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山に咲く花を愛でるために山歩きをし、その花の写真を撮っています。

ラン科植物の自生地めぐり 【2020/8月】

8月も半ばを過ぎていますが暑い日が続いています。東京より標高の高いところで涼みがてらにランの観察をしたいなと思いましたが5カ所を回るには公共交通では無理なので花友さんにお願いして車でのランめぐりをしてきました。

ランと言っても希少種ではなく、一般的に見られるランです。まず1か所目はトンボソウの群生地です。登山道の両側数百メートルにわたりトンボソウがあります。ちょうど見ごろになったトンボソウとご対面ができました。

2か所目はハクウンランとヤクシマヒメアリドオシランの自生地に行きましたが、なんと一株もありませんでした。周りの樹木が伐採された影響なのか自生地域から周辺まで広げて探索しましたが空振りとなりました。

3か所目はアオフタバランの大群生地に行きました。このアオフタバランの中にタカネフタバランがあるという情報を得ましたので探しました。アオフタバランの葉は地面すれすれですが、タカネフタバランは地面から離れている特徴かあるので、それを目当てに探しましたが、それらしき個体もありましたが葉の模様や花弁の形からタカネフタバランだという確証は得られませんでした。この場所はミヤマウズラも結構ありましたがハクウンランはどういうわけかありませんでした。自生地から山道を戻るときに花友さんが脇道にもアオフタバランが咲いているのを見つけ、更に奥に入るとハクウンランが何株も花を咲かせていました。

4か所目はジンバイソウ、ミヤマウズラ、ハクウンランの自生地です。ジンバイソウの多さはピカ一ですが蕾の株ばかりでした。それでも咲いているのがないかと探索したら、咲いて見頃の株がありました。ミヤマウズラは咲き終わりから、これから咲くのまで色々でした。ハクウンランはいくら探してもありませんでした。

最後の5か所目は着生ランがお目当てでしたが残念ながらありませんでした。この日のために買った?1200ミリまで撮れるコンデジが使えると思っていたのに空振りでした。

東京に比べて涼しい樹林帯の中でのラン観察は愛でることができないものもありましたが満足した1日でした。高尾にもアオフタバランやミヤマウズラがありますが僅か数株。この日訪れた場所では足の踏み場もないようなアオフタバラン、少し歩けばここにも、あそこにもミヤマウズラがあるというところも。場所によってこんなに違うんだなと思い知らされました。


ハクウンラン     今年は何故か例年咲いている場所に出ていない状況でした。
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アオフタバラン      アオフタバランの群生地にあるはずのタカネフタバランは見つけられませんでした。    
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ミヤマウズラ     3か所目に咲いていたミヤマウズラは白い花です。
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こちらのミヤマウズラは4か所目のですが、ややピンクがかっています。
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トンボソウ      唇弁がT字形です。
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ジンバイソウ     このような蕾の株ばかりでした。この写真はピンボケでした。
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ようやく咲いた株を見つけました。距は下方に垂れます。
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ツルリンドウ       今シーズン御岳山に次いで2回目のご対面です。
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キバナアキギリ     まだ新しい花なのか黄色が綺麗でした。
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2020-08-20 : 未分類 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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御岳山で清流涼風のひととき 【2020/8月】

暑い日が続きます。そろそろ御岳山のレンゲショウマが気になりましたので出かけてきました。土曜日なので人でも多く、ちょつと心配しつつコロナには十分注意しての行動をとりました。

七代ノ滝へと行く入口に茶屋がありますが、まだ営業はしていませんでしたので缶ビールを買うことができませんでした。七代ノ滝付近やロックガーデンのタマガワホトトギスは見頃でした。イワタバコはもう終わっていました。鉄の梯子の近くでツルリンドウがもう咲いていました。ロックガーデンの沢沿いを歩くのも休むのも涼しくてとても気持ちがよかったです。天然クーラーは最高でした。ずっとここにいたいくらいです。本当は沢で缶ビールを冷やして飲みたかったのですができませんでした。

綾広ノ滝から尾根道に出て少し歩くと水場があります。冷たい水で顔を洗い、冷たい天然ミネラルウォーター?を飲んで一息入れました。なだらかな登山道なのでのんびり歩きます。キバナアキギリ、マツカゼソウなどが咲いていました。七代ノ滝への入口の茶屋は営業を開始していましたので缶ビールを購入しここで昼食。

その後はレンゲショウマの群生地へ。そんなに人もいませんでした。まだ咲いているのも少ないような感じがしました。来週半ば過ぎが見頃になるのかな?と思いました。歩くのは止めてケーブルカーで下り、バスに乗り御嶽駅へ。バスを降りたら灼熱地獄の世界。山の上とこんなに温度差があるのかと思う感じでした。観光協会の売店で冷えた缶ビールを買い喉を潤し帰途につきました。


レンゲショウマ
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タマガワホトトギス
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ツルリンドウ
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キバナアキギリ
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マツカゼソウ
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ヤマジノホトトギス
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ヒヨドリバナ
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トチバニンジンの実
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ナガバノコウヤボウキ
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ソバナ
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トリカブト
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2020-08-16 : 奥多摩 : コメント : 1 : トラックバック : 0
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盛夏 入笠山の花々 【2020/8月】 

入笠山に初めて登ったのは冬山でした。学友と積雪が腰まである中を歩き、今は廃業となってありませんが鈴蘭小屋に泊まり、入笠湿原がスキー場だったので貸しスキーで遊びました。それから長いこと訪れませんでしたが、ある時期の夏前に体調を崩し医者通いが続き泊りがけの登山はできない年がありました。山の花が見たいと簡単に行けるところがないかと探したら入笠山がありました。

当時、入笠山には夏の期間だけ登山バスが出ていました。バスに乗って行きお花畑で花を愛で楽しみました。ゴンドラができてから登山バスは廃止になりました。その頃は日本鹿もいないので防鹿ネットなどありませんでした。入笠湿原にはキャンプ場もありました。今の光景とは大きく異なっています。

そして現在の入笠山の花々は防鹿ネットに囲まれた湿原や花畑で咲いています。全国各地の山で日本鹿による食害で花々が消えています。防鹿ネットで囲まれた中では消えた花も復活しているところもあるようです。日本鹿を減らさない限り防鹿ネットで植物を守っていくしかありません。

入笠山はスズランの群生地として有名ですが、盛夏に咲くヤナギラン、コバギホウシ、コオニユリ、シモツケ、サワギキョウなど色とりどりの花に出会えました。若い時と違い足が弱ってきた者にとって楽にお花が愛でられる山があるのは嬉しいことです。

盛夏 入笠山に咲く花々は、入笠湿原と入笠花畑で撮りました。花の写真は前回のブログ続きになります。


ヤナギラン    かつては雲取山、大菩薩などにヤナギランのお花畑がありましたが鹿に食われ絶滅してしまいました。
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入笠山のヤナギランは防鹿ネットの中なので、いつまでも咲き誇ってほしいです。
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コバギボウシ     紫色の花が夏の太陽を浴びて元気に咲いています。
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コバギボウシ(白花)
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サワギキョウ    青紫色の派手な色の花です。
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エゾカワラナデシコ      優しいピンクの花です。
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アカバナ    名は葉が紅葉して赤くなることに由来しているそうです。ここには葉の細いものと二種類あるそうです。
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シモツケ     夏の太陽と同じ赤く燃えて咲いています。
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オミナエシ        秋の七草の一つです。この花を見ると秋が近づいてきたのかなと感じます。
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オトコエシ     オミナエシに姿、形は似ていますが花は白色。     
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エゾリンドウ     葉の上部に花を付けますが、開花には少し早かったようです。
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ツリガネニンジン    茎の周りに釣鐘状の花を多数付けます。
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ウメバチソウ
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クサレダマ    入笠湿原のこの時期の花では主役のようでした。
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マツムシソウ     高原の花というイメージがあります。
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2020-08-09 : 南アルプス・南アルプス山系 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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夏・山・花 ハクサンフウロ 【2020/8月】

毎年1月になるとその年の山行計画を立てます。このところ夏山では高い山に登っていないので今年こそはと思っていましたがコロナと長梅雨のため行くことができませんでした。そして夏になるとハクサンフウロの花に会いたくなります。この2年は会っていませんでした。

久々に会いたいと簡単に行ける入笠山に出かけました。3密から列車に乗ることに少し抵抗がありましたが、何と特急あずさは往復ともガラガラでした。入笠山の亜高山植物の花々はきれいに咲いていました。そしてお目当てのハクサンフウロともご対面しました。ハクサンフウロは高山・亜高山植物の花の中で一番好きな花でした。

ハクサンフウロとの出会いは山登りを初めて2年目の夏に、まだビーナスラインもない霧ケ峰から蓼科山に学友らと行ったときでした。その時は花の種類が多くて花の名前を覚えるのが精いっぱいで、まだハクサンフウロに対する特別な印象はありませんでした。3年目の夏は単独で中央アルプスの縦走をしましたが多くの高山植物を見た記憶があるもののハクサンフウロはその中には入っていませんでした。

そして4年目の夏に南アルプス北岳に登りました。キスリングが全盛の時代でした。甲府からのバスは人だけ、キスリングなどのザックはトラックで運ぶという時代でした。ガスと強風で何も見えず北岳の山頂を踏んだだけの登山でした。高山植物もたくさん咲いていたはずですが、一つの花を除いてまったく花の記憶がありません。歩くので精いっぱいだったのかと思います。その一つ覚えていたのがハクサンフウロでした。草すべりを下山しているときに登山道脇にピンクの花がかたまって咲いていました。なんて可憐な花なんだろうと強風に揺れる花をしゃがみ込んで眺めていました。

登山を始めたときから植物には興味を持っていました。そして高い山に登れるようになったらクロユリとコマクサを見たいと思いました。そして夏山を重ねるうちにクロユリもコマクサも会いましたが高嶺の花でした。とても好きな花にはなれませんでした。ところがハクサンフウロは高い山から高原まで咲いていて、何か庶民的というか親しみの持てる花かと思っています。だから好きな花になったのかと思います。なお伊吹山で愛でたイブキフウロもお気に入りの花です。


ハクサンフウロ     久々にお会いでき夏山だなと感じました。
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コオニユリ
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レンゲショウマ
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シシウド
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ヤマオダマキ      ゴンドラの乗車チケットを買うと「入笠に咲く花」をくれます。それにはキバナノヤマオダマキと出てます。
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手持ちの図鑑にを見たらヤマオダマキをキバナノヤマオダマキと別にしているもの、一緒にしているもの図鑑により様々でした。
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ノハナショウブ      まだ咲き残りがありました。
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クガイソウ       蝶が停まっていました。
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ハンゴンソウ
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サワギク
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アキノキリンソウ
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キリンソウ
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シナノオトギリ
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ヒヨドリバナ
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カラマツソウ
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ノコギリソウ
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チダケサシ
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ワレモコウ       トンボが停まっていました。
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花の種類が多いので二回に分け、残りは次回に掲載します。
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2020-08-08 : 南アルプス・南アルプス山系 : コメント : 1 : トラックバック : 0
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神秘な花 魅せられて 【2020/8月】

その花は薄暗い林の中に咲いていました。背萼片と側花弁は淡い黄褐色で、その部分だけを見ると地味な花に見えてしまいます。薄暗い林の中では目立ちません。まるで薄暗さと同化しているようです。

茎は黒いですが、この花の唇弁は白色で、そしてその先は紫色を帯びています。この唇弁の紫色を見れば見るほどに神秘的な花に思えます。その花の名前はトサノクロムヨウランと申します。

昨年までは東京西部の里山でトサノクロムヨウランを愛でていましたが、今年は東京南部の里山に鞍替えしました。開花時期も半月早くなりました。数年前まではクロムヨウランという名前でしたが、本来のクロムヨウランは自家受粉して花は咲かないとのことで、クロムヨウランの頭に「トサノ」が付いてしまいました。

トサノが付いても神秘的な花はそのままです。愛でれば愛でるほど美しく、そして魅せられてしまいます。


トサノクロムヨウラン
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