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山に咲く花を愛でるために山歩きをし、その花の写真を撮っています。

 40年前の雲取山の花々  

2017年は雲取山の標高が2017メートルなので多くの登山者が登ったのかと思います。初めて雲取山に鴨沢から登った方で、夏でしたらブナ坂から雲取山の山頂までマルバダケブキの花が咲いていて、黄色の花を見て綺麗だなと思った方がいたと思います。

10月だったと思いますが、NHKのBSで山の番組が放映されていました。その中で三条の湯(山小屋)でタレント?の方が小屋の手伝いを経験する内容だったかと思いました。小屋の管理人が鹿を銃で射止めるシーンもありました。鹿が増えていることを伝えていましたが、そのときに鹿が増える前の雲取山の山頂付近だと思いますがヤナギランの花が咲いている頃と最近の写真を対比してTV画面に映し出されていました。

その映像を見たときに、あの頃は雲取山の亜高山植物のお花畑は見事だったなと思い浮かびました。1975年から2010年まで雲取山の近くの山小屋に35年間、転勤時と体調不良時を除いて、ほぼ毎月通っていました。北アルプスや南アルプスには7月に行き、8月上旬は雲取山に行き小屋に2泊して中日は一日お花畑でのんびりしていた時期もありました。そんなお花畑も鹿の増加で年々消えて行く様子を見てきました。そして残ったのは鹿も食べないマルバダケブキだけになってしまいました。

昔に撮った花の写真のネガを探しましたが、たくさん撮ったはずなのに3本しか見つけられませんでした。ヨドバシカメラでデジタル化にしてもらいましたので、40年前頃の雲取山とその周辺の花々をご紹介いたします。鹿の食害と盗掘によって今では見られなくなった花々です。鹿の食害がいかにひどいのかを知っていただけたら幸いです。
(ネガの経年劣化により色は鮮明ではありません)


お花畑    奥多摩小屋手前のヘリポート付近の南側斜面のお花畑
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お花畑    オオバギボウシ、シモツケソウ、ウスユキソウなどが咲いていました。
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お花畑    ヤナギランも咲いていた、オオバギボウシも咲いていた。もう夢物語になってしまいました。
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お花畑    シシウドもヤナギランと一緒に咲いていました。
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ヤナギランの群生   石尾根の夏はヤナギランがいたるところに咲いていました。
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ヤナギランの群生
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ヤナギラン   このヤナギランは雲取山の山頂に咲いていたものです。
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コオニユリ   石尾根の草原に点々と咲いていました。
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クガイソウ   紫色のきれいな花でした。
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コウリンカ
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マルバダケブキ   この当時にもありましたが、所々に咲いているという感じでした。この花が今では主役となりました。
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ニッコウキスゲ    なぜかニッコウキスゲが咲いた年がありました。誰かが持ち込んだのでしょう。翌年からありませんでした。
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ヤマオダマキ    雲取山では2種類のヤマオダマキがありました。こちらは萼片が茶色です。
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ヤマオダマキ    こちらのヤマオダマキは萼片が花弁と同じく黄色です。
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ツリガネニンジン
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シモツケソウ
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シモツケ
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キオン
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トモエシオガマ
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ウスユキソウ
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ハナイカリ
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オオバギボウシ
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オオバギボウシとマルバダケブキ
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オカトラノオ
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フシグロセンノウ
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レンゲショウマ   ブナ坂の手前の登山道沿いに毎年咲いていましたが、盗掘に遭いなくなりました。
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トモエソウ   七ッ石山の山頂に咲いていましたが、早い時期に鹿に食べられなくなりました。
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シシウド
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シシウド   背景の山は七ッ石山
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シシウド
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アツモリソウ   かつては石尾根の草原には至る所に咲いていました。この花は鹿ではなく人間が盗掘して無くなりました。
千本ツツジに咲いていたアツモリソウです。
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昭和57年に某大学教授の「奥多摩の花」が発行され、アツモリソウの解説で「鷹ノ巣山の南斜面のものである」と書いてありましたので、まず鷹ノ巣山のアツモリソウがなくなり、次に千本ツツジのアツモリソウが消え、ブナ坂の斜面の下に咲いていたのは見つけられないだろうと思っていましたが、プロの盗掘屋なのか、そこも見つけて無くなりました。昭和61年には石尾根からアツモリソウはおそらくすべて無くなったのではないかと思われます。
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ブナ坂の南斜面に咲いていたアツモリソウ
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2009年8月、今から8年前の七ッ石山の山頂付近のマルバダケブキの花です。
下草も生えないし、マルバダケブキしかありません。七ッ石山から雲取山までそんな感じでした。
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2017-12-18 : 奥多摩 : コメント : 1 : トラックバック : 0
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2017-12-25 21:26 : : 編集
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