色鮮やかなカキランを愛でる 【2020/6月】
この春先からは3密などのコロナ対策として一人で花の観察をしていましたが、久々に二人の花友さんたちとご一緒にカキランの観察に行ってきました。当然、マスクをしての観察でした。
一部のカキランの株は盛期を過ぎていましたが、全体的には丁度見頃でした。色鮮やかなカキランを愛でることができました。花友さんの一人は初めてカキランを見たので感激していました。この花友さんは植物画を描くことも趣味としており国立科学博物館主催の植物画コンクールに入選する腕前の持ち主です。是非、色鮮やかなカキランを描いて来年のコンクールに応募してほしいと思いました。
カキランの自生地に来て驚いたことは人が多かったことでした。これまで何年も来てますが多くても2~3人いるかどうかでしたが、今回は10数人はいました。コロナの自粛生活から解放されたためなのか、この自生地が有名になったのか分かりませんが、次から次へと人が訪れていました。
カキランの観察後は尾根歩きをしました。尾根にはオオバノトンボソウが多くありましたが、まだ花は咲いてなく蕾でした。途中、5人くらいのグループがいて何やら我々の行動を見ていました。そしてこのグループの前を通ったら、グループの一人の方が花友さんに向かって〇〇さんではないですかと声をかけてきました。なんと花友さんのボランティア活動(以下「ボラ活」という。)仲間の方でした。何しろ花友さんは複数の山でのボラ活をしていますので人脈が色々とおありです。
このグループの方たちは寄生植物を探していたそうで、我々も寄生植物を探しているのかと行動を見ていたとか。この周辺にはよく観察に来ているようでした。ここで花友さんの人脈発揮で、この周辺に自生し興味のあった3つの植物の自生地をお聞きしました。是非、花の時期に訪れたいと思います。情報をいただいたのでグループの方たちにはオオバノトンボソウの群生地を教えました。
オオバノトンボソウはどの株も花が咲くまでまだ時間がかかりそうでした。そして尾根を歩いているときに、二人の花友さんが横道に入ってからすぐに呼び戻されました。行ってみるとトサノクロムヨウランの殻が残っていて、その殻の根元には二つの茎が伸びていました。こんな状態の様子を見られたのは珍しいことでした。花友さんたちの眼力は凄いなと思いました。
下山してから植物画の花友さんが、ある自然公園に二週間前に行ったらオオバノトンボソウが今日見たのと同じようだったので、もしかしたら咲いているのではとの発言がありました。それは行かなければと自然公園に移動しました。オオバノトンボソウの個体数は多かったですが残念ながら咲いていませんでした。この自然公園にはある植物の変種があるのを知っていましたので、二人の花友さんに花はまだですが自生場所へ案内しました。久々に花仲間との観察は楽しい一日でした。
カキラン 陽が当たらないところのカキランはやや赤みがあるようです。









スズサイコ ボラ活の花友さんは目がよいので見つけました。私には見えませんでした。

ウツボグサ

オカトラノオ

オオバノトンボソウ 咲くまでには10日以上かかるかな・・・

キンランの果実

トサノクロムヨウランの新しい茎(ピンボケ写真です)

当ブログに訪問していただきましてありがとうございます。
一部のカキランの株は盛期を過ぎていましたが、全体的には丁度見頃でした。色鮮やかなカキランを愛でることができました。花友さんの一人は初めてカキランを見たので感激していました。この花友さんは植物画を描くことも趣味としており国立科学博物館主催の植物画コンクールに入選する腕前の持ち主です。是非、色鮮やかなカキランを描いて来年のコンクールに応募してほしいと思いました。
カキランの自生地に来て驚いたことは人が多かったことでした。これまで何年も来てますが多くても2~3人いるかどうかでしたが、今回は10数人はいました。コロナの自粛生活から解放されたためなのか、この自生地が有名になったのか分かりませんが、次から次へと人が訪れていました。
カキランの観察後は尾根歩きをしました。尾根にはオオバノトンボソウが多くありましたが、まだ花は咲いてなく蕾でした。途中、5人くらいのグループがいて何やら我々の行動を見ていました。そしてこのグループの前を通ったら、グループの一人の方が花友さんに向かって〇〇さんではないですかと声をかけてきました。なんと花友さんのボランティア活動(以下「ボラ活」という。)仲間の方でした。何しろ花友さんは複数の山でのボラ活をしていますので人脈が色々とおありです。
このグループの方たちは寄生植物を探していたそうで、我々も寄生植物を探しているのかと行動を見ていたとか。この周辺にはよく観察に来ているようでした。ここで花友さんの人脈発揮で、この周辺に自生し興味のあった3つの植物の自生地をお聞きしました。是非、花の時期に訪れたいと思います。情報をいただいたのでグループの方たちにはオオバノトンボソウの群生地を教えました。
オオバノトンボソウはどの株も花が咲くまでまだ時間がかかりそうでした。そして尾根を歩いているときに、二人の花友さんが横道に入ってからすぐに呼び戻されました。行ってみるとトサノクロムヨウランの殻が残っていて、その殻の根元には二つの茎が伸びていました。こんな状態の様子を見られたのは珍しいことでした。花友さんたちの眼力は凄いなと思いました。
下山してから植物画の花友さんが、ある自然公園に二週間前に行ったらオオバノトンボソウが今日見たのと同じようだったので、もしかしたら咲いているのではとの発言がありました。それは行かなければと自然公園に移動しました。オオバノトンボソウの個体数は多かったですが残念ながら咲いていませんでした。この自然公園にはある植物の変種があるのを知っていましたので、二人の花友さんに花はまだですが自生場所へ案内しました。久々に花仲間との観察は楽しい一日でした。
カキラン 陽が当たらないところのカキランはやや赤みがあるようです。









スズサイコ ボラ活の花友さんは目がよいので見つけました。私には見えませんでした。

ウツボグサ

オカトラノオ

オオバノトンボソウ 咲くまでには10日以上かかるかな・・・

キンランの果実

トサノクロムヨウランの新しい茎(ピンボケ写真です)

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