にマヤランが咲いていました。その後もマヤランは咲いていました。珍しいランではありませんが手軽に行ける里山で愛でることができるのは嬉しいものです。
マヤラン 例年、井の頭公園で愛でていますが、今年は里山で会えました。





オオバノトンボソウ こんな感じの株が多かったです。

でも咲いた株もちらほらありました。ようやく咲いた花と巡り会いました。

ネジバナ ネジバナが群生しているところもありました。花も奇麗です。

オカトラノオ

当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
まだ行ったことのなかった里山に出かけてきました。この里山は広大なところでした。登り始めていきなりオオバノトンボソウがあちらこちらにありました。今年はこれまでに何回もオオバノトンボソウとご対面していますが蕾のままで咲いたのには会えませんでした。ようやく花が咲いたオオバノトンボソウを愛でることができました。
広い里山を歩き回っていたら登山道の脇にマヤランが咲いていました。その後もマヤランは咲いていました。珍しいランではありませんが手軽に行ける里山で愛でることができるのは嬉しいものです。
マヤラン 例年、井の頭公園で愛でていますが、今年は里山で会えました。





オオバノトンボソウ こんな感じの株が多かったです。

でも咲いた株もちらほらありました。ようやく咲いた花と巡り会いました。

ネジバナ ネジバナが群生しているところもありました。花も奇麗です。

オカトラノオ

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コクラン咲き始め タシロラン頭出す 【2020/6月】
昼前からドコモショップへ操作の相談に出かけ、昼過ぎに店をでたら青空が広がっていました。これは花の観察日和になった、コクランに会いに行くしかないと思い、コクランの情報を定期的に頂いている花友さんにメールを入れ、急きょ里山に行くと連絡しました。
自生地の場所は大まかには教えて頂いていましたので電車とバスを乗り継いで里山に向かいました。途中で花友さんからメールの返信があり里山に来てくれるとのこと。里山の登山口で合流しコクランの自生地に案内していただきました。
コクランの自生地はやや湿地のようなところで、陽もささないうす暗い樹林の中でした。個体数は多くありましたが蕾の株が多く、花の付いている株は少なく、来週半ばあたりに見ごろになるのではないかと思いました。写真をたくさん撮りましたが家に帰ってパソコンで見たら暗い場所のためか腕が悪いのか、みなピンボケ写真でやや明るいところで撮った一枚たけが何とか見れるものでした。
コクランの後はタシロランの自生地に行きました。土の中から白いものがあちらこちらに出ていました。そんな中に一つだけ花がやや開いたタシロランがありました。その後は、イチヤクソウ、ネジバナ、キツリフネ、ジャコウソウと案内していただきました。キツリフネやジャコウソウがもう咲いているのには驚きました。短い時間でしたがいろいろな花を観察できて花友さんに感謝でした。
コクラン やや湿った樹林帯の中に自生していました。この株は入口に近く多少陽が当たるところにありました。

花は見頃になっていますがピンボケ写真のコクラン

これもピンボケ写真ですが、蕾が開けかけたところです。初めて見ました。花弁か萼片か分かりませんがほぼ同じ大きさなのでペロリア現象のように見えますがコクランの咲き方はこういうものなのか、花友さんに継続観察を依頼しました。

タシロラン 二つ並んでいます。右側のタシロランは開きかけています。近年タシロランは各地で見られるようになりました。

オオバジャノヒゲ

イチヤクソウ 先週愛でたイチヤクソウは上から咲いて下の花が残っていましたが、ここは逆で下から咲いて上の花が残っていました。場所によって咲き方も異なるのかな?

ネジバナ この日三つ目のラン科の花でした。途中から曲がっていました。

キツリフネ こんなに早く咲いているとは驚きでした。

ジャコウソウ もっと驚いたのがこちらの花。こんなに早く咲くとは。

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自生地の場所は大まかには教えて頂いていましたので電車とバスを乗り継いで里山に向かいました。途中で花友さんからメールの返信があり里山に来てくれるとのこと。里山の登山口で合流しコクランの自生地に案内していただきました。
コクランの自生地はやや湿地のようなところで、陽もささないうす暗い樹林の中でした。個体数は多くありましたが蕾の株が多く、花の付いている株は少なく、来週半ばあたりに見ごろになるのではないかと思いました。写真をたくさん撮りましたが家に帰ってパソコンで見たら暗い場所のためか腕が悪いのか、みなピンボケ写真でやや明るいところで撮った一枚たけが何とか見れるものでした。
コクランの後はタシロランの自生地に行きました。土の中から白いものがあちらこちらに出ていました。そんな中に一つだけ花がやや開いたタシロランがありました。その後は、イチヤクソウ、ネジバナ、キツリフネ、ジャコウソウと案内していただきました。キツリフネやジャコウソウがもう咲いているのには驚きました。短い時間でしたがいろいろな花を観察できて花友さんに感謝でした。
コクラン やや湿った樹林帯の中に自生していました。この株は入口に近く多少陽が当たるところにありました。

花は見頃になっていますがピンボケ写真のコクラン

これもピンボケ写真ですが、蕾が開けかけたところです。初めて見ました。花弁か萼片か分かりませんがほぼ同じ大きさなのでペロリア現象のように見えますがコクランの咲き方はこういうものなのか、花友さんに継続観察を依頼しました。

タシロラン 二つ並んでいます。右側のタシロランは開きかけています。近年タシロランは各地で見られるようになりました。

オオバジャノヒゲ

イチヤクソウ 先週愛でたイチヤクソウは上から咲いて下の花が残っていましたが、ここは逆で下から咲いて上の花が残っていました。場所によって咲き方も異なるのかな?

ネジバナ この日三つ目のラン科の花でした。途中から曲がっていました。

キツリフネ こんなに早く咲いているとは驚きでした。

ジャコウソウ もっと驚いたのがこちらの花。こんなに早く咲くとは。

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どちらに行くか迷って でも遅かった 【2020/6月】
先日、キヨスミウツボが出ているとの情報が入りました。そしてすぐに別の情報が入りました。オニノヤガラが群生するほど出たとのこと。情報はちょうどカキランの観察に行く頃のことでした。
カキランの観察後は色々と所要があったり雨降りの天気もありましたのですぐに行くことができず、またイチヤクソウの情報もありましたのでイチヤクソウを愛でることを優先しました。キヨスミウツボの追加情報が入り、もう終盤だという。オニノヤガラの情報も入り、こちらも終盤だとのこと。もう遅いかも知れないが、行くしかない、さてどちらに行くか迷ってしまう。
コロナがなければ両方行く気になりますが、今は3密を避けるため電車に乗るのは空いている時間帯なので遅い時間になります。2か所は行けないのでキヨスミウツボかオニノヤガラか迷いました。キヨスミウツボは昨年の7月に着生ランの観察会に行った際に愛でていることを思いだしたのでオニノヤガラに行くことにしました。
オニノヤガラの里山には5年前にも来たことがあります。その時のオニノヤガラが出た所とは全然違っていました。終盤だという情報でしたが、もう終わりという感じでした。花の情報は入ったときに動かないとだめだなと思いました。
オニノヤガラ 左側に少し離れた所にも群生していました。

もう終わりでした。


5年前の同じ里山のオニノヤガラ


山梨県のオニノヤガラ 緑色のオニノヤガラもあります。アオテンマと間違えやすいです。

山梨県のアオテンマ アオテンマは茎まで緑色です。

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カキランの観察後は色々と所要があったり雨降りの天気もありましたのですぐに行くことができず、またイチヤクソウの情報もありましたのでイチヤクソウを愛でることを優先しました。キヨスミウツボの追加情報が入り、もう終盤だという。オニノヤガラの情報も入り、こちらも終盤だとのこと。もう遅いかも知れないが、行くしかない、さてどちらに行くか迷ってしまう。
コロナがなければ両方行く気になりますが、今は3密を避けるため電車に乗るのは空いている時間帯なので遅い時間になります。2か所は行けないのでキヨスミウツボかオニノヤガラか迷いました。キヨスミウツボは昨年の7月に着生ランの観察会に行った際に愛でていることを思いだしたのでオニノヤガラに行くことにしました。
オニノヤガラの里山には5年前にも来たことがあります。その時のオニノヤガラが出た所とは全然違っていました。終盤だという情報でしたが、もう終わりという感じでした。花の情報は入ったときに動かないとだめだなと思いました。
オニノヤガラ 左側に少し離れた所にも群生していました。

もう終わりでした。


5年前の同じ里山のオニノヤガラ


山梨県のオニノヤガラ 緑色のオニノヤガラもあります。アオテンマと間違えやすいです。

山梨県のアオテンマ アオテンマは茎まで緑色です。

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イチヤクソウ遅かった 【2020/6月】
高尾山に3週続けて訪れてもイチヤクソウは蕾のままで花の咲くのを見れませんでした。そんな時、ある里山のコクランの開花への生育情報を定期的に送ってくれる花友さんがイチヤクソウは見頃だったと教えてくれました。それなら近場の里山のイチヤクソウも咲いているだろうと思い出かけました。
やはり同じ花でも場所によって大きく違いが出るようです。訪れた里山では大きな株は咲き終わっていました。小さな株は咲き残りがあり、なんとかイチヤクソウの花を愛でることができました。やぶ蚊に襲われながら観察しました。この里山にもオオバノトンボソウが自生していますが、まだ咲いていませんでした。やはりオオバノトンボソウは7月に入らないと咲かないのかなと思いました。
イチヤクソウ イチヤクソウは上から下へと咲くようです。上は咲き終わっています。

小さな株のイチヤクソウはまだ花を愛でることができました。


オオバノトンボソウ 三か所の里山で会ってますが、どこも同じような状況です。


ホタルブクロ

ヒヨドリバナ 頭花もまもなく咲きそうです。

オオバギボウシ 盛夏に咲くオオバギボウシですが花茎が立ってきました。

ヤブコウジ 秋から冬にかけて赤い実は目立ちますが、夏に咲く花には気づく人は少ないと思います。

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やはり同じ花でも場所によって大きく違いが出るようです。訪れた里山では大きな株は咲き終わっていました。小さな株は咲き残りがあり、なんとかイチヤクソウの花を愛でることができました。やぶ蚊に襲われながら観察しました。この里山にもオオバノトンボソウが自生していますが、まだ咲いていませんでした。やはりオオバノトンボソウは7月に入らないと咲かないのかなと思いました。
イチヤクソウ イチヤクソウは上から下へと咲くようです。上は咲き終わっています。

小さな株のイチヤクソウはまだ花を愛でることができました。


オオバノトンボソウ 三か所の里山で会ってますが、どこも同じような状況です。


ホタルブクロ

ヒヨドリバナ 頭花もまもなく咲きそうです。

オオバギボウシ 盛夏に咲くオオバギボウシですが花茎が立ってきました。

ヤブコウジ 秋から冬にかけて赤い実は目立ちますが、夏に咲く花には気づく人は少ないと思います。

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色鮮やかなカキランを愛でる 【2020/6月】
この春先からは3密などのコロナ対策として一人で花の観察をしていましたが、久々に二人の花友さんたちとご一緒にカキランの観察に行ってきました。当然、マスクをしての観察でした。
一部のカキランの株は盛期を過ぎていましたが、全体的には丁度見頃でした。色鮮やかなカキランを愛でることができました。花友さんの一人は初めてカキランを見たので感激していました。この花友さんは植物画を描くことも趣味としており国立科学博物館主催の植物画コンクールに入選する腕前の持ち主です。是非、色鮮やかなカキランを描いて来年のコンクールに応募してほしいと思いました。
カキランの自生地に来て驚いたことは人が多かったことでした。これまで何年も来てますが多くても2~3人いるかどうかでしたが、今回は10数人はいました。コロナの自粛生活から解放されたためなのか、この自生地が有名になったのか分かりませんが、次から次へと人が訪れていました。
カキランの観察後は尾根歩きをしました。尾根にはオオバノトンボソウが多くありましたが、まだ花は咲いてなく蕾でした。途中、5人くらいのグループがいて何やら我々の行動を見ていました。そしてこのグループの前を通ったら、グループの一人の方が花友さんに向かって〇〇さんではないですかと声をかけてきました。なんと花友さんのボランティア活動(以下「ボラ活」という。)仲間の方でした。何しろ花友さんは複数の山でのボラ活をしていますので人脈が色々とおありです。
このグループの方たちは寄生植物を探していたそうで、我々も寄生植物を探しているのかと行動を見ていたとか。この周辺にはよく観察に来ているようでした。ここで花友さんの人脈発揮で、この周辺に自生し興味のあった3つの植物の自生地をお聞きしました。是非、花の時期に訪れたいと思います。情報をいただいたのでグループの方たちにはオオバノトンボソウの群生地を教えました。
オオバノトンボソウはどの株も花が咲くまでまだ時間がかかりそうでした。そして尾根を歩いているときに、二人の花友さんが横道に入ってからすぐに呼び戻されました。行ってみるとトサノクロムヨウランの殻が残っていて、その殻の根元には二つの茎が伸びていました。こんな状態の様子を見られたのは珍しいことでした。花友さんたちの眼力は凄いなと思いました。
下山してから植物画の花友さんが、ある自然公園に二週間前に行ったらオオバノトンボソウが今日見たのと同じようだったので、もしかしたら咲いているのではとの発言がありました。それは行かなければと自然公園に移動しました。オオバノトンボソウの個体数は多かったですが残念ながら咲いていませんでした。この自然公園にはある植物の変種があるのを知っていましたので、二人の花友さんに花はまだですが自生場所へ案内しました。久々に花仲間との観察は楽しい一日でした。
カキラン 陽が当たらないところのカキランはやや赤みがあるようです。









スズサイコ ボラ活の花友さんは目がよいので見つけました。私には見えませんでした。

ウツボグサ

オカトラノオ

オオバノトンボソウ 咲くまでには10日以上かかるかな・・・

キンランの果実

トサノクロムヨウランの新しい茎(ピンボケ写真です)

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一部のカキランの株は盛期を過ぎていましたが、全体的には丁度見頃でした。色鮮やかなカキランを愛でることができました。花友さんの一人は初めてカキランを見たので感激していました。この花友さんは植物画を描くことも趣味としており国立科学博物館主催の植物画コンクールに入選する腕前の持ち主です。是非、色鮮やかなカキランを描いて来年のコンクールに応募してほしいと思いました。
カキランの自生地に来て驚いたことは人が多かったことでした。これまで何年も来てますが多くても2~3人いるかどうかでしたが、今回は10数人はいました。コロナの自粛生活から解放されたためなのか、この自生地が有名になったのか分かりませんが、次から次へと人が訪れていました。
カキランの観察後は尾根歩きをしました。尾根にはオオバノトンボソウが多くありましたが、まだ花は咲いてなく蕾でした。途中、5人くらいのグループがいて何やら我々の行動を見ていました。そしてこのグループの前を通ったら、グループの一人の方が花友さんに向かって〇〇さんではないですかと声をかけてきました。なんと花友さんのボランティア活動(以下「ボラ活」という。)仲間の方でした。何しろ花友さんは複数の山でのボラ活をしていますので人脈が色々とおありです。
このグループの方たちは寄生植物を探していたそうで、我々も寄生植物を探しているのかと行動を見ていたとか。この周辺にはよく観察に来ているようでした。ここで花友さんの人脈発揮で、この周辺に自生し興味のあった3つの植物の自生地をお聞きしました。是非、花の時期に訪れたいと思います。情報をいただいたのでグループの方たちにはオオバノトンボソウの群生地を教えました。
オオバノトンボソウはどの株も花が咲くまでまだ時間がかかりそうでした。そして尾根を歩いているときに、二人の花友さんが横道に入ってからすぐに呼び戻されました。行ってみるとトサノクロムヨウランの殻が残っていて、その殻の根元には二つの茎が伸びていました。こんな状態の様子を見られたのは珍しいことでした。花友さんたちの眼力は凄いなと思いました。
下山してから植物画の花友さんが、ある自然公園に二週間前に行ったらオオバノトンボソウが今日見たのと同じようだったので、もしかしたら咲いているのではとの発言がありました。それは行かなければと自然公園に移動しました。オオバノトンボソウの個体数は多かったですが残念ながら咲いていませんでした。この自然公園にはある植物の変種があるのを知っていましたので、二人の花友さんに花はまだですが自生場所へ案内しました。久々に花仲間との観察は楽しい一日でした。
カキラン 陽が当たらないところのカキランはやや赤みがあるようです。









スズサイコ ボラ活の花友さんは目がよいので見つけました。私には見えませんでした。

ウツボグサ

オカトラノオ

オオバノトンボソウ 咲くまでには10日以上かかるかな・・・

キンランの果実

トサノクロムヨウランの新しい茎(ピンボケ写真です)

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5年待ちました ようやく咲きました 【2020/6月】
2015年6月5日、花友さんたちと花散策をしました。そのときに、ここが以前ムラサキムヨウランが出たところだと花友さんを案内したら、何とムラサキムヨウランが咲いていました。もうびっくりでした。以前に見たときは蕾から開きかけでした。その当時は土日だけの山歩き花観察だったので開花した姿の花は見逃してしまいました。ですから開いた姿のムラサキムヨウランに感激でした。
それから毎年、出ているかなと自生場所を確認してきました。今年は駄目だった・・・来年は・・・と思いながら5年たちました。そして今年、下見の第1回目は5月下旬でした。出てました。ムラサキムヨウランの株がついに出ました。1週間後の第2回目の下見では蕾の一つが大きくなっていて、まもなく咲きそうでした。そして観察日は4日後と決めました。
6月9日は東京でも30度を超す暑さとなりました。5年ぶりにムラサキムヨウランと再会しました。この5年間待ち続けたムラサキムヨウランと会えた嬉しさのためか撮った写真はピンボケや露出の不手際など、どうにもならないものばかりでした。他の花はそれなりに撮れていたのにムラサキムヨウランだけは興奮していたのかも・・・?
5年待ち続けたムラサキムヨウランに会えて満足な1日となり下山しました。高尾山口駅の売店が開いていましたので缶ビールを買い電車の中で一人乾杯をして帰りました。
ムラサキムヨウラン



ムヨウラン

ウメガサソウ

ヒトツボクロ


テイカカズラ

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それから毎年、出ているかなと自生場所を確認してきました。今年は駄目だった・・・来年は・・・と思いながら5年たちました。そして今年、下見の第1回目は5月下旬でした。出てました。ムラサキムヨウランの株がついに出ました。1週間後の第2回目の下見では蕾の一つが大きくなっていて、まもなく咲きそうでした。そして観察日は4日後と決めました。
6月9日は東京でも30度を超す暑さとなりました。5年ぶりにムラサキムヨウランと再会しました。この5年間待ち続けたムラサキムヨウランと会えた嬉しさのためか撮った写真はピンボケや露出の不手際など、どうにもならないものばかりでした。他の花はそれなりに撮れていたのにムラサキムヨウランだけは興奮していたのかも・・・?
5年待ち続けたムラサキムヨウランに会えて満足な1日となり下山しました。高尾山口駅の売店が開いていましたので缶ビールを買い電車の中で一人乾杯をして帰りました。
ムラサキムヨウラン



ムヨウラン

ウメガサソウ

ヒトツボクロ


テイカカズラ

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また来ました高尾山 【2020/6月】
富士山方面でも色々な花が咲いているだろうと思いますが、山梨県のHPを見ると6月18日までの新型コロナウイルスの感染拡大防止として、東京都などの在住者は観光・レジャーなどのため本県に来訪しないよう協力を要請しますと書かれていました。富士山方面に行かれないのなら東京都内の山しか・・・そうなるとまた高尾山へ。
3密を避けて電車のすいている時間帯に乗車して高尾山の花散策をしてきました。今回は次の次くらいに咲く植物が出ているかどうかの確認もしてきました。ツチアケビは確認できましたが、シロテンマは確認できませんでした。植物も毎年でてくるもの、数年おきのもの、忘れた頃にでてくるもの、色々あるので常に観察してないと見逃してしまうことになってしまいます。
サイハイランは終わりだと思っていましたが、綺麗に咲いた株がまだありました。ツレサギソウはもう終盤でしたが、上のほうの花はまだ何とか見れるものでした。1週間前のムヨウランは、まだ固い蕾で咲いていたのは1輪だけでしたが、もう見頃となっていました。
イナモリソウ、ホシザキイナモリソウ、ワニグチソウも咲いていました。花を愛でているときはコロナのことは忘れてしまいますが、下山すると感染予防のことが頭をよぎります。薬王院でコロナが早く終息をするように願いいたしました。
サイハイラン

ツレサギソウ

ムヨウラン

イナモリソウ

ホシザキイナモリソウ

ノイバラ

スイカズラ

ワニグチソウ

オカタツナミソウ

《番外編》
前を歩いていた方が停まり、動物がいますと教えてくれました。アナグマかな?

これも前を歩いていた方(上の方とは別の人)が教えてくれました。蛾だそうです。名前も教えてくれたのですが忘れてしまいましたが、野繭を作る蛾で羽化したばかりで羽を乾かしているところだそうです。

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3密を避けて電車のすいている時間帯に乗車して高尾山の花散策をしてきました。今回は次の次くらいに咲く植物が出ているかどうかの確認もしてきました。ツチアケビは確認できましたが、シロテンマは確認できませんでした。植物も毎年でてくるもの、数年おきのもの、忘れた頃にでてくるもの、色々あるので常に観察してないと見逃してしまうことになってしまいます。
サイハイランは終わりだと思っていましたが、綺麗に咲いた株がまだありました。ツレサギソウはもう終盤でしたが、上のほうの花はまだ何とか見れるものでした。1週間前のムヨウランは、まだ固い蕾で咲いていたのは1輪だけでしたが、もう見頃となっていました。
イナモリソウ、ホシザキイナモリソウ、ワニグチソウも咲いていました。花を愛でているときはコロナのことは忘れてしまいますが、下山すると感染予防のことが頭をよぎります。薬王院でコロナが早く終息をするように願いいたしました。
サイハイラン

ツレサギソウ

ムヨウラン

イナモリソウ

ホシザキイナモリソウ

ノイバラ

スイカズラ

ワニグチソウ

オカタツナミソウ

《番外編》
前を歩いていた方が停まり、動物がいますと教えてくれました。アナグマかな?

これも前を歩いていた方(上の方とは別の人)が教えてくれました。蛾だそうです。名前も教えてくれたのですが忘れてしまいましたが、野繭を作る蛾で羽化したばかりで羽を乾かしているところだそうです。

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